爪がでこぼこしたり、変色する原因は病気?一本だけや一部分の場合も

爪がでこぼこしたり、変色する原因は病気?一本だけや一部分の場合も

足


爪に現れるでこぼこ(ボコボコ)は気になる症状の一つで、でこぼこと爪が曲がったり、線(縦や横の)が入ったりすることもあります。

形の変形だけではなく、爪が変色することもあります。

変色も黒い血豆の様な変色、白く変色するなど様々あるかと思います。


爪がでこぼこしているからといって、何の病気を発症していかは判断できないことが多いです。


しかし爪は人間の体の健康を現しますので、何かの原因であることになります。

この記事では、爪がでこぼこになってしまう原因をいくつか解説しますので、参考にして下さい。

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一般的な爪の変形

爪は指先を保護する働きがあり、手足の動きで指先に力を入れたり、歩いたりする時に力を入れるため、重要な役割を爪は果たしています。


爪の下には毛細血管が沢山あり、爪は血液の健康状態を知らせてくれます。


爪は主にタンパク質の一種であるケラチンから構成されていて通常、薄いピンク色をして表面も滑らかなのが健康な爪です。


爪は病気や外傷により欠損する事があり、小さい外傷の場合は欠損するということはありません。


人間の手の爪が完全に再生するには3カ月〜6カ月、足の爪の再生はそれ以上長い時間が掛かります。

人間の成人の手の爪は一日に約0.1ミリ伸びると言われています。


また、肌と同じで水分が足りなくなり年齢を重ね新陳代謝が悪くなることで、爪は縦にスジが入りでこぼこになります。

30代~40歳以上の人の爪は、かなりの確率でこの症状が見られますので、それほど気にする事は無いでしょう。

爪のスジは皮膚にできるしわと同じ考え方で、年齢と共に目立つようになって割れたりもします。


関連記事:爪のでこぼこした縦線・横線の原因は?病気のサインなの!?

爪の変形の予防法

予防法としては爪の圧迫や衝撃を避けることや、水仕事などの家事はゴム手袋を使用したり予防が可能です。


爪の縦しわのでこぼこを、削ったりする人もいるようですが予防ではなく、でこぼこした表面は滑らかにできますが、しばらくするとまた、でこぼこしてくるでしょう。


今では高性能性のハンドクリームやネイルオイルなど、ドラッグストアなどの店頭にならんでいます。

ハンドクリームやネイルオイルなどを、付けてマッサージするのも効果的なのでお勧めします。

栄養法として爪の状態を良くするコラーゲンです。ビタミンB群が必要です。


ビタミンB群とは8種類のビタミンで、8種類のビタミンの多くがレバーや魚介類に含まれていますが参考までに、爪の状態を良くするコラーゲンで豚肉などに含まれています。

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爪のでこぼこは水虫が原因かも

爪のでこぼこの原因と言えば、基本的には爪水虫が考えられます。

爪水虫は足の爪の代表的な病気のひとつです。


カビ菌の一種でもある白癬菌が爪に感染し寄生して、発症する爪水虫の正式な病名は、爪白癬であり多くの人が発症します。


爪水虫は足だけではなく手に発症する場合もあります。 


60歳以上の人で40%以上を占めており多くの人が悩む爪水虫は、長い期間放置しておくと皮膚から爪の中へと白癬菌が侵入し、爪水虫を発症し一度発症するとなかなか治ることがない、やっかいな病気です。

爪水虫の症状と対策

症状は白い色の爪になったり、黒い褐色になり分厚くなります。

爪には神経がないためかゆみや痛みといった自覚症状はありませんが、分厚くなり過ぎると靴を履くときに圧迫され、痛みが出る場合があります。

日本では約1200万人が爪水虫にかかっていると言われています。


また爪水虫は、患部から別の部分に白癬菌をばら撒いてしてしまうことがありますので、早めの治療をお勧めします。

温泉や銭湯・プールなど多くの人の足と間接的に触れ合う場所、特に温泉・銭湯などの入り口付近のマットなどは感染経路として注意が必要です。

これらの施設に行く場合は、頭に入れておいて、すぐに足を洗うなどの工夫で、爪水虫になる確率を下げられるかもしれません。



関連記事:爪が白くなる原因は?病気の可能性もあるので注意が必要!

対策
対策としては皮膚科医の診察、診断を受けることが大切で爪水虫の可能性の場合には診断をしますが、必ず顕微鏡検査が行われます。

治し方は内服薬と外用薬がありどちらの薬も爪水虫に対する有効率は9割と言えます。


内服薬は長時間爪の中にとどまり、外用薬では届かない奥の白癬菌も死滅させることが可能で爪水虫の場合には内服薬による治し方も効果的です。


しかし、内服薬の副作用として肝臓に負担がかかる場合があり服用に関しては医師とよく相談してからにして下さい。


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その他

その他爪の異常には、代謝系の病気である糖尿病で爪の異常が初期症状として起こることがあります。


糖尿病は血糖値の高い状態が長く続く為、動脈硬化が起って血液の循環が悪くなり、体の中の血管が衰弱し血管が弱くなるので爪や周辺の皮膚に栄養が送れずに爪にも影響がでます。


消化管からの出血などが原因である貧血の病気の場合は、爪が割れたりスプーンのように反って曲がってしまったり、血液の循環が悪いために栄養がいき届かない原因で爪が薄く剝れたりすることもみられます。


関連記事:足の親指の爪が厚くなるのはナゼ?注意したい病気と対処法を解説!

まとめ

爪がでこぼこ(ボコボコ)する原因を一部ですが、書いてみました。

爪に以上が出た場合は、爪そのものに異常がある場合と、それ以外の場合があることがあります。

まずは皮膚科に行き、爪水虫に感染していないかを確認して下さい。


爪水虫は治るまでに時間がかかる病気なので、気長に付き合っていくことが大切です。


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