鎖骨の上が痛い原因は喉?2つの病気と治療法を解説!

鎖骨の上が痛い理由


みなさんは鎖骨の上や周辺に痛みを感じたことがありますか?

肩こりではと思い放置している人もいるかもしれません。しかし、痛みを引き起こす原因は鎖骨や肩関節などの整形外科的な病気のほか、のどの病気が痛みを引き起こしていることもあります。

この記事では主に「亜急性甲状腺炎」と「胸郭出口症候群」の2つの病気に焦点を当て、原因や治療法について説明していきたいと思います。

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亜急性甲状腺炎について

甲状腺はのどぼとけの下にあって、ちょうが羽を広げたような形をしています。

甲状腺は新陳代謝を促す甲状腺ホルモンを分泌しています。よく知られている甲状腺の病気に「バセドウ病」があります。

しかしバセドウ病は甲状腺が腫れても痛みはないことがほとんどです。痛みを引きおこす疾患として考えられる、一つ目は亜急性甲状腺炎です。

以下に、詳しく見ていきます。

原因・症状

亜急性甲状腺炎はウイルスによるものといわれていますが、原因ははっきりとしていません。

40~50歳代の女性に多く発症します。

甲状腺が炎症をおこし硬くしこりのように腫れます。同時に痛みと発熱などの症状が現れます。比較的痛みは強い場合が多く、首だけでなく耳の裏や奥歯の痛みとして感じることもあります。


炎症の影響で甲状腺ホルモンの分泌が多くなり、動機や息切れ、発汗などバセドウ病と同様の症状が出ますが一時的です。

病気は1~2ヶ月ほどで自然と治っていきますが、甲状腺の機能が回復するまで時間を要します。これは炎症により甲状腺が破壊され、ホルモンの分泌が低下するためです。

治療について

鎖骨の上が痛い理由


副腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)が効果があります。

内服を開始すると1~2日で痛みや発熱が落ち着きます。しかし服薬を中止すると炎症が再燃してしまうため、時間をかけて治療します。決して自己判断で治療を中断してはいけません。

一時的に甲状腺ホルモンの分泌量が増えバセドウ病と同じような症状が出ますが、バセドウ病で使用する薬は効果がありません。


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胸郭出口症候群について

胸郭出口症候群とは、鎖骨の周辺で腕や手、指先に行く神経の束と血管が圧迫されることにより、肩周辺や腕などに痛みやしびれが起こる病気です。

症状について

吊革につかまるような腕を上げる動きで肩甲骨周辺や肩に痛みが出たり、腕にしびれを感じます。

また、手の小指側にチクチクと刺すような痛みやしびれを感じたり、手の握力低下などの症状が現れます。

鎖骨下の血管が圧迫されると血行不良になり皮膚の色に変化が生じます。

診断について

実施すると特徴的な症状が出る「誘発テスト」を行います。

鎖骨の上を指で圧迫すると痛みやしびれが出るテストや、肩をあげて後ろへそらせると手首の脈が触れなくなるテストなどのいくつかがあります。

加えて、MRIなどの検査で診断します。

治療について

鎖骨の上が痛い理由


症状が出やすい動作を行わないようにし、痛み止めを使用します。症状が重いときは手術を行う場合もあります。


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その他

上に示した2つの病気の他にもさまざまな病気があります。

痛みの原因が肩こりによるものの場合もありますが、中には「リンパ腫」のように治療を要する病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。

痛みの他に熱や腫れなどの症状が出た場合は早めに受診しましょう。

また、肩こりの改善のためストレッチや適度な運動行うことも大切です。


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まとめ

鎖骨周辺や首の痛みは、「肩こり」や筋肉の痛みなどと思われ見逃されがちです。

しかし中には治療を必要とする病気が原因となっていることも少なくありません。

病気を初期の段階で見つけることで、治療につながり病気が悪化するのを防ぐだけでなく、治療期間を短くすることも期待できます。そのためには、病気についての知識を持ち早めに受診することが大切です。

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