扁桃腺の腫れは冷やす?それとも温める?白い膿の原因もチェック!

扁桃腺の腫れは冷やす?それとも温める?白い膿の原因もチェック!

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扁桃腺が腫れて痛い!白いできものが出来てしまった!

まずはこの白いできものの事を一般的には膿と言います。

扁桃腺に炎症を起こすことは、風邪などで喉の調子が悪いときによくあることです。

生活習慣の乱れが原因であることが非常に多いのですが、気になって鏡で喉をみたら白いものがみえたり、赤く腫れていたりしてませんか?

扁桃は咽頭の粘膜下に発達したリンパ組織が集まるところで、免疫機能が強い臓器なので普段はウイルスや細菌を排除してくれます。

喉の奥は細菌やウイルスの感染を受けやすい器官です。

この記事ではチェック項目と扁桃腺に白い膿ができたり、腫れたりする原因となる病気を幾つか解説していきます。

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扁桃腺に腫れや白い膿がでる4つの疾患

まずは扁桃腺が腫れたり、白い膿が出る原因を見ていきたいと思います。

ここでは、代表的な4つの疾患について解説します。

急性扁桃炎

体調が悪く風邪に似たような症状があり次第に喉が痛いという症状が出たり、扁桃腺肥大の状態になって熱が出たり、寒気がする、さらには、白い白苔が付着していると急性扁桃炎になります。

これは小児や成人もどちらもなる病気ですが痛みは、その時々や人により異なります。

慢性扁桃炎

年に数回扁桃炎を繰り返す場合、ストレスや体の疲れなどで免疫力低下した際、発症しやすくなり慢性扁桃炎になります。

扁桃周囲膿瘍

扁桃腺が感染を起し、白い膿がたまると扁桃周囲膿瘍になります。

この症状は溶連菌によるものが多く、暴飲暴食や過労による疲労、口呼吸による喉の乾燥が原因です。

ウイルス性扁桃炎

アデノウイルスやEBウイルス(エプスタイン・バーウイルス)、エンテロウイルスなどのウイルスが原因でウイルス性扁桃炎を発症します。

その場合も白い膿ができ白苔が付着したり、腫れを起こします。



関連記事:扁桃腺が腫れる原因は?大人でも発症する可能性があるので注意して!

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扁桃炎は冷やす?温める?

ここまで、扁桃腺の腫れや白い膿の原因を見てきました。これらは、細菌性やウイルス性を問わず、他人にうつることはほとんどありませんので、その点は心配する必要はありません。

そして、扁桃腺の腫れは冷やしてあげましょう!


首の付け根のリンパ節が腫れますので、この部分を、冷やしてあげると炎症を抑えて痛みを和らげることができます。

逆に温めてしまうと炎症部分の血流がよくなり、痛みが増してしまいます。

強い痛みを伴うため患部を温めないようにしましょう。


炎症が引いて治りかけている時は、温めても問題ありません。

薬を飲んで薬剤治療をしていても、自然治癒でも治るまでの期間は変わりません。

2〜3日で治ることもあれば、時に2週間ぐらい続くものがあります。

これはウイルスの種類で変わりますので、そんな時は解熱薬や痛み止めの薬を使って安静に様子を見るしかありません。


その他に自分でできる対処方法としては、

  • 軽い運動やストレッチ等をして身体の免疫力を上げたり、高栄養価の食事をとり免疫力を上げることで病気への抵抗力をつけます。

  • 喉のツボを押したり喉の扁桃腺付近をマッサージしますと効果があります。



関連記事:痰から赤い塊がでるのはなぜ?もしかして血が出てるの?

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扁桃腺に白い膿が出来たとき

この様な状態の時はまず、チェックして欲しい大切なことがあります。

以下の7つの事をまずチェックしてみて下さい。

  1. のどの赤みやはれはありますか?
  2. のどの粘膜に口内炎の様な炎症はありませんか?
  3. 扁桃腺に白っぽい膿がついていますか?
  4. 咳はありますか?
  5. のどは痛くはない?
  6. 鼻水、鼻づまり症状はありますか?
  7. 発熱はありますか?


扁桃腺が赤く腫れ、違和感や痛みがあり白いツブツブのような白い膿ができたりします。

それは白苔と呼ばれ急性扁桃腺炎の特徴的な症状のひとつであることが考えられます。

この白苔ができたまま放っておくと、ぶり返すことになって悪化します。

その原因の細菌やウイルスの種類によっては、急性腎炎などの腎臓病や肝臓機能障害、リウマチ熱、神経や心臓などの重大な、合併症を発症する可能性もあるので注意が必要です。

また、喉の扁桃腺の周囲に乳白色の白い固まりができて臭いなどを発する場合があります。

扁桃腺の表面の多くの穴を陰窩と言い、食べカスや細菌などの死がいなどが溜まり固まりを作ります。

これは膿栓で痛臭い玉と呼ばれています。


健康な人にも雑菌が口の中にいるため、特有の悪臭があり口臭の原因にもなります。

簡単に取り除くこともできますが、出血したり更に炎症を悪化させたりすることもあるので自分で取らずに病院へ行くことをおすすめします。

扁桃腺が炎症を起こすため、その刺激で喉に痛み咳が出て発熱を起こすことがあります。

体内でウイルスと白血球が戦っての死骸が鼻水です。

黄色の場合はウイルスの死骸が多く出ていて、風邪の治りかけによく見られます。

緑色の鼻水の場合は、膿が増えて黄色から緑色になるのは風邪が悪化している場合が考えられます。



関連記事:鼻水が青い原因は?風邪の延長だけではないので注意が必要!

まとめ

いかがでしたでしょうか、扁桃腺が腫れたり、白いできものができた場合は、熱があるか痛みはあるかなども注意したいです。


また性病の可能性もありますので、心当たりがある方は、自己判断は危険ですので病院に行くようにしましょう。

また、普段の自分の喉の状態を確認しておくことも大切なことですので、日頃から自分の体の状態をチェックしておくようにしましょう。

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