足首が痛い原因は痛風?気になる初期症状を徹底解説!

足首


この記事を読まれている方は、痛風という病気はすでにご存知だと思います。

痛風に関しては、多くの方がこの疾患名を聞いたことがあり、足が非常に痛くなることやプリン体が関係しているということを、具体的ではなくともなんとなく常識として知っていると思われます。

その痛みは激烈で、骨折以上とも言われていますので、早めの治療、出来れば予防をすることが重要です。

そこでこの記事では、「痛風」について様々な面から解説いたします。

足に異変(違和感)を感じている方は是非読み進めて下さい。

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痛風の原因

痛風の直接的な原因は、体内の尿酸が増えすぎることによって、普段は血液中に溶けている尿酸が結晶となり、関節に沈着することで「風に吹かれると痛い」という症状を起こすことにあります。

それではなぜ尿酸が増えすぎるというかというと、尿酸は肉や魚、ビールなどに含まれるプリン体が体内で分解されて出来るものなので、これらの食材の過剰摂取によって体内の尿酸が増加してしまうのです。


それならばこれらを一切断ってしまえばよいかというと、プリン体は我々のDNAを構成する物質の一部なので、そういう訳にはいかないのです。

また、痛風は30歳以降の男性に多く発症します。

これらのことから最近では「プリン体オフ」と謳ったアルコール飲料が多く販売されています。


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痛風の初期症状

物質は基本的に温度が低いと、液体に溶ける量が少なくなってしまいます。

尿酸もこの例に漏れず、身体の中で初めに症状(痛風発作)が出るのは、冷えやすい足の親指の付け根ということになります。

この部分が赤く腫れ上がって激痛があるのが急性期の症状で最も多く、全体の7割とも言われています。

他にも足首やくるぶし、手の指の付け根などにも尿酸結晶が沈着し症状を起こしてきます。


冷えやすいということであれば女性の方が多いのでは、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、女性の場合は女性ホルモンの働きによって尿酸が身体の外に排出されやすい状態になっているので、女性の痛風患者は比較的少ないということになっています。

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痛風の進行

急性期の症状は放置しておいても10日ほどで痛みが治まってしまい、多くの方が「治った」と勘違いしてしまいます。

しかし、このまま何も治療を行わないと急性期に痛みを感じていた関節以外の部位にも痛風発作が起こるようになり、さらに発作が起こる間隔も次第に短くなってきます。

また、痛風発作が起きている時期は関節に炎症が起こっているのと同じ状態ですので、人によっては熱を出すこともあります。

これらの症状はインフルエンザの発熱や関節痛にも似ており、インフルエンザと勘違いされてしまうことがあります。

痛風発作はそれだけで生活に支障が出ますし、何より高脂血症や高血圧、糖尿病など他の病気になってしまうリスクをあげてしまうので早めに病院を受診するようにしましょう。

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痛風の治療

痛風によって関節に発生した炎症に対しては、原則としてNSAIDs(エヌセイズ、非ステロイド性消炎鎮痛薬)が用いられ、関節炎が治まってきたら投与を中止します。

症状がひどい場合には比較的多めのNSAIDsを投与するNSAIDsパルス療法というものを行うこともあります。

ただ、このNSAIDsは副作用(有害事象)として胃粘膜障害を起こすことがあるので、ストレスやピロリ菌による胃潰瘍が元々ある患者さんには副腎皮質ステロイド薬が使われることもあります。

また、痛風発作がない時にコルヒチンという薬剤を使って、発作を予防ないし症状の軽減を図ります。

しかし、これらはあくまで痛風発作に対する対症療法であり、根本的に尿酸を減らすためには食事の指導が行われたり、尿酸降下薬が使われます。

足首


具体的には、痛風発作がなく、健診などで偶然高尿酸血症を指摘された方は、血清尿酸値が8.0mg/dl未満(高尿酸血症の基準は7.0mg/dlです)の場合には生活指導のみで経過観察をし、無症状かつ血清尿酸値が8.0mg/dlの場合は上で上げた高血圧などの合併症があれば尿酸降下薬による薬物治療が考慮されます。


また、血清尿酸値が9.0mg/dl以上の場合にも尿酸降下薬が考慮されます。尿酸降下薬には尿酸の排泄を促進するものと、尿酸の生成を抑制するものの2種類があり、尿酸の排泄が悪いか産生が多いかによって使い分けられています。


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痛風の予後

予後とは、その病気になった患者さんがその後どういう経過をたどるかを表す言葉です。

痛風においては上記のように高尿酸血症のコントロールが重要で、かつては管理が未熟であったために腎不全が死因の主たるものでした。


現在では尿酸降下薬の導入によって腎不全は減少しましたが、その一方で動脈硬化疾患の割合が増えてきています。

ですのでやはり、生活習慣の改善を行うことが重要になっています。


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まとめ

痛風の原因から症状、治療を解説いたしました。

昨今では食の欧米化に伴い痛風になってしまう方が増えてきているので、日頃からビールの飲み過ぎや魚卵の食べ過ぎには注意し、バランスのよい食事を心がけることで痛風を予防しましょう。

また、痛風になってしまった場合にはすぐに病院を受診し、適切な指示を仰いで治療を開始しましょう。

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