こめかみがズキンとする頭痛!原因となる事をチェックして!
皆さんは頭痛で苦しめられた経験がありますか?
頭痛は偏頭痛から脳にかかわる病気まで様々な原因があり、頭のどこが痛むのか、どのように痛むかなどによっても原因が違います。
また、頭痛以外にも高熱や、他の部位も痛む場合には要注意です。
今回はこめかみが痛むときの原因について紹介していきますので参考にして下さい。
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吐き気を伴ったり、こめかみがズキズキと痛む場合
このような場合は、偏頭痛が考えられます。偏頭痛は、ストレスや疲労、睡眠不足などが原因で起こります。週に1回や月に1回などの頻度で起こり、いったん痛み出すと、仕事に集中できなくなるなどの生活に支障をきたす場合がほとんどです。
偏頭痛が起こる前に前兆や予兆のようなものが現れるという人もいます。
例えば、目の前で光がカチカチする、視界が欠ける、だるい、イライラするなどが起こったときに「頭痛がきそうだな」と感じ、その後頭痛が現れる人がいます。
頭痛の前兆ともいえるこの、光がチカチカする・ギザギザした稲妻の様なものが見える症状を閃輝暗点(せんきあんてん)と言います。
このような偏頭痛の場合は、頭を冷やして安静にしていましょう。
しばらく安静にしていれば痛みは引いてくると思いますが、それでも痛くて我慢ができなければ、病院へ行って薬を処方してもらいましょう。
関連記事:偏頭痛の前兆は?頭痛薬を飲むタイミングで症状を多少和らげて!
目の奥もズキズキと痛む場合
このような場合は群発頭痛の可能性があります。
群発頭痛は、春先や秋口などの季節の変わり目から痛み始め、それから毎日のように頭痛が起こります。
偏頭痛と比べてそれほど多くはなく、20~40代の男性に多く見られます。
原因はアルコールで、飲酒後約1時間で頭痛が起きるようになります。
群発頭痛は鎮痛剤でも痛みを抑えられないことが多く、薬物療法や純酸素吸入法により治療していきます。
純酸素吸入法とは、医療用の純度100%酸素を吸入する方法で、数分間で痛みが軽くなります。
群発頭痛はお酒やたばこが誘発します。
群発期間が過ぎれば飲酒しても頭痛が起きないのでそれまではお酒は飲まないようにしてください。
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激しく痛む場合
こめかみだけでなく後頭部または前頭部中心に激しく締め付けられるような痛みで、手足のしびれなどもある場合は脳梗塞や脳出血などの脳の病気の可能性があります。例えば、脳梗塞では運動障害、感覚障害、意識障害など様々な症状が発生します。
他にも、くも膜下出血では突然バットで殴られたような強い痛みを感じ、倒れる場合があります。高血糖や糖尿病の方はかかりやすくなっているので特に注意してください。
治療は脳梗塞の場合、基本的に薬物療法で、場合によっては手術をすることもあります。
ダメージを受けた脳細胞の周りの脳細胞が失われた機能を代行する性質があります。そのため、このような脳の病気で大事なのは治療後のリハビリテーションです。
くも膜下出血の場合、再出血しやすく治療が遅くなると生命の危険が高くなるので、できるだけ早く手術をする必要があります。
何かいつもと違う頭痛があったら病院で一度検査を受けてみましょう。
耳鳴りや肩こり、首痛などが伴う場合
このような場合は上部頸椎からくる痛みである可能性があります。
これは肩や首の筋肉が緊張状態になりこれらの筋肉から頭痛が引き起こされます。
このような頭痛を緊張性頭痛といいます。
緊張性頭痛の場合は特に治療は必要なく、適度に体を動かしたり、マッサージをすることで自然と治っていきます。
また精神的ストレスが原因で緊張性頭痛が誘発されることもあります。身体だけでなく精神的にもリラックスして筋肉が緊張しないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。頭痛は痛み方や痛む場所によって原因が全く違います。場合によってはかなり深刻な病気になる前兆かもしれませんので「痛み方がいつもと違うなあ」と感じたら一度検査を受けることをおすすめします。
また、今回あげた頭痛の原因はどれも生活習慣が関係しています。食生活の見直しや、適度な飲酒、禁煙など普段から規則正しい生活を送りましょう。
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