貧血で朝起きられない人必見!8つの原因と対処法を解説!

貧血で朝起きられない人必見!8つの原因と対処法を解説!

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貧血は特に女性で多く見られる症状で、特に朝の寝起きなどには苦労している人も多いのではないでしょうか?


貧血は、特に心配の必要がないものが多い一方で見逃すと大変な事態になる貧血もあります。

そこでこの記事では、貧血症状を起こす8つの疾患について症状や原因、対処法などを解説していきます。

鉄欠乏性貧血

貧血全体の約7割を占め、貧血気味な方の多くが鉄欠乏性貧血だとされています。

赤血球は酸素を運搬する働きをしていますが、生成される段階で鉄を取り込む必要があります。


しかし、日々の食事に鉄分が不足していたり、消化器疾患に伴い鉄の吸収が悪くなっていたり、消化管や女性器から慢性的に出血があったりすると赤血球が成熟することができなくなり、血液中の赤血球数が減少、酸素の運搬効率が悪くなるために貧血となります。


対処法としては何よりも食事を中心とした日常生活の見直しです。

鉄分を多く含む食品だけたくさんとっても意味はなく、タンパク質やビタミンCもしっかり摂ることが重要です。



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溶血性貧血

通常赤血球の寿命は120日で、毎日破壊と産生がつりあっていることで何の問題もなく生活をおくることができています。

しかし、何らかの原因によってこの寿命が短くなってしまうことがあります。

多少短くなった程度では赤血球を作る骨髄が頑張るのでカバーできますが、この産生力を上回ると貧血の症状が現れてきます。


さて、溶血とは赤血球が破壊されることです。

正常では古くなったり変な形をしていたりする赤血球は脾臓という臓器で破壊されます。

そのため、鎌状赤血球症(かまじょうせっけっきゅうしょう)という遺伝性の病気では骨髄に異常はないものの赤血球の形がおかしいためにどんどん脾臓で壊されることによって貧血を呈してきます。


また、後天性では自己免疫性溶血性貧血の頻度が最も高く、これは自分の赤血球に対して抗体ができてしまい、赤血球を破壊してしまうというものです。


本来抗体は細菌などの感染から身を守ってくれているものですが、自分に対しての抗体ができてしまうと自らを攻撃してしまいます。

これを自己免疫性疾患と呼びます。


さらに、溶血性貧血は素足で踏み込む動作を繰り返し行う剣道選手やランナーにも見られ、これは足の毛細血管が足の骨の下にあり、足を強くつくたびに血管に衝撃が加わることで溶血が起こるとされています。

溶血性貧血の治療はその原因によって様々なので、血液内科等の病院を受診して適切な支持を受けるようにしましょう。



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再生不良性貧血

骨髄では赤血球の他にも白血球や血小板も作っています。

再生不良性貧血は難病指定されている疾患で、これら全ての血液成分が減少する病気です。

そのため貧血の症状に加えて血が止まりにくかったり(出血傾向)、感染症にかかりやすくなったり(易感染性)します。

その理由としては原因不明のものが多いものの、骨髄での血液成分の産生が低下することだと言われています。

難病ですので、自分でなんとかできるというものではなく、専門機関での治療が行われます。

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ビタミンB12・葉酸不足による巨赤芽球性貧血

ビタミン、葉酸というと食事から摂取するというものですが、現代の日本において3食バランス良く食べている分にはまず発症することはありません。

しかし、胃を切除してしまうとビタミンB12の吸収に欠かせない内因子という物質がなくなってしまうため、いくら摂取しても吸収ができず、ビタミンB12欠乏となります。

ビタミンB12は赤血球が作られる過程でDNAを合成するのに必要ですので、欠乏した場合赤血球が成熟できないということになります。

治療としては内因子や葉酸の補充が行われます。



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悪性貧血

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これは先ほどのビタミン・葉酸不足と同じ流れで貧血を起こしてくるものです。

原因は胃粘膜が萎縮することによって内因子の分泌が低下することによります。

特徴としては舌の痛み、萎縮性胃炎、知覚障害が現れることがあるということです。治療は同様に不足しているものの補充になります。

赤芽球癆

「せきがきゅうろう」と読みます。

これは再生不良性貧血の赤血球だけのバージョンで、赤血球の前の段階の「赤芽球」という細胞が激減することで貧血となります。

急性のものと慢性のものがあり、急性ではウイルスや薬剤によって赤血球の大元である赤血球系骨髄単能性幹細胞が障害され、その先の赤芽球、赤血球の産生が低下します。


慢性では胸腺という免疫を司る臓器に腫瘍を併発していることが多く、自分のリンパ球が幹細胞を攻撃するようになってしまっています。

こちらも自分でどうにかできる疾患ではないので、病院を受診しましょう。



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骨髄異形成症候群(MDS)

ここから悪性の疾患になります。

MDSは骨髄での造血(血液成分を作ること)がうまくいかなくなってしまい、異常な血液細胞となってしまうため再生不良性貧血と同様に貧血に加えて易感染性、出血傾向が出てくるのが特徴です。


息切れや動悸、全身のだるさといった貧血の症状が出てくるものの徐々に進行してくるため自覚されていることは少ないです。

放置しておくと白血病に移行することがあるので注意が必要です。

白血病

白血病はいわゆる血液のがんです。

様々な種類があります。

詳細は省略させて頂きますが、貧血の症状が出ている場合は白血病の可能性がゼロでは無いと頭の片隅に入れておいて下さい。

白血病はとても恐ろしい病気ですので、早期の発見と早期の治療が必要です。

症状はMDSと同様で、治療としては年齢に応じて骨髄移植や薬剤を使い分けることになります。



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まとめ

いかがだったでしょうか。

貧血の多くは心配の要らない鉄欠乏性ですが、別の症状がある場合はすぐに病院を受診しましょう。

また、貧血は女性に多い症状ですが、男性でも起こることは多くあります。

ストレスを溜めこまない、睡眠時間を十分に確保するなどの生活習慣の見直しも大切になりますので、不規則な生活をしている人は一度見直してみるようにしましょう。



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