日曜日の夜に憂鬱で眠れない!絶対にやってはいけない4つの事!

日曜日の夜に憂鬱で眠れない!絶対にやってはいけない4つの事!

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日曜日の夜になると、気持ちが沈む、謎の体調不良や食欲不振に悩まされる、眠れない・・・もしかして、そんなあなたは「サザエさん症候群」かもしれません。

「サザエさん症候群」とは、テレビアニメ「サザエさん」が日曜日の夕方に放映されることに由来した症例名です。

海外では「ブルーマンデー症候群」と呼ばれています。

重症化すると、月曜日に出社しようとすると頭痛や吐き気などの心身症の症状が出ることもあり、出社拒否や引きこもりにつながりかねない危険な症状なのです。

重症化させないために、絶対にやってはいけないこととその理由について書いていきます。

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日曜日に寝だめしてはいけない

体内時計を狂わさない

「サザエさん症候群」にかかる方は、普段から、睡眠時間が短く、土日は思い切り寝だめをしようと考える人が多い傾向にあるようです。

しかし、寝だめをしても、疲れは取れません。

適度な時間の昼寝は疲れを取る効果があると言われていますが、土日は昼まで眠るというような寝だめの仕方は、体内時計を狂わせます。

人間の体は暗くなったら眠り、朝の太陽光を浴びると目覚めるというリズムになっています。

そのリズムが狂うと、体調は逆に悪くなります。

寝ても寝ても疲れる・・・という方は、リズムが狂っているのかもしれません。

睡眠のゴールデンタイム

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睡眠のゴールデンタイム(熟睡できる時間帯)説には諸説ありますが、一般的に夜10時から深夜2時までと言われています。

睡眠は時間の「長さ」ではなく、「質」が重要です。

ゴールデンタイムに眠るのがよいとされる理由は、成長ホルモンがその時間帯に分泌されるからと言われています。

しかし、成長ホルモンが出続けて、何時間でも熟睡できるのは、成長期の子供だけです。大人は成長ホルモンの分泌自体が少ないので、何時間でも熟睡できるというわけではありません。

それなので、年齢を重ねるほど、人間は睡眠時間が短くなり、不眠を訴える人も多くなります。

寝だめをしてしまうと、ゴールデンタイムの睡眠の質も当然、落ちます。

ほとんどの精神疾患は不眠から始まります。

それだけ、睡眠と精神の安定には、深いつながりがあるのです。なので、質の良い睡眠を取るためにも、寝だめは絶対にしないでください。

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寝る前、1時間はスマホやパソコンを開かない

スマートフォやパソコンのブルーライトには、覚醒作用があります。

昼間に見る分には「目が覚める」ので構いませんが、寝る前に目が覚めてしまっては当然、眠れなくなります。


しかも、パソコンやスマートフォンは、どうしても仕事を連想させてしまいます。

覚醒して、眠れない状態で、月曜日の仕事のことを考える。これは、いいことなしです。

特に眠る前に、スマートフォンでネットやメールをする習慣がある方は多いのではないでしょうか。

もし、どうしてもやめられないようなら、ブルーライトをカットするシートや眼鏡を使用することで、眼精疲労や強い光を浴びることを避けましょう。



関連記事:重症化するとマズイ、【サザエさん症候群】の予防法や対策を解説!

寝酒をしない

飲み物


月曜日は嫌だし、なかなか寝付けないし、「少量ならば」と寝酒をする方も多いのではないでしょうか。

確かに寝酒は寝つきを良くしてくれますが、アルコールの成分は3~4時間後に、アセトアルデヒドという毒素に変化します。


アセトアルデヒドは脳を覚醒させる作用があり、喉の渇きの原因となります。

また途中でトイレに行きたくなるなど、中途覚醒が多くなり、質のいい睡眠が得られません。

場合によっては、寝酒に頼るより睡眠薬に頼った方が、深い睡眠が得られる可能性もあります。病院で、事前に日曜日用の睡眠薬をもらっておくのもいいかもしれません。


どうしても、お酒の方が睡眠薬よりも体に良いと思いがちですが、必ずしもそうとは言い切れませんので、心療内科などの医師に相談するようにしましょう。

しかし、お酒を我慢し過ぎてもストレスになるので、お酒を飲むのであれば、最低でも就寝の3時間前にしましょう。

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月曜のことを考える余地を自分に与えない

「サザエさん症候群」はうつ病の一種と見る説もあります。

うつ病にかかる方は一般的に、真面目で、責任感が強く、ストレスの発散が苦手で、無趣味であると言われています。

そう考えると、休日モードから仕事モードに切り替えるのに、パワーが必要になる理由も分かります。

まずは、普段から、自分が仕事において何がストレスとなっているのか、自己分析しておくといいでしょう。


人間関係が嫌だ、仕事のこの部分に負荷がかかっている・・・など、原因が分かれば、その環境改善も必要となってきます。

月曜日が嫌にならないためには、普段の環境作りも大切な要素です。



関連記事:月曜日にうつ状態になる!ブルーマンデー症候群を克服する方法!

まとめ

睡眠は心の安定と大きな関わりがあります。そして、「長さ」ではなく「質」が重要です。

頭痛や吐き気などの心身症の症状が出るほど、重症化してしまう前に、一度睡眠を見直してみて下さい。


また、適度に運土をすることでストレスを発散させ、体を疲れさせることで、仕事のことを考える余地を与えず、自然な眠りに入ることもできるかもしれませんので、運動不足の人は日曜日の昼間は運動をするようにしましょう。



関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!

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