すねに湿疹ができる原因は?赤い斑点に痒みはある?
ある日突然足に赤い斑点が出ていいる!!
最初は気にならないほどだったものが、日に日に数も大きさも増してくる。
痒い場合もあれば、痛みや痒みが全くない場合もあります。痒みがないのが逆に不気味に感じてしまう。
そんなあなたの不安を解消するべく、足の斑点の原因を二つご紹介したいと思います。不気味な症状ではありますが、過度に不安がるのはむしろ良くありません。
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考えられる病気
単純性紫斑病
第一に考えられるのが、この単純性紫斑病です。紫斑病には様々な種類があるのですが、単純性紫斑病は特に足に発症しやすいとされています。症状としては、単純性の名の通り、主に足に赤い斑点のようなものがあらわれます。また、人によっては手にも赤い斑点があらわれることもあります。
単純性紫斑病は、外見の変化以外に症状はなく、痛みやかゆみなどもないのが特徴です。
原因も非常に単純で、赤い斑点の正体はごくごく小さな内出血であり、つまりは何らかの理由によって毛細血管が破れてしまうことによりおこります。
対処方法としてはビタミンCなどを十分に摂取して、血管が破れにくくなるようにすることが大切です。
ビタミンCは主に柑橘系の果物や緑黄色野菜に多く含まれていますから、意識してそれらを食事に取り入れるようにするといいでしょう。
また、疲れがたまっていると毛細血管が弱くなりますので、十分な休養を取ることを心がけましょう。
関連記事:足に赤いポツポツができた!かゆみが無くても対処は必要!
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アレルギー性紫斑
アレルギー性紫斑は、高校生以下、特に三歳から十歳くらいの年齢に多い疾病です。詳しい原因は分かっていませんが、風邪や扁桃腺などにかかったあとに、症状があらわれることが確認されています。
症状は、赤い斑点のほか、腹痛や関節痛などが併発することが多々見られます。
完治まで長ければ数ヶ月かかる場合もありますが、痛みが酷くない限りは様子見で問題ありません。
痛みが我慢できないレベルであれば、医師に相談を持ちかけましょう。
関連記事:お腹にかゆみがある湿疹ができた!原因となる病気は?
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鬱血性皮膚炎
鬱血性皮膚炎は特に女性に多い疾患で、特に立ち仕事の多い方や高齢の方は注意が必要です。症状としては、ふくらはぎやすねの赤い斑点のほかに、足のむくみが挙げられます。
また、人によってはかゆみも感じる場合もあるようです。特に膝から下にむくみを感じ、それが数日間解消されず、赤い斑点の症状もあらわれたなら、真っ先にこの鬱血性皮膚炎を疑いましょう。
また、鬱血性皮膚炎は多くの場合下肢静脈瘤という疾病を併発します。
こちらは、症状としてふくらはぎやすねの血管が大きく浮き出たり、こぶのような膨らみができることが挙げられます。
併発した場合、場合によっては重症化する可能性もあるため、決して甘く見てはいけません。
これらは両方とも、足の血流が十分に循環していないことが原因となっています。立ち仕事の多い方や高齢者に多いのは、このよううなことが原因とされます。
対処法としては、足に適度な圧迫を加えたり、マッサージを行うことが挙げられます。また、むくみ解消用のストッキングの着用、毎日しっかりとゆっくり湯船に浸かり、足の血流を良くすることも大切です。
また、立ちっぱなしがの仕事などが、体の限界を超えているというサインでもありますので、仕事や生活を見直すことが根本的な解決につながるでしょう。
ただし、重症化している場合にはそれら個人の対処では効果が出ないこともあり得ます。その場合はすぐに病院へ行き、医師の指示に従って適切な治療を行うようにしてください。
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まとめ
子供の世代に多いアレルギー性紫斑を除き、足の赤い斑点は、日常生活の小さな事の積み重ねによって起こることが分かります。日頃からきちんとした生活を送り、体や足に疲労をため込まないようにすることが、赤い斑点を作らない・治すための秘訣となります。
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