空腹感と吐き気が同時に起こる原因は?症状が続く場合は要注意!

空腹時の吐き気の原因


お腹に何か入っている状態の時はそれほど気にならないが、お腹が空いてくると吐き気がする何とも言えない気持ち悪さに頭を抱えている方はいませんか?

特に朝の寝起きなどは、お腹が空の状態ですので、朝起きていきなり気持ち悪いと言うある意味最悪な目覚めです。

そこで、今回の記事では空腹感と吐き気が起こる原因について解説していきます。

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消化のメカニズム

まずは、消化のメカニズムを説明していきます。

  • 食べ物を口にすると唾液などで細かく刻まれ、咽頭から食道に運ばれる。

  • 食道から胃へ送るために、括約筋が緩み刻まれた食べ物を、蠕動運動をしながら胃まで運んでくれる。
この様な感じで、胃まで食べ物が到達します。

その際には、食べ物を口に入れた時点で、味覚や嗅覚が刺激によって大脳中枢へ「食べ物が入りました。消化してください」と指令を送り、胃につながっている迷走神経に伝える。

迷走神経は「食べ物が入ってきますよ!分泌物を生成してください」と壁細胞に伝え胃酸を分泌する。

胃は食べ物が胃に入ってくると、迷走神経やガストリンを分泌して、壁細胞が胃酸を分泌する。

それから胃液と混ざって消化された内容物は、一二指腸細胞の刺激によって、セクレチンなどの分泌をして、膵液や胆汁分泌を促進して、もうあまり必要ではなくいなった胃酸を今度は抑制したり中和したりする。

などが、行われています。


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胃の粘膜の働き

空腹時の吐き気の原因


次に胃の粘膜の働きを見ていきます。

胃は迷走神経やガストリン刺激によって、胃酸やペプシノーゲンを分泌します。

これによって、刻まれていた食べ物は胃や一二指腸で粥状にドロドロになり、消化、吸収されます。


胃液は、一日に2リットル位分泌され、そのほとんどが胃酸です。

胃粘膜で分泌された胃酸は殺菌作用があり、食べ物を消化するために分泌された大切な物質であり、ミキサー機能を持っているのです。

そんな胃酸も体調の変化や、何かの刺激で病気を引き起こす悪い物質へと変わることがあります。

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空腹時の吐き気の原因は?

空腹なのに、吐き気がして食欲がない場合に考えれれる疾患としては、胃酸過多、ストレス、生理前、妊娠悪阻、低血糖、急性胃炎、薬による副作用、逆流性食道炎などが考えれます。

この場合、胃痛を伴う場合と胃痛を伴わない場合があります。

胃痛を伴う場合
この場合考えられる疾患は、胃酸過多、胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍、一二指腸潰瘍、胃癌、ストレスなどがあります。

胃痛を伴わない場合
この場合は、メニエール、片頭痛、腎不全、糖尿病、食物アレルギー、胆石、脳梗塞、くも膜下出血、脳腫瘍、アルコール性肝障害、生理前、つわり、肝硬変、膵炎などが考えられます。


それでは、代表的な疾患について少し詳しく見ていきます。

胃酸過多

空腹時の吐き気の原因


胃痛、胃もたれ、胸焼け、吐き気、ゲップ、口臭がするなどの症状が現れます。

症状が悪化すると重大な病気になります。


ストレス、カフェインやアルコールの過剰摂取、ピロリ菌によるガストリンの過剰分泌、食べ過ぎなどが主な原因です。


また、日常決まった時間に食事をとっていると、その時間になったら、胃酸が出るようになっているので、食事時間が異なる時にだけ見られることもあります。


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逆流性食道炎

胸焼け、胃痛、喉、食道あたりがつかえた感じがする。酸っぱい胃液がこみ上げてくる。 声嗄れなどの症状があります。


胃酸過多、食道と胃の入り口(噴門部)にある下部食道括約筋の機能低下、肥満、円背、姿勢不良で胃部を圧迫して逆流する、ピロリ菌の影響などが原因として考えられます。


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一二指腸潰瘍

空腹時にみぞおちに痛があり、食事をするとみぞおちの痛は治るのが特徴的で胸焼け、吐き気、吐血、下血などの症状も考えれれます。


疲労、ストレス、喫煙、アルコールの過剰摂取、細菌感染などが原因として考えられます。

食物の分解酵素である塩酸とペプシンが、一二指腸の粘膜を攻撃して粘膜の傷を傷つけている状態です。


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低血糖

手が震える、動悸、頻脈、発汗、顔面増白、意識がぼんやりする、意識消失、今現在の状況がわからなくなる、かすみ目、眠気、生あくび、痙攣などの症状がある場合はこの疾患の可能性があります。


低血糖の場合特に注意が必要な人は

糖尿病と診断されている方

  • 血糖コントロールができていないか、血糖の薬を多く飲み過ぎていたり、インスリン量を間違えていたり、食事が取れていないのに血糖の治療薬を使用した場合。

  • 糖尿病の方の血糖コントロールは食事や薬だけではなく、全身の状態が悪化するとコントロールができなくなります。

  • 低血糖が起こったら医師に報告してください。


妊娠糖尿病
妊娠中だけ一時的に高血糖になる場合もあります。「妊娠糖尿病」です。

お腹の赤ちゃんはブドウ糖を優先的に供給します、赤ちゃんがちゃんと栄養を取れるように、糖分を下げるインスリンの機能を抑えるようになります。


妊娠前はインスリンを作るのに刺激を与え、インスリンを作り出しているホルモンは卵巣から作られるようになるからでもあります。

妊娠前、糖尿病と診断されたことがなくても、赤ちゃんの影響だけではなく、母体本来の遺伝や肥満、妊娠中の過食が原因の場合があります。

また、血圧もホルモンと関係がありますので、血圧にも注意しましょう。


もしも妊娠中に糖尿病になったとしても、産後胎盤が出てしまえば通常、血糖値は正常値に戻ります。


低血糖症状が起きたら、すぐにブドウ糖を服用しましょう。意識不明瞭の状態ですから動かないようにしてください。

妊娠中発症した時は、産婦人科医と相談しながら治療をしましょう。

特に寝起きに吐き気がある疾患は?

朝起きた瞬間に吐き気がある場合は、二日酔い、前日の食べ過ぎによるもの、寝不足、逆流性食道炎、一二指腸潰瘍、胃炎、眼精疲労、片頭痛、低血糖、つわりなどが原因として考えられます。

これらは

  • 二日酔いや食べ過ぎは、取り過ぎないようにしてください。

  • つわりは赤ちゃんをお腹の中で育てている過程ですから、点滴などをしながら赤ちゃんの人体構造の手助けをしましょう。

  • 眼精疲労は、目を休めながらビタミン剤など目に良いものを摂取しましょう。


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まとめ

今回は消化器のうち食道から一二指腸潰瘍までの疾患を主にご紹介させていただきました。

「吐き気がする」この時点で何かの信号です。


脳梗塞、くも膜下出血などと「起床時の吐き気」との関連はあまりないかもしれませんが、否定もできませんので脳外科受診してください。

一時的に過食をしただけなら問題ありませんが、過食をしなければ満腹にならないようであれば、心療内科をおすすめします。

消化器はとてもナイーブな機関です。

それはセロトニンという物質の存在かもしれません。心を穏やかにし、止血し、痛みを和らげた、消化機能を手助けしてくれます。セロトニンは、その90%が消化器にあります。

セロトニンの手助けを無駄にしないよう私たちも協力して、自分の体を労りましょう。

規則正しい生活習慣、それが優先順位です。

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