おたふく風邪に大人(思春期)にかかると不妊に?男性は気をつけて!
耳の下がはれておたふくのような顔になる事で有名なおたふく風邪ですが、詳しい症状や治療法についてはご存知でしょうか??
また、10歳以降の男性がこのおたふく風邪に感染した影響で睾丸炎を起こしてしまうと、将来不妊になる可能性もある大変危険な病気です。
今回はそんなおたふく風邪について書いていきます、是非参考にして下さい。
スポンサーリンク
症状
おたふく風邪は、ムンプスウイルスの感染でおこる病気で、20日前後の潜伏期間を経て発病します。おたふく風邪になると、まず耳が痛み、食べ物をかむときの痛みなどで始まり、耳の付け根の部分が腫れてきます。
左右両方が同時に腫れるともありますが、片方が腫れてからもう片方が腫れる、もしくはどちらか一方しか腫れない場合もあります。
腫れと同時に発熱(時には40度になる事もある)がみられ(まれに熱のないこともあります)、腫れは2~3日で最高潮に達し10日ほどで引いてきます。熱は腫れよりも早く下がることが多いです。
腫れた所をを押すと痛み、物を食べる時などにあごを動かしても痛みがあります。耳のしたが熱を持つことや色が変わることはありません。
スポンサーリンク
治療法
このおたふく風邪の原因となるムンプスウイルスに有効な薬はなく、基本的には対処療法が中心となります。熱のある間は解熱剤を服用して安静にして、腫れた部分を冷やし、口の中を清潔に保つためにウガイをこまめに行います。
かかりやすい年齢や季節は?
年齢
おたふく風邪にかかりやすいのは、3~7歳の子供とされています。そして一度掛かると免疫ができるため再度かかることはありません。(20~30%の人は感染しても症状がでないでそのまま免疫ができます)季節
流行しやすい季節としては、秋から冬にかけてですが都会では一年中発生します。思春期のおたふく風邪
思春期におたふく風邪にかかると、耳の下の腫れから5日目ごろに、男性は睾丸炎(精巣炎)女性は卵巣炎を併発することがあります。男性が睾丸炎(精巣炎)を起こしてしまいしかもそれが、両方の睾丸に起きた場合は男性不妊になる事がありますので注意が必要です。
また、子供が睾丸炎を起こす事はありませんし女性の卵巣炎は腹痛はありますが不妊になる事はありません。、あくまでも思春期の男性がおたふく風邪にかかり、その影響で睾丸炎を両方に起こした場合の話です。
しかし、不妊になってしまうと聞けば不安材料ではあります、おたふく風邪には予防接種があり希望すれば受けることができますので予防接種を受けておくとよいです。
まとめ
おたふく風邪は基本的には子供がかかりやすい病気で、おたふくのように顔が腫れる病気です。思春期の男性がかかると希に不妊になっていしまうことがありますので、予防接種を受けておくと良いかと思います。また、耳の下の腫れが治まるまでは通園・通学は出来ずに休ませる事になります。(詳しくは医師の指示に従って下さい)
スポンサーリンク