足の甲に湿疹ができてかゆい!水虫以外の原因もチェック!
足の甲が腫れている経験はありませんか。
通常は足の甲はそこまで気にする場所ではないですが、痛みがあったり痒みがあったりするととても気になる部分です。
靴を履いた時には靴が当たる部分でもありますので、場合によっては靴を履けないこともあります。
この記事では、足の甲が腫れたり、痒いときの原因とその対処法について見てみましょう。
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足の甲に腫れて痒みが出る原因は?
足の甲が腫れて湿疹ができている、しかもその湿疹がとても痒くて困るとき、原因を突き止めないとずっと苦しむことになります。オシャレな靴を履いて外出したいのに、足の甲が腫れていたり、赤い湿疹ができていたらオシャレな靴を履けないこともあります。
ここからは、足の甲に赤い湿疹ができる原因となる疾患を見ていきます。
多形滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)
聞きなれない名前で不安を感じる人がいるかと思いますが、赤い湿疹ができる疾患です。左右対照にできることが多いです。
赤く小さなブツブツが多くみられ、強い痒みがありますが、常に継続した痒みがあるわけではないです。
小さなぶつぶつが身体の一部分に集まっていて、それがどんどん大きくなると一つの大きな水泡になります。
足の甲の他には、手などにも現れることがあります。
多形滲出性紅斑を発症する原因は様々です。
ウイルスや服用している薬などに反応してできる事もあれば、風邪気味になると症状が現れるという人もいます。
特に体調不良でもないし、ウイルスや服用薬などの原因が思い当たらないという人もいます。
この様に残念ながら、発症原因が特定できない場合もあります。
しかし、素足を出す機会の多い暑い夏に多く発症し、夏を過ぎて秋から冬になると、症状がでることはあまりありません。
このことから、夏に起こる病気だと考えられます。
対処法
対処法としては、塗り薬や抗ヒスタミン薬での治療が行われますが、基本的に患部を触らずに掻くことを我慢していたら、徐々に症状は改善され、一か月も経たないうちに完治することが多いです。原因がはっきりとしないため、これ!といった確定的な治療法はありませんが、大きな病気でもなく、赤い湿疹がガンに変化したりすることもないので、心配することはありません。
約一か月程度で治ることが多いものですが、少しの刺激でも患部にとっては大きな衝撃となります。
そのため、出来るだけ靴下などを履いて普段から赤い湿疹ができないよう清潔に保ち、食生活を中心とした生活習慣を正すことが重要です。
関連記事:くるぶしが腫れてるのに、痛みはなし?原因や対処法を解説!
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ダニアレルギー
家ダニが原因によるアレルギーで、足の甲が痒くなることがあります。ダニというのは、どれだけ綺麗に掃除をしていても寝具やカーペットなどにはいてるものです。
ダニは、マンションよりも一軒家に多いと言われています。
その理由は、ダニは高所にはあまりいないということが証明されているからです。
つまり、高層マンションの高い場所に住んでいる人などは、家ダニに悩まされることは少ないと言えます。
この場合の対処法としては、ずばりダニ対策が重要です。
ダニは、どれだけ掃除を行っていても必ずいると言われますが、ダニ対策グッズを使用したり、こまめに布団を干したりすることで、かなりのダニ対策効果が期待できます。
関連記事:足に赤いポツポツができた!かゆみが無くても対処は必要!
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水虫
水虫は足の指の間に出来るものじゃないの?と思われることがありますが、実は水虫はいろんな場所へ移っていくのです。その一番の例として、足の甲が挙げられます。
足の甲は、水虫と縁がないように思われがちですが、靴を履いた時に、足の指が水虫の場合、靴の中全体で水虫の菌が繁殖します。
足の甲は、常に靴と接している部分ですので、繁殖した菌が付着しやすいです。
赤いぶつぶつが出来て、それが強烈に痒くなるのが、水虫の特徴です。
水虫の場合はすぐに皮膚科などを受診して、適切な薬を処方してもらうなどの対処法が重要です。
また、靴は菌が繁殖していますので、綺麗に洗って天気の良い日にしっかりと乾かすか、または新しい靴に変えるのもオススメです。
しかし、水虫が完全に完治していないのに、新しい靴を履いたりすると、新しい靴でまた新たに水虫菌が繁殖してしまう可能性があるので、気を付けましょう。
関連記事:足の指と指の間の皮がむける原因は?対処法も徹底解説!
まとめ
足の甲は、一度かゆくなったらずっと気になってしまいます。大きな病気などが隠れていることはあまりありませんが、足の甲が痒い場合などは、原因不明のことが多くあります。
赤い湿疹など見た目には異常は無くても、かゆい場合は病院で検査をしてもらうことが大切です。
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