蕁麻疹が顔にできる原因!日常生活で注意することは?

蕁麻疹が顔にできる原因!日常生活で注意することは?

鏡


激しいかゆみと、赤と白のまだらな発疹が現れる蕁麻疹ですが原因となる要素は色々とあります。

一般的に知られているものとしては、アレルギー性のものですが、原因がよく分からない蕁麻疹の症状もよくあります。


疲れやストレスが蕁麻疹の原因になっている事も多く、アレルギー性のものに思い当たる事が無いのに蕁麻疹の症状が出ている人は、疲れやストレス・精神的な事を疑ってみる必要があります。


そこで今回は、蕁麻疹の中でもアレルギー性以外の蕁麻疹について書いてみたいと思います。

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蕁麻疹の種類

蕁麻疹には幾つか種類があります、まずはその種類や特調から見てみましょう。

急性蕁麻疹・慢性蕁麻疹

一般的に多い蕁麻疹として、急性蕁麻疹があります。これは約1ヵ月以内に治ることが多いです。

また、1ヵ月以上経っても治らない場合は、慢性蕁麻疹と呼ばれます。

他にも


  • 皮膚をかくことで起こる機械性蕁麻疹(人工蕁麻疹)

  • 冷たい物に触れたり、寒い場所に行く事で起こる寒冷蕁麻疹

  • 汗をかくと起こるリン性蕁麻疹

  • 太陽光(日光)にあたると起こる日光蕁麻疹

  • 何かの物質に触れてしまって起こる接触蕁麻疹

  • まぶたや唇、外陰部などが腫れるクインケ浮腫(血管性浮腫)も蕁麻疹の一種です

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蕁麻疹が起こる仕組み

蕁麻疹が起こる仕組みとしては、皮膚のマスト細胞からアレルギー反応や炎症が起こった時に介在物質として働くヒスタミンという物質が分泌されています。


このヒスタミンが何らかの原因で、過剰に分泌されることで皮膚が膨らみが生じたり、神経に作用する事でかゆみが起こったりする事が蕁麻疹の主な原因です。


アレルギー性鼻炎や花粉症でくしゃみや、鼻水が止まらない症状もヒスタミンが過剰に分泌された、ために起こる症状です。



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日常生活で注意する事

蕁麻疹を悪化させる原因には、アルコール、非ステロイド抗炎症薬の使用、温熱、ストレスなどがあげられます。

また、蕁麻疹を誘発させるような要因に気がついたときにはそれを避けることは当然ですが、まず要因となっている物質や要因を特定する事も大切です。


蕁麻疹の要因を特定するためには、自身の行動を日記として記録しておくことも必要になります。


食べた食材はもちろんですが、それ以外にも触れた物なども詳しく書いていく必要があります。


例えば、その日に着た洋服(ポリエステルなどで蕁麻疹が起こることもあります)や香水をつけた場合はそのブランド名や品名、線香やお香、消臭剤的な物を使用した場合はそのことも日記に記録しておくと良いかと思います。


意外な物が蕁麻疹の原因になっている事もありますので、出来るだけ詳しく記入するようにしましょう!!

ストレスや疲れ

蕁麻疹が起こる原因の一つにストレスや疲れもあげられます。


これらの要素を出来るだけため込まないようにすることも必要になります。

ストレスなどの心理的な負荷がかかり過ぎると不眠症やうつ病を発症する可能性がありますので、趣味や定期的な運動でストレスを発散したり、あまり無理をして疲れを溜めすぎないことも必要です。

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顔だけに出たら

蕁麻疹が顔だけに出ることもあります。顔は服などで隠す事が出来ませんし、治っても跡が残ってしまうのではないかと特に女性は心配になると思います。


顔に蕁麻疹が出た場合は(顔だけに限った事ではありませんが)まず、蕁麻疹は温めると症状が悪化しますので、患部を温めるのは避けて逆に患部を冷やすとよいです。


そして、絶対に掻かない事です、掻けば掻くほど症状が悪化しますので、掻かずに患部を冷やしてすぐに皮膚科に行きましょう!!

寒冷蕁麻疹の場合は、患部を冷やすと逆に症状が悪化しますので注意して下さい!!



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まとめ

蕁麻疹といっても様々な種類があり、その原因を特定するのが難しいです。

日々の食事やストレスなどの生活習慣が大きく関わっている事もありますので、慢性的な蕁麻疹に悩んでいる方は、毎日の行動を日記などに記録して見直してみる事をお勧めします。


蕁麻疹(特に慢性蕁麻疹)は難治性の厄介な病気とされていますが、けっして治らない病気ではないので、専門医の指導のもとで適切な治療を根気よく続けて、完治を目指しましょう!!



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