かかとが固い原因は?がさがさするひび割れの対処法も解説!

かかとが固い原因は?がさがさするひび割れの対処法も解説!

かかとが固い原因は?


皆さんは、毎年冬の時期にかかとのひび割れに悩まされませんか?歩いていて急にチクッとするあの痛みは、嫌な症状の一つです。


また、女性の方は、ひび割れにストッキングが引っかかり伝線してしまったなんて経験をした方も多いのではないでしょうか?


かかとのひび割れや痛みの主な原因は2つあります。また、どうしたら治るのかについても以下に書いていきます。ご自身のケースに当てはめて読んでみて下さい。

スポンサーリンク


1.角質が硬くなり起こるケース

かかとが固い原因は?


古くなった角質が幾重にも重なり、寒い時期に乾燥し、そこに刺激や衝撃が加わりパックリと割れてしまうケースです。ちょうど正月の鏡餅が日にちが経って、ひび割れてくるのと同じ状況に似ています。


古く厚くなった角質には保湿クリームを塗っても角質内部まで浸透しないので、ひび割れ予防や治療には効果はなく一向に改善しません。


風呂上り軽石やかかと専用のヤスリを使い古く厚くなった角質を落とし、保湿クリームを塗ってケアします。


最近では軽石よりも使いやすく、皮膚を傷つけない便利グッズもたくさんありますので、インターネットで検索して自分にあったお気に入りの商品をさがしてみましょう。


保湿クリームは、尿素入りのものをお勧めします。尿素には、角質を溶かす作用があるからです。


角質は、毎日削るとそこから細菌が入り悪化することもありますし、下記2で紹介する水虫の原因である白癬菌が入ると大変です。

また、毎日セッセと削っていると、体が危険を感じ、角質を再生しようと信号を出し、逆に皮膚が硬くなるなどの逆効果になることもあるので、週2回くらいが理想的だと思います。


保湿クリームは、毎日寝る前にこまめに塗るのが良いと思います。かかとの皮膚が柔らかくピンク色になってこれば理想的です。

スポンサーリンク


2.水虫が原因によるもの

かかとが固い原因は?


上記1でもなかなか改善しない場合は、水虫が原因である可能性があります。

「私は、足は痒くないし、普段から清潔にしているから水虫ではない」と言う方もいらっしゃいますが、水虫は、夏の時期の1〜2か月くらいに痒みがありそれ以外の時期は痒みがない場合がほとんどです。


家族に水虫の方がいれば、感染している確率が高いと思います。


また、痒みが出る場合は、足の指の付け根や土ふまずなどの皮膚が薄い場所が多く、特に角質が分厚いかかとや爪水虫は、一年中痒みを感じないことの方が多いようです。


かかとの部分が白くなり、粉をふいたり、剥がれかかった鱗屑がある場合は、水虫(白癬菌)である可能性が高いですので、一度チェックしてみてください。


水虫が原因の場合は、皮膚科での受診をお勧めします。市販の塗り薬では完治するのは難しいからです。


その理由は、水虫は角質内部に入り込み増殖します。かかとのように分厚くなった角質の奥深くで増殖していると、いくら塗り薬を塗っても、薬が浸透せず完治することはありません。


長い年月をかけて角質の奥深くまで侵食した白癬菌を根絶するには、爪水虫と同様に飲み薬(内服薬)でなければ完治しないので一度、皮膚科を受診し、飲み薬を処方してもらうのが一番良いと思います。



関連記事:爪が白くなる原因は?病気の可能性もあるので注意が必要!

まとめ

以上説明した通り、一度、角質を落とし保湿クリームでケアして様子を見て、それでも一向に改善しない場合は、水虫の白癬菌が原因である可能性が高いと思われます。


水虫が原因の場合は、専用の薬(内服薬)を使用して根気よく治療をしないと完治しません。


いずれにしても、毎年冬にかかとのひび割れで悩んでいる方は、思い切って皮膚科を受診し、角質の重なりが原因なのか、それとも水虫の白癬菌が原因なのかハッキリさせたほうが、その後の治療が楽になり治癒するのも早いと思います。


皮膚科で診察した結果水虫が原因と診断されても、根気よく半年ほど治療を続けた結果、見事に完治したというケースも沢山ありますので、諦めずに治療を続けることが大切です。


スポンサーリンク


このページの先頭へ