あばら付近の痛みの原因6つ!症状が前なのか後ろなのかに注意!

胸


あばらは背骨から胸にかけて、体を覆うような形の骨です。

外からの衝撃から体を守る働きをしています。

あばらは比較的骨が細いため、咳などが原因で骨折することもあります。

あばらに原因があり痛みが出る場合と、内蔵や神経などに原因があり、あばらや背中が痛いと感じる場合とがあります。

これからあばらに痛みが出る原因について、詳しく見ていきましょう。

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あばら骨とは?

あばらは「肋骨」と言われるもので、左右にそれぞれ12本ずつあり、背中側は背骨とくっつき、籠のような形をしており内臓を守る働きをしています。

胸側は胸骨にくっついて胸郭を形成しています。

肋骨と胸骨は柔軟性のある軟骨でくっついているため、胸郭は呼吸の時に広がったり縮んだりできるのです。

肋間神経痛について

肋間神経は、それぞれの肋骨の下に沿うように走っています。

肋間神経痛は神経に炎症が起きたり、神経を圧迫することでおこる「神経障害性疼痛」です。

これは痛みの原因が取り除かれた後も痛みが続き、慢性化するという特徴を持っています。


通常は炎症や圧迫がある片側にだけに痛みなどの症状が現れます。肋骨に沿って、突き刺すように激しい痛みがおこります。

人によって、痛みが出る部位は異なります。

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骨折やひびについて

肋骨の骨折は、外からの衝撃によりおこるものと、咳などが原因でおこる内側からの骨折の2種類があります。

外からの衝撃が大きい場合、折れた肋骨で肺や心臓、太い血管などを傷つけてしまう場合もあります。

また、繰り返し同じ部位に力が加わることで「疲労骨折」をおこすこともあります。


内側からの骨折やひびは、咳が続くことでおこる場合が多くあります。

これは咳をする時に筋肉が肋骨を引っ張ることで肋骨に力が加わることが原因です。

普通はひびが入るだけの場合が多いのですが、骨粗しょう症の人や、強い咳が続いている人などは骨折することもあります。

帯状疱疹について

女性


帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスが原因となり起こる病気です。

水ぼうそうにかかった後、症状は落ち着いても体の中にウイルスが残っていて、体力が落ちた時などに神経節でウイルスが活動を始めます。

すると、神経に沿って水ぶくれができたり痛みが出るのです。

ウイルスが活動している神経が支配している範囲に沿って症状が現れるため、人によって症状が出る部位が異なります。


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肋骨にできる腫瘍について

肋骨に発生する腫瘍はいくつかあります。

軟骨肉腫は30代以降の年齢に多く発生し、骨肉腫に続いて多く見られる悪性の骨腫瘍です。

ユーイング肉腫は、5~20歳の若い年齢に見られる腫瘍です。

非常に悪性度が高い腫瘍で、成長も早いことが特徴ですが、化学療法や放射線療法が効きやすいため、手術と合わせて治療が行われます。

腫瘍が発生した部位の周辺に痛みが出たり、発熱などの全身の症状が出る場合もあります。


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胆のう炎について

女性


胆のうは、右のわき腹の肝臓の下にある袋状の臓器です。

肝臓で作られた胆汁を一時的に保管し、濃縮して十二指腸から分泌する役割を果たしています。

胆汁の一部が固まり、胆石ができると、胆汁の通り道である総胆管で詰まってしまうことがあります。


これにより胆のうで細菌感染がおこり胆のう炎が発症します。

胆のう炎がおこると、みぞおちのあたりや右の肋骨の周辺に痛みが出ることがあり、肋骨に痛みがあるのではないかと勘違いすることもあります。


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狭心症や心筋梗塞について

心臓の周りにある冠動脈は、心臓へ酸素や栄養を送る働きをしている血管です。

これが、動脈硬化などにより狭くなると、血液の流れが悪くなってしまいます。

血流が悪くなるとその先にある細胞や筋肉に酸素や栄養が運ばれなくなるため、息苦しさや痛みなどが現れます。


血流が悪くなることでおこるものを「狭心症」と言い、症状は数分で収まることがほとんどです。

一方心筋梗塞は、狭くなった動脈に血栓が詰まり、血流が途絶えてしまうことで発症します。

症状は長く続き、狭心症に比べ症状も強い場合が多くなっています。

狭心症や心筋梗塞がおこった場合、「放散痛」といって背中や肩など別の部位に痛みが生じる場合もあります。


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まとめ

あばらに痛みが出る病気について見てきました。

肋骨自体に原因があり痛みが出る場合と、心臓や内臓に原因があり、その痛みが肋骨に痛みがあるように感じる場合もあることがわかりました。


腫瘍や内臓の病気は、治療が遅れるとその後の生活に大きな影響を与えるものもあります。

痛みが続く場合は、受診し検査を受けることをお勧めします。


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