冬場でも寝汗が大量に出る原因は?男性と女性では多少の違いが!

冬場でも寝汗が大量に出る原因は?男性と女性では多少の違いが!

寝汗の原因


運動中に汗をかいたり、暑かったりすれば汗は出てきます。

しかし、就寝中にいきなり自分の寝汗で目を覚ましたことがありませんか?

日中の汗や寝汗は当たり前であり生理現象なのです。

気温や室温が高いと就寝中に体温調節をするために汗が出るようになっています。

でも、冬場でも寝汗が続くとか寝汗の量が多い(シーツを交換しなくてはならない程)場合には単なる寝汗とかたずけるのではなく、何かしらの病気のシグナルとなっている場合がありますので、注意が必要です。

今回の記事では寝汗、特に冬でも寝汗をかく症状が出る場合いったいどの様な病気の可能性があるのかをを解説していきます。

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良い汗と良くない汗との違い

寝汗の原因


体は様々な機能性を持っていますが、汗にも機能性が分けられているのはご存知でしょうか。

さらっとしていて霧吹きで吹きかけた細かい玉粒の汗を見たことがありませんか?

この細かい球粒の汗は特徴として大量の汗でも少量の汗でも肌の表皮で蒸発しやすいことが特徴で体温調節がしやすくなります。

メッシュの網目から出るのをイメージしてください。メッシュの網目から汗が出るとすれば小粒の細かい球粒が出てくると思います。

出てくる汗は酸性の汗で全身から蒸発しやすく循環の良い水分が出てくるので「良い汗」だということがわかります。

逆に変な臭いとべっとりとした汗の特徴は大粒の汗で蒸発がしにくく体温調節ができなく、なります。先程の「良い汗」のメッシュの網目とは違い

変な臭いとべっとりとした汗は細かいメッシュの網目から出すことができず、この汗は重いのでメッシュの網が裂けてしまい大粒の汗が出ます。

出てくる汗は毛穴だけからしか出てこないために蒸発しにくく70%~80%のアルカリ性で他にもタンパク質や脂質にアンモニアなどが汗に含まれて循環の悪い水分が出てくるので「悪い汗」ということがわかります。

汗の出口が2つあるということ、そして2つの出口にそれぞれに役割があるということです。

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寝汗

日中の汗は運動したときや気温上昇などで汗をかきますが、寝汗はどんなときにかくのだろうか?

気温や湿度の上昇は就寝中でも、寝汗は高齢者も成人や子供と同じです。

寝汗は当たり前と思ってしまいますが、自分の体のコンディションも把握しておくことが大切です。暴飲暴食が続いていたり、無理して疲れが溜まっているときなどは良くない寝汗の原因となります。

また、風邪症状の1つに発熱があげられますが、風邪ウイルスと戦い発熱を起こします。夜間に発熱は起こしやすく、熱を下げようとすれば汗をかくので寝汗の引き金にもなります。


うつなどで精神的に追い詰められたりして、変な夢をみたりすることは少なくはありません。

うつやストレスが溜まっていたりすると自律神経の機能がホルモンバランスを悪くしてしまい自律神経が上手く機能できなくなり寝汗が酷くなる場合もあります。



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「男性」と「女性」の寝汗

寝汗の原因

男性の寝汗

自律神経が上手く機能できなるとふんだんに寝汗が酷くなるのですが、男性は下半身部分の足などにも良く汗をかいたりしますが、それは、なぜかというと汗腺が足の裏にたくさんあるからです。


男性ホルモンが減ってくる50代後半頃になると疲労や疲労のストレスから不眠が原因となり自律神経が上手く機能できなくなり、自律神経失調症を起こします。

これがまさに男性の更年期障害です。

男性は家族の生計が掛かっていますので、どうしても仕事バリバリやって頑張らなければという意識が高いのではないかと思います。

そのような強い意識や感情が知らないうちにストレスへ発展していき、ストレスが溜めこまれてくるのです。

更年期障害は自律神経の機能の関係から寝汗が酷くなります。

女性の寝汗

女性の場合は衰えると汗の量が増えるという人が多いと思いますが、男性ホルモンと女性発汗を促す男性ホルモンと、発汗を抑制する女性ホルモンのバランスだと考えられます。

更年期に入ると女性ホルモンが少なくなって逆に男性ホルモンが多くなるのです。

だから男性ホルモンが増えていけば発汗しやすくなり季節関係なく寝汗が出るということです。

生理前の寝汗の原因は必要な女性ホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)が体温を上昇させるはたらきがあり、

女性には必要不可欠な女性ホルモンの働きは1つで2つのはたらきをし、寒気を引き起こす→体温上昇→体温を低下させ発汗しますがそれが寝汗になるのです。

生理がはじまればプロゲステロンの分泌が低下して寝汗も治まっていきます。

あまりに気になるようであれば漢方など使えるかかりつけ医師などに相談して下さい。

男性・女性の寝汗
その他にも男性と女性の共通点として寝汗の原因が冷え性があげられます。

男性は冷え性で引き起こしてしまうリスクがあり、腎機能や肝機能に悪影響を与えたりすることもあるので普通のよくある冷え性だからといって油断は禁物です。

また、男性でもバセドウ病などの疑いがあるかもしれません。女性患者が多いバセドウ病は男性も発症してしまう場合があります。

全身の代謝が良くなると体重減少や異常な寝汗をかきやすくなりますので心当たりがあれば、病院にて医師の診察を受けることを強くお勧めします。

まとめ

汗と言っても様々な汗があって、寝汗だからといって油断は禁物です。

汗で自分の体のコンディションと汗のかきかたでどんな状況なのかを知っておくことが大事だと思います。
自分の体はやはり自分で管理しなければいけません。

これくらいだから大丈夫と勝手に判断せず、病院へ行くなどすることをお勧めします。汗も良い汗と良くない汗があるので心がけてストレスを溜めないようにしたりしましょう。


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