難聴の種類や特徴、障害者手帳について解説!補聴器の注意点も!

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難聴の種類や特徴、障害者手帳について解説!補聴器の注意点も!

この記事では、難聴について解説していきます。一言に難聴と言っても種類があり、周囲の方はそれぞれ接し方には注意が必要な場合もあります。

また、障害者手帳や補聴器選びの注意点についても書いていきますので、参考にして下さい。

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難聴の種類

耳鼻科で行われる「どのくらいの小さな音まで聞こえるかという検査」及び「伝音声難聴なのか、感音性難聴なのか」というのはオージオメーターという機械で行われます。

125~8000Hzで診ることが多いので、高い音が聞こえにくいのか、低い音が聞こえにくいのか、またどちらも聞こえにくいのかが測定できます。

このように詳細にみていくので、難聴のAさんとBさんが、聞こえ方には大きな差があることが多いのです。


難聴には大きく分けて、「伝音声難聴」と「感音性難聴」の二種類があります。

音は、まず外耳⇒中耳⇒蝸牛⇒前庭⇒内耳⇒聴覚中枢へと伝えられ。言語として聞き取ることができます。このうちどこか、またどこか複数の不具合で難聴となるのです。


「伝音声難聴」は外耳から前庭に至るまで。例えば、中耳炎などでおこります。

「感音性難聴」は音響性外傷、突発性難聴、メニエール病、腫瘍などで起こります。

いわゆる老人性難聴はこのいずれもが混在した状態となります。


一般に「伝音声難聴」は低音が聞きにくく、低い耳鳴りがして、音を大きくすれば聞こえるので補聴器が役に立ちやすいといわれます。

反対に「感音性難聴」では高音が聞きにくく、キーンといった高い音の耳鳴りが感じられる方が多いようです。補聴器の効果は薄いといわれます。

但しこれは病気によっても異なり、例えばメニエール病では感音性難聴であるにかかわらず低音から聞きにくくなり、進行によって高音も聴き取りにくくなっていきます。

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最高語音明瞭度

これは、耳鼻科で行う語音聴力検査のひとつです。

いろいろな単音を聞かせ、紙に書いていきます。その時に「伝音声難聴」は音を大きくしていけば100%となります。「感音性難聴」では最高明瞭度を示した音量を、それ以上上げていくことで反対に聞き取りが下がっていってしまいます。


この検査で補聴器の有効性を図ることができます。最高明瞭度が50パーセントを切ると補聴器の使用は難しくなっていきます。

周囲の人が注意することは?

以上のように、難聴と一言で言ってもいろいろな特徴があります。

耳のそばで大声で話せば聞こえるという方もあるでしょう。

反対に、大きな声で話されるのを大変に嫌う方も意外に多くいらっしゃいます。これは感音性難聴の方が補聴器を使っているときなどに多いでしょう。


耳が悪いから・・・ということで相手の耳にだけ注目するのではなく、聞こえやすい環境を整えることも考えましょう。


まずはテレビ、BGMなどを消して。相手に自分の口元を見せてゆっくりはっきり発音するだけで分かりやすさが格段に上がることもあるのです。


一番大切なことは、会話するその相手の方に「どのようにしたらいちばん聞き取りやすいか」を伺ってからコミュニケーションをとることでしょう。

聞こえにくい方にとっての便利グッズ

先ずは補聴器が考えられます。

補聴器は通販や、眼鏡店で簡単に買えるものではないと断言したいと思います。また、ご本人抜きでのプレゼントにも向かない商品です。

聞こえにくいと思ったら、まずは耳鼻科に行き、検査を受け、補聴器がどの程度効果があるのかを知り、それから専門の補聴器店で自分の耳あったメーカーの補聴器を紹介してもらい、そのうえで調整を重ね購入するべきです。


補聴器の値段はピンからキリと言えますが、その人の生活スタイルで必ずしも高いものがよいとも限りません。そのあたりもじっくり相談して購入できる補聴器店を選ぶことが必要です。


また、補聴器は万全ではなく、聞きたい音のほかの要らない音まで拾ってしまいます。ここが自分の耳とは違うところですが、慣れてくるにしたがってある程度解消されてはきます。

ここで便利なのが、補聴器をしている人側が受信機を付け、マイクを持った人の声だけが入るようなシステムが使えたりすることでしょう。

また電話の受話器の音を簡単に大きくできたり、振動で目覚ましをつかえたり、テレビの音をその人だけが大きくして聞こえるようなグッズもあります。

補聴器だけでは聞き間違いしてしまうこともあるでしょう。その時、役に立つのが筆談。紙と鉛筆やペンがあれば簡単にできます。


他にも「ブギーボード」といったボタン一つで消すことができ、表記もたいへん見やすい便利なる電子メモ帳もあります。

自治体によって、手話通訳、要約筆記、の派遣制度もあります。同じような障害を持つ人の集まりもあります。
コミュニケーションは人間の大切な生きる糧です。

聞こえにくいのはあなた(あなたにとって身近な人)だけではありません。

聴力に関する身体障害者手帳

難聴者の最小可聴閾値(聴力レベル)の上昇が4分法(500 Hz×1 + 1 kHz×2 + 2 kHz×1)/4 の数値により障害の重さが区分されます。

聴覚障害程度等級表

6級
両耳の聴力レベルが 70dB 以上のもの(40センチメートル以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの)
一側耳の聴力レベルが90dB以上、他側耳の聴力レベルが 50dB 以上のもの

4級
両耳の聴力レベルが 80dB 以上のもの。
語音弁別能が 50% 以下のもの。

3級
両耳の聴力レベルが 90難聴者の最小可聴閾値(聴力レベル)の上昇が4分法(500 Hz×1 + 1 kHz×2 + 2 kHz×1)/4 の数値により障害の重さが区分される。

聴覚障害程度等級表[3]

6級
両耳の聴力レベルが 70dB 以上のもの(40センチメートル以上の距離で発声された会話語を理解し得ないもの)
一側耳の聴力レベルが90dB以上、他側耳の聴力レベルが 50dB 以上のもの

4級
両耳の聴力レベルが 80dB 以上のもの。
語音弁別能が 50% 以下のもの。

3級
両耳の聴力レベルが 90dB 以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの)。

2級
両耳の聴力レベルがそれぞれ 100dB 以上のもの(両耳全ろう)。 以上のもの(耳介に接しなければ大声語を理解し得ないもの)。

まとめ

難聴でご自身がどのくらいの聞こえかをご存知の方がみると、かなり厳しい基準であることがお分かりになるかと思います。


実際には70dBの方は耳元で大きな声で話してもらっても聴き取れないこともあるのです。大体、正面からの会話に関しては大丈夫でも、普通の会話に不便するのが、40dbくらいからと言われています。


会話と同時に、歩いていて車の音に気が付かなくなったりしているはずです。どうか注意が必要となります。

この記事がなにかの参考になれば幸いです。


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