後頭部が重い感じがする!肩こり以外の原因9つと対処法を解説!

後頭部が重い感じがする!肩こり以外の原因9つと対処法を解説!

首


後頭部が重い、痛いと感じることがある、また、首筋に同様の症状があることはないでしょうか?

ひどい時には吐き気やめまいなどに悩まされることもあります。


よく聞く原因に、肩こりによる血行不良があります。

しかし、場所が頭であるため、別の病気を想像する方も多いかと思います。

そこでこの記事では、肩こり以外で後頭部に不調をきたす原因とその対処法をご紹介します。

9つの原因

頭痛には緊張型頭痛、後頭神経痛というものがあり、緊張型では以下に記載した、ストレスや疲労、姿勢の影響、更年期障害などの影響を受ける場合が考えられます。

一方、後頭神経痛は脳や首の血管障害やケガ、感染症などが原因とされています。

ストレス・疲労

自律神経の乱れや、筋肉のこわばりが生じ、頭部〜頸部の血行不良をきたし、頭が重い、めまいなどの症状が起こります。

疲労が原因の場合は、眠気が伴ってくる場合もあります。



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姿勢の崩れ

首〜腰にかけて背骨が通っており、背骨の中心には多くの神経が存在し、それぞれの背骨に多数の筋肉が付着しています。

常に首や腰を同じ方向に傾ける、足を組んで長時間座るなどすると、背骨がねじれた状態となってしまい、神経や筋肉に負担がかかり頭痛を引き起こすことがあります。



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副鼻腔炎

蓄膿症とも呼ばれ、鼻づまり、発熱などが生じます。

また、副鼻腔に鼻水や膿が溜まり炎症を起こし、頭痛や鼻の奥に痛みを感じることがあります。

口呼吸がみられ、夜間の睡眠が取れない場合もあり、日中眠気が生じる場合もあります。



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緑内障・眼精疲労

緑内障
眼圧が上昇し、視神経が損傷され失明の危険もある病気です。

徐々に外側から視野欠損が起こり、激しい目の痛み、頭痛、めまい、目の充血、視界がぼやけるなどの症状があります。

また、眼圧の上昇により吐き気や嘔吐を生じることもあります。

眼精疲労
パソコン作業やスマートフォンの長時間使用などから目の疲れが生じ、目の痛みやかすみ、充血が起こります。

また、頭痛や吐き気などを伴うこともあります。



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脳疾患

脳

脳血管障害
脳梗塞や脳出血などにより、頭痛や頭のしびれ以外にも片側の顔面や手足のしびれ・脱力、呂律が回らない、めまい、けいれん発作などの症状を伴います。

くも膜下出血
脳の周りにあるくも膜の下で起きた出血により、バッドで殴られたような激しい頭痛が生じます。

一過性脳虚血発作(TIA)
血栓、動脈硬化などで生じた脂肪の塊(アテローム)などが脳の血管を詰まらせ起こります。

症状は脳梗塞と同じですが、一時的であり、5分程で回復します。TIAが起こった後は脳梗塞を発症するリスクが高まります。



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更年期障害

エストロゲンの減少など、ホルモンバランスが崩れ、自律神経の乱れが起こることから脳への血流が不安定となります。

頭痛、吐き気を伴うことがあります。

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睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に長い呼吸停止が起こり、睡眠の妨げや一時的な血中酸素濃度の低下、二酸化炭素濃度の増加をきたす病気です。

睡眠中に呼吸が異常に浅く、遅くなる、呼吸が止まる、激しいいびきをかく、息苦しくなり目が醒めるなどの症状があります。

朝の頭痛。日中の眠気、疲労感、思考・集中力の低下が起こることもあります。

重症例で長期的に続く場合は心不全や肺血管収縮などをきたします。

頚椎椎間板ヘルニア

頚椎の間にある椎間板が神経に触れ、脊髄が飛び出している状態になります。

頭がしびれるとともに、手足のしびれや痛みなどの症状が起こります。



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うつ病

強い気分の落ち込み、全身の体調不良などの症状が起こります。

原因としては、遺伝、薬の副作用、つらい出来事、体のバランスの崩れなどがあります。

頭痛や肩こりなどの体調不良以外にも、言動が遅くなる、自発的な行動が減る、食欲不振、自殺願望など症状は多岐にわたり、入院が必要になることもあります。

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対処法

リラクゼーション

緊張型頭痛を起こしている場合、原因となる筋肉のコリや姿勢の改善、疲労回復など体を休めることが必要です。

また、精神的な疲労を抱えている場合も、神経が過敏になり緊張している状態になります。

まずは十分な休息をとってみましょう。



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医療機関の受診

目や鼻の病気、整形外科系の疾患による影響や、感染症、脳血管障害など命に関わる病気により症状が出ている場合もあります。

異変を感じた際は、早めに専門の医療機関を受診し、適切な処置をしてもらいましょう。



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まとめ

頭が重いと感じた際、多くの原因が考えられることがわかります。

肩こりかな?と放っておくと、重篤な病気が隠れている場合もあります。

頭重感、痛み以外に伴う症状にも気をつけることで、自身の体を守りましょう。



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