高山病になりやすい人の特徴は?原因や予防法も気になる!

ハイキング


春や夏になり、気温が上がってくると、ハイキングや山登りに出かける方も多いと思います。

高くない山であればあまり気にすることはありませんが、富士山などの高い山では高山病が心配の種となります。

せっかくの楽しい山登りが台無しになってしまってはもったいないので、この記事では高山病になりやすい人と予防方法についてご紹介いたします。

そもそも高山病とは?

最近になって山登りを始めた方もいらっしゃると思うので、高山病そのものについて少し解説します。

普段私たちが生活している空気の中には生きていくのに必須の酸素が約20%含まれています。

ですが、高い山では気圧が下がり、酸素の量も減ってしまいます。


体が必要とする酸素に対して、取り入れることができる酸素が少ない状態になりますので酸欠状態になります。

この酸欠によって頭痛やめまい、吐き気を起こしている状態を高山病と呼んでいます。

二日酔いの状態にも似ているので山酔いと呼ぶ人もいます。

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高山病になりやすい人の特徴は?

高山病になりやすい人は、その原因を考えると「酸素をうまく取り入れることが出来ない人」ということになります。

どういうことかというと、心肺機能はもちろんのこと、血液の中のヘモグロビン」という物質が関係しているということです。


ヘモグロビンは肺で酸素を受け取り、血液に乗って全身に回り酸素をそれぞれの臓器や組織に配る働きをしています。

このヘモグロビンの量が少ないと同じ量の空気を吸っても酸素を効率よく摂取することができないので酸欠状態になってしまいます。

そして、ヘモグロビンが少ない人というのは、普段から貧血気味の人が多いです。

貧血にも様々な種類がありますが、いずれも身体の酸素不足を起こしているので、高山病と似たようなイメージになります。

貧血を起こしやすい人としては、男性よりも女性が多く、中でも生理が重い方は要注意だということになります。


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高山病にならないためには?

登山


高山病にならないためには、まず高所の酸素が薄い状態に身体を慣れさせることです。

人間の体は常に同じ状態というわけでなく、周囲の環境に合わせて調整をしています。

おそらく多くの方はある程度のところまで車などで登って、そこから山登りを開始すると思いますが、車で到着した後、しばらくの間ゆっくりして身体を慣れさせましょう。


また、登り始めにゆっくり登るというのも身体を慣れさせるという意味でポイントになっています。


そして、登っている最中は酸素をできるだけ多く取り入れ、無理しないことを心がけることです。

人間の肺は通常の呼吸では吸い込んだ空気を完全に吐き出してはいません。

つまり、普通の呼吸では1回の呼吸で取り入れられる酸素の量が少なくなってしまうということです。

そこで、意識的に息を吐き出し、大きく息を吸い込むことが大事になってきます。


また、高山病と貧血が似ているという話をしましたが、鉄分が足りていない状態だと貧血になる(鉄欠乏性貧血)ように、高山病にもなりやすくなってしまうので普段から意識してレバーなどの鉄分を多く含む食材を摂取することをおすすめします。

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高山病になってしまったら?

山登り


以上のような対策をとっても、その日の天候や同行者に合わせなければいけないという、焦りから高山病になってしまうことがあります。


そのような時には無理をしないで山を降りることを強く推奨します。

ここで山登りを続行してしまうと意識状態が悪くなり、脳浮腫(脳がむくむ)や肺水腫(肺が水浸しになる)といった非常に重症な病気になってしまい、下山できなくなったり同行者に多大な迷惑をかけてしまいます。


下山の際には1時間あたり200~400mlの水を少しずつ飲み、脱水状態にならないように心がけましょう。

これは汗による脱水を防ぐことが目的です。

また、可能であれば携帯用の酸素ボンベを使うことも良いです。ただ、病院の酸素マスクのように口の輪郭にぴっちり合わせて吸うと、それはそれで良くないので、注意しましょう。


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まとめ

さて、ここまで高山病になりやすい人とその対策、高山病になってしまった時の対処についてご紹介しましたが、今一度まとめてみましょう。


まず、高山病にかかりやすい人は普段から貧血を起こしやすい人で、そのような人に限らず高山病にならないためには到着後しばらくの間ゆっくりして高所に身体を慣れさせること、

登る時にはゆっくり、登り大きな呼吸を心がけること、

普段の食事から鉄分を多めに取ることを意識することを説明いたしました。


そして、もし高山病になってしまったら、無理せずに下山を始めること、ということでした。

また、登山時に大きな呼吸をすると申しましたが、これはいわゆる腹式呼吸をするということです。

腹式呼吸ではベルトをきつく締めていたりすると横隔膜の動きが制限されて十分に息を吸う事ができません。

さらに、標高の高いところでは気圧が低いので身体が少し膨らみます。ですので、登山の時にはベルトを普段よりも緩めにすることをおすすめします。

以上のことに気をつけて楽しい登山にしましょう。

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