くるぶしが腫れて熱い原因は?あなたの靴のサイズは合ってますか?

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くるぶしの痛みや腫れ


足首やくるぶしが痛い時は、何らかの異常が起こっている可能性があります。

足は体の全体重が掛かっている為、運動を行っていない間も負担が大きい部位です。

痛みを放置していると、治らないどころか立ち上がれない程悪化してしまいます。

痛みの原因を特定し、内側と外側の痛みや腫れの違いについてしっかりと認識し適切な治療方法を見つけていきましょう。

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腫れ・痛みの原因

捻挫

ほとんどの捻挫は、足首を本来の稼働域を越えて動かしてしまうことで、足首が内側に曲がり、足首の外側の靭帯を損傷してしまう症状です。

出血やアザといった目に見える症状ではないものの、足首やくるぶしの外側が、腫れて熱を持ちます。

痛みを生じるのは、炎症や傷の刺激によって、発痛物質が作られるためです。

痛みがある場合は動かさず、足首を固定して安静にしましょう。

骨折、疲労骨折

骨折は自覚症状がある骨折と、無自覚の内に骨に傷がついている疲労骨折に分けられます。

疲労骨折は骨の一定の場所に継続的な負担がかかることで、骨に細かいヒビが入ってしまいます。

どちらも足首やくるぶしに痛みを生じますが、疲労骨折の場合は、常に痛みが出るというわけでもなく、スポーツや長時間の立ち仕事で足を酷使した時にだけ痛みが生じることもあります。

この場合自己判断は大変危険ですので、病院でレントゲン検査を受けましょう。

外反母趾

くるぶしの痛みや腫れ


外反母趾は、足の小指の付け根が外側に広がり変形し、腫れや痛みが出る症状です。

親指の付け根の骨が内側に出てしまい、ちょうど左足はくの字のような形になります。

基本的には、足の指に症状が出ますが、足に負担をかけていることが原因であることは間違いないので、

足の指にだけに異常が生じるのではなく、足首やくるぶし・すねや、ふくらはぎなど、足全般に腫れや痛みといった症状が現れることがあります。

腫れや痛みの元となる外反母趾の治療をしないと、繰り返し痛みを感じる可能性が高まります。

対策として横幅が広くて踵が低く、弾力性のある靴を履くことが最も身近な対策となります。

痛風

痛風は足首やくるぶしの筋肉に、直接損傷が起きているわけではありません。

体全体に生じている症状の一つとして、足首やくるぶしに痛みや腫れが現れます。

痛風の発作は尿酸が体の中に溜まり、結晶化して筋肉の隙間に挟まることで痛みが起こります。

発作が起こると足首やくるぶしは、真っ赤に腫れて強烈な痛みが出るのが特徴です。

痛み止めや患部を冷やすといった治療で痛みを軽減することはできます。

しかし、根本的に治療する為には病院で検査を受け、食生活の改善をしていくことが必要になります。

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腱鞘炎

腱鞘炎が原因で痛みが出る場合、足首の内側のくるぶしが痛くなりやすいです。

痛みが生じる場合は足の使いすぎによる炎症が理由です。

アイシングを行う・冷湿布を貼るなどの処置を行い、運動を控えて安静に過ごしましょう。

内側に痛みや腫れを感じる原因

くるぶしの痛みや腫れ


足首全体が痛いというよりも、足首の内側だけや内くるぶしのみに痛みや腫れがある時は、締め付けの強い靴を履いていることによる圧迫が原因の可能性が高いです。

足首の内くるぶしには後脛骨筋腱という腱があり、この腱は外部からの摩擦を受けやすい為、サイズの小さい靴を履くことや靴ひもをきつく締めすぎてしまうと、痛みや腫れなどの症状を引き起こすことがあります。


また、ヒールを履く女性が多いですが、ヒールは体の重心をとるのが難しい為、内側に力が掛かり過ぎてしまい痛みを発生させることがあります。



関連記事:足の裏がジンジンする!ヒール・パンプスが原因で痛い時の対処法!

外側に痛みや腫れを感じる原因

外側の足首やくるぶしの痛みや腫れの原因として、最も多いのが捻挫です。

足首の外側には前距腓靭帯・後距腓靭帯・踵腓靭帯・三角靭帯の4本の靭帯があり、この4本のどれかが損傷していると、強い痛みや腫れを引き起こします。


足首の捻挫をした方の症状として多いものが、足裏が内側に向いた状態であり、つまりは足首の外側の靭帯を伸ばしてしまうと言われており、中でも前距腓靭帯の損傷が多いと言われています。


また、一度捻挫をしてしまうとそこが弱くなり何度も挫くようになってしまいますが、その結果、踵骨と距骨の間にある足根洞と呼ばれる空洞で炎症が起こってしまいます。

そして、足首の外側の広い範囲で痛みが生じることがあります。

まとめ

くるぶし、足首が腫れたり、痛みを感じた場合は、何故、痛みや腫れが起こっているのかを医療機関で調べることが最も重要です。

そして、再発を防ぐように日頃から対策をとることを意識していく事で、同じような痛みや腫れを引き起こさないようにしましょう。


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