ネバネバした目やにが多い!黄色や黄緑になる原因を徹底解説!

目を触る男性


目やにとは、本来、目についたゴミや古くなった角膜や結膜の古い細胞を外へ排出してくれるものです。

朝起きた時などに見られる少量の目やには、体が正常な代謝活動をした結果の老廃物なのです。

しかし、朝起きた時に目も開けられない程の大量の目やにや、日中頻繁に出る目やにや、ネバネバとした目やに、黄色や黄緑と言った色のついた、目やにが出た場合その限りではありません。

ここでは目やにから知る病気のサインの原因と対処方を徹底解説していきます。

結膜炎について

目やにの異常の原因のほとんどが結膜炎によるものです。

結膜とはまぶたの裏と白目の表面を覆っている透明の粘膜で、外部からの細菌の侵入を防ぎ、まばたきを円滑に行う役割を持っています。

そこが何らかの原因で炎症を起こす事を結膜炎といいます。

結膜炎を引き起こす原因となるアレルギー物質やウイルス、細菌は目に様々な異常を引き起こしますが、その代表的なものとして目やにの異常が挙げられるのです。

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白色の目やに

黄色や黄緑色の目やにについて見ていく前に、どちらかと言えば起こることが多い、白い目やにについて見ていきます。

白ではなく、黄色・黄緑の状態になる事もあります。

アレルギー性結膜炎

花粉、黄砂、PM2.5、埃、ダニ、ハウスダストなどのアレルギー物質によるもので、白色で水状のさらさらした大量の目やにと、目のかゆみや充血を伴うことがあります。

花粉や黄砂の季節は地域で違いはあるものの、4月前後にはピークを迎えます。

眼鏡やマスクをして対策をしましょう。

また、室内環境をきれいに整え、アレルギー物質を取り除くことも大切です。

ウイルス性結膜炎

ウイルス感染によって引きおこる結膜炎で、感染力があり白色で粘り気のある目やにと共に、充血・かゆみ、ウイルスの種類によっては、その他の症状がでやすいものです。

流行性角結膜炎

目をふさぐ女性


アデノウイルスが主な原因とされ、白色の目やに、充血、痛み、場合によっては耳の側や顎の下にあるリンパ節が腫れる事があります。

潜伏期間が1週間から10日と長い上、感染力が非常に高いことから一般的に、はやり目と呼ばれます。

咽頭結膜熱

流行性角結膜炎とは別のアデノウイルス型が主な原因とされ、目やにや充血は少なく喉の痛みや39度前後の発熱がおこる事があります。

潜伏期間は1週間~10日と長く、夏に学校や公共のプールなどで、感染が広がるため一般的にプール熱と呼ばれます。


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急性出血性結膜炎

エンテロウイルスやコクサッキーウイルスが主な原因とされ、目やに、充血、目のごろごろ感があり、白目の部分に出血がみられます。

潜伏期間は1日前後のため、急に症状がでるのが特徴的です。

ヘルペス性結膜炎

ヘルペスウイルスが主な原因で、アデノウイルスによる結膜炎と変わらない症状で、目の周りの皮膚に小さな水疱ができる事があります。


上記の様な症状が出たらすぐに眼科を受診しましょう。

ただしウイルス性結膜炎は、完治させる特効薬がないのが現状です。

二次感染を防ぐために、病院で処方された薬を続け、できるならば学校や仕事は休んだ方がいいでしょう。

感染の大きな原因となる手を清潔に保ち、家族とは別のタオルを使用し、お風呂も湯船も最後に浸かりましょう。洗濯物も分けて洗う事をおすすめします。

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黄色や黄緑の目やに

タイトルにもある黄色や黄緑の目やにが出る原因について見ていきます。

細菌性結膜炎

細菌により引き起こされる結膜炎で、その原因菌はインフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、クラミジア菌、淋菌などです。

黄色や黄緑の膿のようなネバネバとした目やにと充血やかゆみの他、白目に点状の出血やみずぶくれのような症状が出て、症状が重くなれば目の痛みを感じる事もあります。


インフルエンザ菌のように冬場風邪を引いた時に感染するものと、免疫力の低下により人の身体の中にある細菌に感染するもの、性病が原因となるものがあります。

いずれも感染力は低いですが、乳幼児や高齢者といった、元々免疫力の低い人に感染する場合もまれにあります。

ウイルス性結膜炎とは違いほとんどの症状は抗菌点眼薬で治療ができるので、症状が出たら早めに眼科へ行きましょう。


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市販の目薬で対処して大丈夫か?

ほとんどの結膜炎は状態に合った市販の目薬をさすことで、症状を緩和させ完治させる事ができます。

しかし、ウイルス性結膜炎のような感染力の高いものや、免疫力の低い乳幼児や高齢者は長期化する恐れがある上、二次感染を引き起こす原因となります。


色のついた目やにや、粘着性の高い目やに、痛みやかゆみ、白目のむくみなど強い症状が現れたらすぐに眼科を受診する事をおすすめします。

眼科で処方される薬は市販のものと比べても効果が高く、自然に治るのを待つよりも数倍早く完治させる事ができるのです。

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すぐに眼科を受診できない場合

結膜炎の症状が現れても場合によっては、すぐに眼科を受診できない時もあります。

その時は、炎症を悪化させないために自分でできる対処が必要になります。以下に対処法を見ていきます。
  • 手で目を触らないようにします。もし触ってしまった場合には石鹸でしっかり手を洗い清潔に保ちましょう。
  • 炎症が起きている間、コンタクトレンズを使用されている方は外し、眼鏡をつかいます。
  • 目元の化粧はしないようにしましょう。
  • 目やにをふき取ったティッシュは一度使ったら捨て、タオルやハンカチはその都度きれいな部分で拭きましょう。
  • アレルギー性結膜炎の場合、タオルを水に浸し、しっかり絞って目を閉じた瞼に優しく押し当てます。
  • ウイルス性結膜炎や細菌性結膜炎の場合、水に浸し、しっかりと絞ったタオルを電子レンジなどで温め、閉じた瞼に優しく押し当てます。この時片目ずつ違うタオルを使用します。
  • 目薬を使用する場合には使用した目薬の共用はせず、使用した後も手をしっかり洗いましょう。
病院に行くまでの間は、これらのことに注意して過ごすようにしましょう。         


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結膜炎以外の原因で目やにが出る場合

目を抑える子供


最初に目やにの異常の原因のほとんどが結膜炎によるものだと説明をしましたが、それ以外の原因では涙の不足で目の表面に傷や障害が生じるドライアイや、まつ毛の生え際の粘膜が炎症を起こすものもらいなどがあります。

ドライアイ

涙の不足の原因は様々で空気の乾燥やコンタクトレンズ、携帯やパソコンの長時間使用、加齢によるものや、栄養不足などがあります。

解消するためにはドライアイ用の目薬を使用するだけでなく、原因となる要因を減らすため、普段の生活の改善を一緒に行っていく必要があります。

ものもらい

病気に感染していたり、不潔にしていたり、免疫力が低下している時に発症しやすく、治療するためには眼科へ行く事が望ましいです。

しかし市販の目薬を使用して完治させる事もできます。

薬を使用しながら、目を清潔に保ち、抵抗力をあげるためにも十分な休息を取りましょう。

ものもらいは眼帯をつけるので、二次感染を起こすと思われがちですが、意外に感染力はほとんどありません。


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まとめ

目やにが出る原因は様々で、多様な要因があります。

普段と違った目やにが出たり、その他の症状を伴う場合はできるだけ早く眼科を受診しましょう。

目は脳に送られる情報の80%以上を占め、身体の器官の中でも重要な部分です。

たかが目やにだと安易に考えて放置をせず、病気のサインだと認識をして、素早く適切な処置で大切な目を守りましょう。


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