首から上が熱い!頬が真っ赤になる5つの原因と対処法はコレ!

首から上が熱い!頬が真っ赤になる5つの原因と対処法はコレ!

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人によって悩みはそれぞれですが、「赤ら顔」に悩まされている人も少なくはないと思います。

人前に出たり緊張したりするとすぐに顔が真っ赤になってしまう人もいれば、原因不明の赤ら顔に悩まされている人もいます。

顔のほてり、赤みは決して何の原因もなく起こるものではなく、そこには病気の可能性も潜んでいます。

そこでこの記事では、頬の赤みの原因についてと対処法を解説していきます。

皮膚の薄さ

もともと皮膚が薄い人も中にはもちろんいますが、日々の洗顔やピーリング、マッサージなどで私たちの顔の皮膚は少なからずダメージを負っています。

特に鼻や頬は顔の他の部分と比べて出ているため、摩擦や紫外線などの刺激も受けやすく皮膚も薄くなりやすいのです。


結果、皮膚の角質層と呼ばれる部分が薄くなり、表皮や真皮にダイレクトに刺激が伝わることで肌が炎症を起こしやすくなり、顔が赤くなることに繋がります。

対処法

赤みの原因をなくすには、顔の皮膚の角質層と呼ばれる部分を洗顔やピーリング、マッサージなど刺激から守り、育てなければなりません。

洗顔やスキンケアの際は刺激の少ない、保湿力のあるものを選んで使うようにしましょう。


また、手やスポンジなどで皮膚をこすって傷付けないよう注意してください。

外出の際は紫外線対策をしっかりし、食事内容や睡眠時間にも気を配れるとなお良いです。



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伝染性紅斑

一般的に「りんご病」と呼ばれる病気です。

「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスによって発症する感染症で、主な症状として頬がりんごのように赤く腫れることから「りんご病」として広く知られています。


感染してから10日前後で軽い風邪のような症状を起こし、その数日後に赤い発疹が現れます。

子供に多くみられる病気ですが、大人にも感染することがあります。

基本的に重い症状は出ませんが、妊婦に感染すると胎児の命を脅かす危険もあります。

対処法

まずは皮膚科で伝染性紅斑かどうかの診断を受けましょう。

軽い症状で終わることがほとんどですが、まれに高熱などを伴う場合があるので注意が必要です。

これといった治療法はなく、自然治癒で十分治りますが、人から人へとうつる恐れがあるため症状が軽くても外出は控え、紅斑を引っ搔いてしまわないよう注意しましょう。



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更年期障害

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更年期障害になると顔がのぼせ紅潮したり、異常な発汗があったりするなど、「ホットフラッシュ症状」というほてりのような症状が見られるようになります。

詳しい原因はいまだ不明ですが、更年期障害によるエストロゲンの減少や卵胞刺激ホルモンの増加などが関係しているといわれています。

対処法

ほてりが見られた時には、涼しい場所へ移動したり薄着になったりするなど、体を冷やすことが大切です。



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酒さ

酒さの症状は度合いによって三段階に分けられ、主に頬や額の毛細血管が拡張したり小さな吹き出物が現れたりします。

第Ⅰ度は「紅斑性酒さ」と呼ばれ、ほてり感のある頬の紅潮や毛細血管の拡張、第Ⅱ度は「酒さ性ざ瘡」と呼ばれる赤い丘疹や膿疱の症状などが見られます。


そして一番重症である第Ⅲ度では「鼻瘤」と呼ばれる腫瘤ができます。

症状が「アトピー性皮膚炎」や「ニキビ」と似ていることから酒さだと判断しにくいため、発見が遅れてしまうことがあるので注意が必要です。

対処法

酒さは原因不明の慢性的疾患であるため完治がとても難しいです。

皮膚科では薬による対症治療を行うことで、症状を良好な状態へとコントロールしていきます。

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毛細血管拡張症

緊張したときに急にカッと頬が赤くなるのは、毛細血管拡張症のためです。


肌の内側には無数の毛細血管が巡らされていますが、この毛細血管が拡張して血流が滞ることで肌が赤くなってしまいます。

赤ら顔の原因として特に多くみられる症状と言えるでしょう。

命にかかわる病気ではありませんが、見た目に症状が現れるので多くの人が悩まされています。

対処法

毛細血管拡張症の原因のひとつとして、肌が薄いことが挙げられます。

はじめに紹介した対処法で、皮膚を薄くしないケアを心がけることが有効です。


また、アルコールや刺激物の過剰摂取、乾燥肌なども症状を引き起こしてしまうので注意が必要です。

肌の赤みが気になって我慢できないようであれば、最近ではレーザー治療なども行われているため、一度皮膚科で相談して適切な処置を受けましょう。



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まとめ

ここまで、頬が赤くなる原因とその対処法について5つ、代表的な症状を挙げました。

顔の皮膚は実はとてもデリケートで、赤ら顔を治そうとして行っていたスキンケアが、もしかすると症状を助長させていたのかもしれないという可能性もあります。


症状の原因にいまいち自信の持てない人や判断ができにくいという人は、一度お近くの皮膚科で診察を受けてみましょう。


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