腰の左側だけに痛みがつづく!考えられる8つの原因!
腰痛に悩まされる方は多いかと思います。
そんな腰痛ですが一般的な筋肉痛や外科的な疾患だけが原因ではない時があります。今回は腰痛の中でも左側だけの痛みがつづく場合に考えられる原因について書いていきたいと思います。
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➀筋肉炎症
腰痛の大半がこの筋肉の収縮や緊張、コリが関与していると考えられています。中でも筋肉炎症によるものは、ぎっくり腰ともいわれるもので、過度な運動の後や、無理な姿勢の後など明らかに原因が分かっている場合にみられる腰痛の場合大抵がこの筋肉炎症による腰痛です。
ぎっくり腰には筋肉に急激な負荷がかかって起こるものと、軽微な負荷でも起こるぎっくり腰があります。よくテレビや漫画などで出てくるぎっくり腰は急激な負荷がかかって起こるタイプのぎっくり腰です。
軽微な負荷でも起こるぎっくり腰の場合、筋肉疲労の蓄積が考えられます。
➁体の歪みによるもの
慢性的な左側だけの腰痛の原因として多いのがこちらです。
これは左側の腰に負担がかかり過ぎてしまっているために起こります。
長時間のPC作業や仕事中の姿勢、日常的な癖など無意識のうちに体がゆがんだ姿勢を取っている事により、気付かないうちに腰に負担がかかっているのです。
➂腎・尿管結石
腎臓は血液をろ過し、電解質の調整を行うほかに血圧調整や増血ホルモンの産生、骨代謝に関係の深いビタミンDの活性化など重要な働きを持っています。また、尿素やクレアチニンなどの代謝産物を尿中に排泄します。尿中にはカルシウムやシュウ酸、尿酸、リン酸など尿管結石に関連する物質が存在します。この結石関連物質が様々な条件下で結晶化したものが尿路結石です。
腎結石の場合ほとんどは痛みがなくあっても鈍痛程度ですが腎盂尿管移行部に結石が移行した場合は尿管結石同様に仙痛をきたします。
尿管結石は側腹部、側背部の仙痛のほか陰部、大腿内側への放散痛があります。
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➃腎臓病
ひとくちに腎臓病といっても腎臓病には種類がありますので、2つほど腰痛を伴う腎臓病を紹介します。水腎症
尿路が狭くなったり詰まったりして流れが悪くなった結果、腎臓の内部に水が溜まって腎盂や腎杯が尿でいっぱいになって拡がった状態をいいます。水腎症が発症した側の腰やわき腹にかけて鋭い痛みが生じます。
急性腎盂腎炎
腎盂や腎実質に細菌が感染して急激に起こる病気です。症状として38℃以上の高熱、腰や背中の痛み、尿の濁りや頻尿・残尿感などの膀胱炎症状などが認められるほか血尿がみられることもあります。
➄転移性骨腫瘍
体の別の部位にできていた腫瘍が骨に転移した状態のことです。背骨に転移した場合、腰痛や背部痛となって痛みを感じます。腫瘍が大きくなると骨が潰れて圧迫骨折を起こします。
➅膵炎
膵炎は上腹部痛と背中の痛みが特徴ですが、痛みが放散して腰痛と勘違いする場合もあります。急性膵炎はいろいろな原因で活性化された膵臓の酵素が自分の膵臓を消化してしまう事によって、膵臓やその他の臓器に炎症を起こしてしまう病気です。
症状としては上腹部痛と背部痛で、痛みの程度は軽い鈍痛から激しい痛みまで人それぞれです。
➆神経の圧迫によるもの
脊椎の中には神経が通っており、ヘルニアなどによってその神経を圧迫してしまうために痛みが生じます。➇ストレスによるもの
実は腰痛の80%が原因不明といわれています。その原因不明の腰痛の中でも代表的なものがこのストレスが原因の腰痛です。ストレスによる血行不良が要因と考えられています。
まとめ
左側の腰痛としていくつか原因を挙げましたが、腎臓病など左右にある臓器ではその患側が右側であれば右側の痛みとして感じます。安易な自己判断はせず、気になるようであればかかりつけ医に相談して下さい。スポンサーリンク