胃腸風邪の下痢はいつまで続く?治らない場合に注意したい病気5つ!

胃腸風邪の下痢はいつまで続く?治らない場合に注意したい病気5つ!

お腹


下痢の症状で日々悩まされている人も多いかと思います。下痢にも種類があり、すぐに治るる下痢、3週間以上続く下痢など挙げればきりがありません。


そして、ウィルスや細菌が原因で起こる下痢を感染性胃腸炎と言い、別名「お腹にくる風邪(胃腸風邪)」などとも言われています。

下痢をすると、たいてい10日以内には自然と治まりますが、3週間以上続く場合もあります。

その期間は身体の状態やウィルスの種類により異なります。

また、感染性腸炎(胃腸風邪)以外の原因で下痢が起こる場合もあります。


そこでこの記事では、感染性腸炎(胃腸風邪)についての解説とそれ以外にも下痢の症状が現れる注意したい病気について解説をしていきます。
 

感染性胃腸炎(胃腸風邪)

まずは胃腸風邪について解説をしていきます。

一般的に胃腸風邪と呼ばれている疾患は、感染性胃腸炎のことをさします。

これは、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス等のウィルスが体内に侵入し、胃腸で増殖して炎症を起こし、下痢、発熱、腹痛、嘔気、嘔吐の症状が出る状態を言います。

たいてい1週間から10日以内で症状は改善しますが、身体の状態によってはそれ以上に長引く場合もあります。

対処法

最も注意しなければならないのは、感染性胃腸炎の場合、下痢を下痢止めなどで止めてはいけないということです。


感染性胃腸炎による下痢は、身体の防衛反応で、胃腸のウィルスを身体の外に出すためのものなので、下痢を止めてしまうと、胃腸の中のウィルスが胃腸の中で増殖を続け、病状を悪化させてしまいます。


治療としては、腸内細菌を増やし、悪さをしているウィルスを早く身体の外に出すことを目的として、ビオフェルミンを使用します。

38度以上の熱がある場合には、身体の抵抗力が落ちてしまうため、38度以上の熱が出たら一時的に解熱剤を使用します。

また、胃腸の安静も重要です。

硬い物、辛い物、塩味の濃い物、脂分の多い物、冷たい物、お酒は避け、おかゆ、薄味の雑炊、野菜スープ、白身魚等の消化吸収が良い食べ物を摂取します。


水分摂取も重要です。下痢をすると身体の水分が大量に失われ、脱水症状を引き起こす場合があります。

経口飲料水や麦茶をお湯で少し薄めたものも効果的です。

お酒は、たくさん飲むと胃の粘膜を覆う粘液が剥がれてしまい、胃の組織が浮腫んだり、出血やただれが起こり、急性胃腸炎を引き起こします。

感染性胃腸炎が起きている状態でお酒を飲むと胃腸炎が悪化しますので注意が必要です。



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食中毒

食中毒とは、O-157などの食中毒の細菌感染が体内に侵入し、胃腸で増殖して炎症を起こし、下痢、発熱、腹痛、嘔気、嘔吐の症状が出る状態を言います。

食中毒には以下の2種類があります。

感染型
サルモネラ菌、病原性大腸菌、リステリア菌などの食中毒の細菌が食品に付着し、食品内で増殖したものを食べることで起こる食中毒です。

生の魚介類、生の食肉に増殖しやすいため、生の状態で食べる場合は注意が必要です。

毒素型
黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌などの食中毒の細菌が食品に付着し、食品内で増殖した細菌が毒素を出し、その毒素を摂取することで起こる食中毒です。

これらの細菌の毒素は熱に強いため、食品内に残る場合がありますので注意が必要です。

たいてい1週間から10日以内で症状は改善しますが、身体の状態によってはそれ以上に長引く場合もあります。

対処法

治療法は、感染性胃腸炎と同様に、腸内細菌を増やし、悪さをしているウィルスを早く身体の外に出すことを目的として、ビオフェルミンを使用します。

38度以上の熱がある場合には、身体の抵抗力が落ちてしまうため、38度以上の熱が出たら一時的に解熱剤を使用します。

また、胃腸の安静と水分補給も重要です。



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過敏性腸症候群

過敏性腸症候群とは、ストレス等が原因で長期間便秘や下痢を繰り返す状態を言います。

胃腸はストレスの影響を受けやすく、強いストレスが持続すると、胃腸が過敏に活発に動いてしまい、下痢や便秘の症状を繰り返します。

対処法

ストレスを軽減することが第一です。

環境を変えたり、自分でリフレッシュできるスポーツや趣味を始めるのも効果的です。

また、感染性胃腸炎や食中毒ではないことが確認できれば、下痢止めを使用します。

下痢を頻回に繰り返し、脱水症状を引き起こしている場合、点滴で水分補給を行う場合があります。



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炎症性腸疾患

お腹


炎症性腸疾患とは、原因が特定できないのですが胃腸で炎症が持続している状態を言います。

この病気は原因不明の難病で、下痢、粘液性の血便、下血、腹痛などの症状が出ます。

重症化するにつれて排便回数は増加します。

対処法

根本的な治療法は確立されていません。

炎症を抑え、症状を軽減することを目的として、ステロイド剤を使用します。

状態により、免疫抑制剤の使用、透析にて白血球を除去する処置を行う場合があります。

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大腸癌

大腸癌とは、大腸にできる癌を言います。

癌は進行度により症状も治療法も異なります。

大腸癌では、下腹部痛、下痢、嘔気、嘔吐、血便、下血、貧血の症状が出て、3週間以上長期間続きます。

転移する可能性が高い悪性腫瘍の場合、急激に症状は悪化します。


下腹部痛や、下痢などは他の病気や体調が悪い時でも十分に起こり得る症状ですので、まさか自分が大腸癌になっているとは思わず、見逃してしまいがちです。

癌は早期発見・早期治療ができることが望ましいので、定期的に検診を受けるようにしましょう。

対処法

治療法は大きく4つあり、内視鏡治療、外科手術、抗がん剤治療、放射線療法があります。

他の臓器に転移がなく、腫瘍が比較的小さい場合、大腸内視鏡にて腫瘍を切除します。

腫瘍が大きく、内視鏡では切除できない場合、外科手術にて腫瘍を切除します。

それと併せて再発予防のため抗がん剤治療を行います。

手術が困難な場合には、放射線治療、抗がん剤治療を組み合わせる場合があります。



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まとめ

下痢の症状は、原因は様々ですが、長期間続くと脱水症状を起こす場合がありますので早期の治療が重要です。

下痢止めで下痢を止めてはいけない病気もありますので、いつもとは違う感じがある場合は自己判断をするのではなく、病院に行くようにしましょう。

また、下痢の症状が続いている時には脱水症状になりやすいので水分補給も欠かさないようにしましょう。



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