骨盤の左側が痛い原因を解説!女性と男性で多少の違いも!

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骨盤や腰回りに、痛みを感じることはありませんか?

骨盤の中には腸や膀胱などや、女性であれば卵巣や子宮などの大切な臓器があります。男性であれば近くには前立腺や精嚢(せいのう)などがあります、これらの臓器の病気で骨盤に痛みが出る可能性もあります。

また、骨盤自体に問題がある場合もありますし、その周りの筋肉や関節に炎症がある場合もあります。

この記事では、特に左側に痛みを生じる病気には、どのようなものがあるのかを解説していきます。

骨盤の作りについて

骨盤は一つの骨ではなく、「仙骨」「恥骨」「坐骨」「腸骨」の4つの骨が集まって構成されています。

この4つの骨は、筋肉や靱帯でつながっています。

正常な骨盤は、逆三角の形をしていますが、様々な要因で骨盤が開いたりねじれたりします。すると形が崩れ、痛みや体の不調が出てくると言われています。

骨盤内にある臓器について

骨盤内臓器とは、骨盤の底の方にある臓器で、腹膜に覆われていない臓器の事を指します。

男女で共通している骨盤内臓器は、「膀胱」「尿道」「直腸」「肛門」があります。

男性のみにあるものは、「精巣」「前立腺」などがあります。

女性は、「卵巣」「卵管」「子宮」などがあります。

大腸や小腸の一部も骨盤の中にありますが、骨盤内臓器ではありません。


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骨盤の痛みが出る原因<整形的なもの>

骨盤は4つの骨と、それを支える筋肉と靱帯で成り立っています。

骨盤が痛いときに次のような原因が考えられます。

仙骨関節炎

骨盤がゆがんだりずれたりすることで、腰の周りに痛みが出ることがあります。骨盤のゆがみには、「反り尻」「左右に開いている」「ねじれ」の3種類があります。

このゆがみを引き起こす原因は、座ったり寝たりする姿勢や運動不足や肥満などが関係していると言われています。

骨盤のゆがみにより「仙骨関節炎」がおこることがあります。

仙骨関節は筋肉と靱帯で支えられているためとても不安定です。ここに負荷がかかることにより骨盤がゆがみ、痛みなどの症状が出やすくなるのです。

骨盤が開いたままになっている

女性


女性は妊娠・出産が原因で骨盤が開きやすくなります。

狭い産道を赤ちゃんが通過する時に、骨盤が開いて通りやすくするためです。

開いた骨盤は産後に自然と閉じていくのですが、閉じ切らずに開いたままになることがあります。開いたままだと腰まわりや足などにも痛みが出ることがあります。

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骨盤に痛みが出る原因<便秘によるもの>

下腹部の左側が痛む場合、「便秘」が考えられます。

消化された食べ物は、大腸を右から左へと進んでいきます。肛門の近くには「S状結腸」があります。この部分はS字に曲がっており、一時的に便をとどめておく場所となっています。

毎日排便があれば痛みは出ないのですが、便秘になり過剰にS状結腸に便が溜まると痛みが生じる場合があります。

日本人の大腸がんの約70%が、S状結腸と直腸に発生することがわかっています。

骨盤に痛みが出る原因<女性の場合>

女性特有の骨盤内臓器に、何らかの炎症や病気がおこることで痛みが生じることがあります。

卵巣

卵巣のう腫などで卵巣が腫れると、痛みが出ます。

左の卵巣に病気があると左の下腹部だけでなく、骨盤に痛みが出ることもあります。

卵巣が大きくなると「茎捻転」をおこすことがあります。

卵巣は靱帯で支えられているのですが、大きくなりすぎると支えきれなくなり、靱帯がねじれてしまうことにより強い痛みが生じます。


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子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮の内側にある内膜が別の場所にできることによりおこります。

これは卵巣や腹膜にできることもあります。月経周期により子宮内と同じように内膜が増殖してしまうのです。

子宮の中で増殖したものは、生理の時に排出されるのですが、別のところにある内膜の増殖したものは排出されず残ってしまうのです。

このため、生理周期とともに痛みが生じるのです。

子宮外妊娠

通常、受精卵は子宮内膜に着床し成長していきます。

しかし卵管などで着床してしまうことがあり、そこで成長すると狭い卵管が耐えきれなくなり、破裂することがあります。

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骨盤に痛みが出る原因<男性の場合>

男性特有の骨盤内臓器に、何らかの炎症や病気がおこることで痛みが生じることがあります。

前立腺や精嚢に細菌などが感染し、炎症がおこると下腹部や尿道に痛みが現れます。

治療せず放置すると、感染が広がり膀胱などにも炎症がおこることもあります。


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まとめ

骨盤は体を支える大切な部分ですが、4つの骨は靱帯と筋肉のみで支えられているため、姿勢などによりゆがみやすく、痛みなどが出やすい部分と言えます。


また、骨盤の中には様々な臓器が入っており、それらに病気や炎症や病気がおこることで、下腹部だけではなく骨盤にまで痛みが広がることも少なくありません。

痛みが続く場合は受診し、病気の有無を確かめておくことをお勧めします。

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