膝がカクカクして痛みが出る4つの原因!曲げたら音が鳴るのはなぜ?

脚


スポーツをやっている人や中高年の方では、膝を曲げ伸ばしするときに音が鳴る方がいらっしゃいます。

歩けないほどでは無いものの気になって仕方がない場合もあれば、痛くて歩けない場合もあります。


家で安静にしている時でも、椅子に座る、椅子から立つ、ベットから起き上がる、トイレの時など膝はよく使う箇所なので、膝の違和感は非常に気になるかと思います。


そこでこの記事では、膝を動かすとカクカクしたり音がなる疾患について紹介していきます。

半月板損傷

半月板は太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)が作る膝関節にあるアルファベットのCの形をした軟骨のような板で、膝の内側と外側にあります。

半月板はクッションとスタビライザー(安定化)の役割を果たしているので、半月板損傷が起こると膝を曲げ伸ばしする際に、痛みや引っ掛かりを感じるようになります。


ひどい場合には、ロッキングという状態になり急に膝が動かなくなり、歩けなくなるほどの痛みが生じてきます。

原因としてはスポーツによるケガや加齢に伴う半月板の変性によるものが多いです。

特に40代以上では軽い外傷でも半月板損傷を起こしてしまいます。


検査としては症状の問診と診察により半月板損傷を疑い、MRI検査を行います。

リハビリテーションや炎症を抑える薬による保存的治療によって症状が改善することが多いですが、改善が見られなければ手術を行うこともあります。

通常は関節鏡を用いた手術が行われます。


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タナ障害

関節の中は関節腔(かんせつくう)と呼ばれ、これを仕切る滑膜にヒダがある人が50%ほどいます。

このヒダが棚のように見えることからタナ障害と呼ばれます。


このヒダは元々母親のお腹の中で関節を覆う袋(関節包)ができる際に一時的にできるもので、出産後に無くなってしまう人と残ってしまう人がいます。

このヒダが関節に挟まったり強い刺激を受けることで炎症を起こすとタナ障害となります。


膝関節をよく使うスポーツ選手に多く見られますが、ヒダが残っている人であれば発症する可能性があります。


初期の段階で治療を行えばほとんどのケースで症状が治まり、以前と同じようにスポーツを行うことが出来るようになります。

炎症と痛みが治まるまで運動を止め、同時に抗炎症鎮痛剤や湿布によって痛みと炎症を積極的に抑えます。


また、太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)のストレッチや筋トレも効果的です。

これら保存的治療によって軽快しない場合には、関節鏡を用いてヒダを切除する手術が行われます。


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変形性膝関節症

ある程度お年を召した方に多く見られる疾患です。

加齢に伴って膝関節を形成している骨や軟骨がすり減ったり変形してしまうことで、痛みや可動制限が起こってきます。


検査所見としてはレントゲンにて大腿骨と脛骨の隙間が狭くなっていたり(関節裂隙の狭小化)、骨に遂げのようなものができたり(骨棘形成)、触診によって膝の皿の上に水が溜まっている様子が見られます。


これは脚を伸ばした状態で膝の皿の上部を片手で押さえ、膝の皿をもう一方の手で押すとぷかぷか動くことを確認するものです(膝蓋跳動)。


変形性膝関節症の特徴として、検査上の重症度と患者自身の症状の程度は必ずしも一致しないということです。

すなわち、関節裂隙の狭小化や骨棘形成が高度で見るからに痛そうであるのに、患者自身は何も痛みを感じていないということがあります。

また、その逆もしかりです。


男性


中年以降に多い疾患ですが、体重の重い人やO脚の人では膝への負担が大きく、通常の人よりも発症しやすい傾向にあります。

治療としては温めることによって血行を良くしたり、湿布や消炎鎮痛剤を使って痛みの軽減を図ります。


また、膝への負担を軽減させるためにサポーターを装着したり、膝関節周囲の筋肉のストレッチ、筋力トレーニングを行うこともあります。

症状がひどかったり骨の変形等が著しい場合は手術を行いますが、これには関節鏡を用いたり人工関節置換術が行われます。


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膝蓋軟骨軟化症

膝の皿のことを膝蓋骨といい、裏についている軟骨を膝蓋軟骨といいます。

この膝蓋軟骨が大腿骨と擦れ合うことですり減ってしまい、炎症起こします。

炎症はさらに軟骨を柔らかくしてしまい亀裂が入ったりしてしまいます。この状態を膝蓋軟骨軟化症といいます。


10代から20代の若い女性に多く見られ、その要因は膝周りの筋力が弱いことやハイヒールなどの不安定な靴を履くという事が挙げられます。

他にも長距離ランナーやバレーボールなど、ジャンプを繰り返す人にスポーツ障害として起こってくることも多いです。


診断は運動時の膝蓋骨周辺の痛みがあるか、膝蓋骨を指で押すと痛みが出るかなどの症状が見られるかどうかを検査します。


より詳細にはレントゲン検査やMRI検査を行って骨の異常を確認します。

治療は保存治療が基本で、運動やスポーツを極力控えてその上でサポーターや消炎鎮痛剤を使用します。

これらで効果が得られず、日常生活に支障が出てしまう場合は手術も検討されることがあります。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

関節がポキポキと鳴ることは、珍しくありませんが膝を曲げたり伸ばしたりした時に音が鳴り、痛みを伴う場合は少々心配な場合もあります。


この様な症状の原因には様々な疾患が考えられますので、毎日のように音が鳴る(症状が続く)場合は、一度病院を受診し、的確な治療を受けることをおすすめします。

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