脇の下の膨らみが痛い!しこりの原因で考えられることはコレ!

脇の下の膨らみが痛い!しこりの原因で考えられることはコレ!

女性


最近、乳がんで闘病中の芸能人のニュースがテレビで報じられています。

あのようにテレビで放送されると、乳がんが身近なものに感じて、自分は大丈夫だろうかと心配になるかと思います。


なにげなく、ふと脇の下を触ってみたら・・ 「え?!何かある」これってしこり?乳がん?

自分で確認してみたときに、それらしきし「膨らみ・しこり」が確認できたら、それはもう、いてもたってもいられなくなり、すごく心配になるかと思います。


そこで この記事では脇の下の「膨らみ・しこり」について解説をしていきます。

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脇の下のしこりの原因は?

脇の下に、しこりらしき膨らみ、があると乳がんでは??

と不安になるのですが、原因は「がん」だけではありません。しこりの症状によって原因が異なるのです。

まずは、そのしこりが痛いか、痛くないか?

そして 脇の下にはリンパ腺が通っていますのでそのしこりはリンパが腫れているのか?

それとも皮膚が腫れているのか?

色々と状況や症状が異なるかと思います。

いずれにしても素人には判断がつきにくく自己判断は危険なため、最終的には病院に行って検査を受ける必要があります。


病院に行った際には、症状を医師に上手く伝える必要があります。

そこで、原因となりうる疾患を幾つか取り上げていきたいと思います。

粉瘤

白目


粉瘤は皮膚の表面に出来る良性の腫瘍です。

袋のようになって出来て、潰すと白い液が出てきます。

皮膚にたまる垢が原因で 袋状になって垢が溜まってしまうのです。

痛みも痒みもありませんが、悪化すると化膿してしまいますので、何回も繰り返し出来る場合は皮膚科で診察してもらいましょう。

脂肪腫

脂肪腫は脂肪に出来る良性の腫瘍です。

脇の下以外にも 肩や背中おしりに出来る事もありますが、小さい場合は痛みも無いので 慌てることなく様子を見ていればいいでしょう。

脂肪肉腫

脂肪肉腫は脂肪腫と良く似ていて 脂肪腫よりも大きいです。

脂肪腫か脂肪肉腫かの区別が付きにくいですが、あまりに大きくなって気になって、きたら皮膚科、整形外科で細胞の検査を受けましょう。

大きくなってからでも、痛みが無いので気が付くのが遅いと言われていますが、脂肪肉腫はがんの一種で、脂肪や筋肉に出来る悪性腫瘍です。

日頃から触ってみるなどして早期発見が必要です。

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リンパの腫れ

リンパは内臓や皮膚に網目状に、リンパ管が広がっています。脇の下にも多く広がっています。 

リンパ管にあるリンパ節は細菌やウィルスを除去する働きをするのですが、その時にリンパ節が腫れてしまう事があり、しこりとなって表れるのです。

風邪をひいた時にも、脇の下が腫れてしまう場合があります。

痛みもありません。リンパの腫れがひかない場合は 内科、甲状腺科で診察を受けましょう。


関連記事:首の片側が腫れる原因はリンパ?注意が必要な症状は?

悪性リンパ腫

白目


しこりの中で一番 恐ろしい原因となるのが悪性リンパ腫です。

悪性リンパ腫は、体内のあらゆる内臓、皮膚にリンパ管を通って広がっていきます。

リンパ中の細胞が、がん細胞となって犯していくのです。

ですから、悪性リンパ腫の始まりが脇の下からとは言い切れません。

他からの転移かもしれません。脂肪肉腫と同様、痛みがないので大きくなって気が付いた時には かなり進行している状態です。


リンパに出来る腫れですので、一つに留まらす、複数の腫れが出来ることがあります。

そうなると、発熱、倦怠感、シーツを取り換えないといけないほどの寝汗、なとの症状が現れる事があります。


悪性リンパ腫の場合は、痛みなどの症状が出ない事が多いため、発見が遅れてしまうことが多いです、又、脇の下ではなく、首、脚の付け根や内臓などリンパがある場所であればどこでも発症する可能性がありますので、注意が必要です。


とにかく 脇の下にしこりができたら、素人では脂肪腫か悪性リンパ腫かの区別が付かないので、内科で診察を受けましょう。早期発見が必要です。



関連記事:悪性リンパ腫の初期症状では痛みはある?注意することは?

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乳腺炎

乳腺炎は産後の授乳中に気が付くことが多いです。

激しい痛みもありますし、頭痛、発熱とインフルエンザにかかったような倦怠感もあります。そこで 気が付くとしこりが出来ているのです。

乳腺炎になる原因としては、赤ちゃんの母乳の飲みが悪く乳管が詰まってしまう。食事に偏りがあったり、冷え性でも母乳の出が悪くなります。

そうすると 乳管が詰まってしまい乳腺炎になってしまうのです。痛みがひどく辛いので、日々マッサージをしてあげましょう。

乳癌

乳癌は乳房は脂肪と乳腺の組織から出来ています。乳癌は乳腺から発生します。

乳癌は遺伝子の異常が原因で細胞の一つが癌化し増殖していきます。

大きくもなっていきます。硬さは石ころのように硬いです。それでしこりが出来たと感じるのです。

癌自体には痛みはありませんが、乳腺に痛みは感じます。早期発見が必要です。

まとめ

脇の下の「しこり・膨らみ」と言っても様々な病気の可能性もありますし、特に気にする必要もない場合もあります。

いずれにしても、特に女性にとって脇の下のしこは、イヤなもので決して気分の良いものではありません(男性も決して油断しないで下さい!!)。


脇の下の「しこり・膨らみ」に気付いたときは、ます乳がんを疑ってしまいます。 


痛みの有無やしこりが出来る原因によって、経過観察しても良い場合と早急に対応が必要な場合がありますが、素人判断で、放置ししまい実は悪性のリンパ腫だったり、乳癌だったりしては悔やんでも悔やみきれません。

この手の症状が現れたときは、すぐに病院で医師の診察を受けることを強くお勧めします。

日々自分で触ってチェックする事も大切ですので、定期的に自分でチェックすることも忘れないようにしましょう。

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