足に赤いポツポツができた!かゆみが無くても対処は必要!

足に赤いポツポツができた!かゆみが無くても対処は必要!

足


足にポツポツとしたと赤い斑点が出てきても、かゆみがなかったら、見逃して放ってしまいがちですが実はいくつもの病気が考えられることがあります!


赤い斑点にかゆみが伴う場合は、ダニなどの虫さされが原因であることが多いです。


しかし、このかゆみがない足に出来る赤い斑点は注意が必要ですので、ここでいくつか考えられる病気を挙げてみましょう。

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かゆみがない赤い斑点症状 考えられる病気とは?

単純性紫斑病

足に赤い斑点が多数現れて、かゆみや痛みがほとんどありません。したがって、放ってしまいがちな病気であります。


20歳代~30歳代の女性に多いのが特徴で、春と秋に多く発症し、斑点に膨らみはなくとくに足に発症しやすい病気です。


紫斑病は色々な種類がありますが、単純性紫斑症の場合は赤い斑点が出る以外の症状はありません。原因は、何らかの影響で毛細血管が破れて内出血したことが考えられます。


疲れやすい時期や毛細血管が弱かったりすると悪化するようです。


対処法は、血管が破れにくくすることが大事なので食事などでビタミンCをしっかり取ることです。

ビタミンCは果物や緑黄色野菜に多く含まれています。


また、食事とともにサプリメントもおすすめします。専門の医師による処方薬は、血管を強くする薬などを処方してもらいましょう。


あとはなるべく安静に、激しいスポーツも控えましょう。数週間で斑点が消えて治っていきます。

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鬱血性皮膚炎(うっけつせいひふえん)

足に赤い斑点


足のふくらはぎやすねに赤い斑点が出てきます。とくに、膝から下にむくみを感じて、赤い斑点とともにむくみが数日取れない場合は「鬱血性皮膚炎」の可能性が高いです。


男性よりも高齢の女性の方が発症しやすく、日頃立ち仕事が多いという方は注意が必要です。

赤い斑点が出て来た時にかゆみを感じる場合も稀にありますが、かゆくない場合がほとんどですのであまり痒さでは判断出来ません。


また、「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」といって、ふくらはぎやすねの血管が青く浮き出る症状と「鬱血性皮膚炎」は併発する場合が多いので、早めの専門医師の受診が必要です。


改善法として、初期であればマッサージなどで足裏を刺激したりして様子を見ましょう。



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アレルギー性紫斑症

アレルギー性紫斑症は、単純性紫斑症とは違い赤い斑点以外にもいろんな症状が出てきます。斑点にかゆみはありません。


関節痛や腹痛などの症状や、悪化すると脳閉塞になることもあります。2カ月で完治することがほとんどです。


原因はウィルスや細菌感染などで、免疫機能に異常が出てしまったことだとされています。


秋から初夏にかけて発症しやすく、子供(3歳~10歳)の発症が多いのが特徴です。女の子よりも男の子の方が多い傾向です。


赤い斑点が出る前に風邪のように熱を出すケースがあります。

特別な治療法は必要ありませんが、安静に過ごしながら様子をみて、斑点以外の症状(関節痛や腹痛)がひどい場合は病院でしっかりと診断してもらい薬物療法を行いましょう。


数年単位で再発することがありますので、油断出来ません。



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紫斑性腎炎(しはんせいじんえん)

足に赤い斑点


紫斑性腎炎は、腎臓に疾患がみられる症状で「アレルギー性紫斑症」を発症した患者さんのうち半数が「紫斑性腎炎」を発症するので注意が必要です。


そのうち1~2%の患者さんが「腎不全」を起こすとも言われています。アレルギー性紫斑症の疑いがあったら、早めに専門医師を受診しましょう。


治療は長期的にかかりますが、必ずよくなります。



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まとめ 足に赤い斑点ができてかゆみがない症状

足に赤い斑点が出来て、かゆみのない症状にはあらゆる病気の可能性があることが分かりました。

かゆくないからと言って、見逃さずに一つひとつの身体のサインをくみ取って医師の診断を仰ぐことが大切です。


症状が続く場合は専門医の診断が必要となりますので、病院に行って医師の指示のもとで正しい治療を行っていくことが大切です。

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