背中の筋違いを治す方法3選!原因や予防法も気になる!

背中の筋違いを治す方法3選!原因や予防法も気になる!

背中


朝起きた時背中が痛い、首を動かそうとしたら痛むなどの経験はありませんか。

また何かを取ろうとしたときに変に背中を曲げた時に背中が痛み、筋を違えた経験はある人は多いです。


腰の痛みでは「ぎっくり腰」などが有名で背中の場合でも「ぎっくり背中」といった症状もあります。

筋違いは「ぎっくり背中」までヒドイ症状ではありませんが、少し動かすと背中に痛みが走りますのでツライ症状であることに変わりはありません。

背中を動かさずに生活を送ることは難しく、背中を痛めて初めて普段生活を送る上で背中を動かす回数が多いことに気が付くこともあります。


そこでこの記事では、背中の筋違いの症状や原因、対処法や予防法を解説していきます。

筋違いとは?

筋違いとは、正式には「筋挫傷」と言い、筋が一時的に損傷を受けている状態を言います。

寝て朝起きた時に背中が痛むと「寝違えた」という人も多くいます。


筋違いが起こるメカニズムとしては、背中の筋肉と背骨などの骨を繋いでいる腱が、何らかの衝撃などが加わったり、無理に伸ばされたりすることで、炎症を引き起こしてしまっている状態です。


炎症を引き起こしている状態ですので、痛みが出たり、時には赤く腫れたりすることもあります。

筋違いは、特に前触れなどはなく突然起こることが多いです。

眠っているときに筋違いが起こる寝違いも、昼間に起こる筋違いも、どちらも同じ筋挫傷であるため、呼び名は変わっても症状や原因は同じです。

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筋挫傷の原因は?

筋挫傷を引き起こす原因は、炎症を引き起こすような無理な動作を行ったことだけが原因とは限りません。

むしろ、無理に動かした記憶のない場合でも筋挫傷を起こすことがあります。


  • 長時間同じ姿勢を続けている

  • 過労により内臓疲労を引き起こす

  • 睡眠不足による場合

  • ストレスによる筋肉の緊張

  • 身体の冷え

  • 運動不足

  • 食生活の乱れ(生活習慣の乱れ)
などが主な原因として挙げられます。

これらは、全て、筋肉が固まったりしてしまい、身体の様々な部分に負荷が掛かってしまいます。

内臓疲労についても、過労や睡眠不足により肝臓が疲労してしまうことがあります。


肝臓が疲労すると、背中周辺の筋肉が固まってしまい、負荷が掛かりやすくなります。そのために、筋挫傷が起こりやすくなるのです。



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筋挫傷を治す方法は?

筋を違えた場合は、患部を安静にすることにより徐々に症状が治まります。

つまり、筋を違えても無理に動かさなければ、気が付けば自然と治っていることが多いです。


筋を違えた場合でも、すぐに病院へ行く必要はなく、筋違いを起こした部位を湿布などを貼って炎症を鎮めたりして様子見をする場合が多いです。

筋違いが起こった時は、患部が炎症を起こしている状態ですので、氷や冷湿布などを使用して冷やすことが大切です。


筋違いを温めて治すということを時々聞きますが、炎症を起こしている部分を温めると余計に炎症を悪化させることになりますので、筋違い直後は温めることは避けましょう。

とにかく冷やしてください。冷やすことで炎症が静まるのが早くなるため、治りが早くなります。



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筋挫傷直後の対処法

患部を冷やす(対処法1)

とにかく炎症部分を冷やしましょう。

炎症部分と言っても痛む場所を冷やすことが重要です。

痛みがあちらこちらにある場合は、筋違いではなく、筋肉痛やそれ以外の疾患がある場合がありますので、症状に注意してください。

寝起きに背中が痛む場合などは、無理に起き上がらずに患部を冷やしましょう。


この時に、冷湿布を使用すべきか、氷を使用すべきかで悩む人がいますが、痛みがあまりにもひどい場合には、冷湿布が効果的です。

冷湿布には、氷ほどの冷却効果はありませんが、鎮痛を鎮める成分が入っていますので、痛みを鎮めるには効果的です。


そこまで痛みがないが、動かしたときに痛む場合は、氷などを使用してとにかく患部を冷やし炎症を鎮めましょう。

マッサージは絶対にしないこと(対処法2)

背中


よく筋を違えたらマッサージをすると良い、と聞きますが、絶対にマッサージはしないようにしましょう。

炎症を起こしている部分の血行を良くすることは、炎症を悪化させたり、痛みを酷くさせてしまいます。

特に首を寝違えたときなどは、首をさすったりしがちですが、決してしないように気を付けましょう。

薬を飲む(対処法3)

炎症が広がったり、痛みが酷くなった場合は、どんどん痛みが酷くなる可能性がありますので、鎮痛剤を服用しましょう。

特に患部を冷やしても効果が期待できないときなどは、鎮痛剤を飲むことをオススメします。

鎮痛剤の中でも非ステロイド性の鎮痛剤を服用することで、痛みの原因となる物質の生成が抑えられるために、痛みが鎮まりやすくなります。



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ある程度症状が治まったときの対処法

筋挫傷を起こしてから、ある程度炎症が鎮まり痛みが和らいで、症状自体が落ち着いてきたら、ようやく温めましょう。

炎症が治まっても、まだまだ筋肉は固まっている状態ですので、放置していたら、また筋挫傷を起こします。

それを防ぐためにも、ストレッチやマッサージなどをして患部の筋肉を解してあげましょう。


そして、冷湿布を使用していた人は、温湿布に変えることも効果的です。

予防の効果も期待できるので、筋肉を解して血行をよくしてあげることが大切です。



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筋挫傷の予防法は?

長時間同じ姿勢でい続けないようにしましょう。

そして、定期的にストレッチを行ったり、出来るだけ身体を冷やさないようにすることも重要です。

また、睡眠不足や過労に気を付けましょう。


しっかり休むことはても重要です。そしてストレスを多く溜めすぎないように、適度な運動などを行い、ストレス発散、運動不足を解消しましょう。



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まとめ

単なる筋違いでも、慢性化すればとても大変な思いをします。

慢性化しないためにも、日々の身体への労りを決して忘れないようにしましょう。

つい無理をしがちな生活を送っている人は、特に注意が必要です。

一日の終わりにはゆっくり入浴したり、寝る前のストレッチなどを日々の生活に取り入れるだけでも、大きな効果が期待できます。

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