体に赤い斑点や発疹ができてかゆみの症状!原因は病気?
体に赤い斑点や発疹ができて痒い、まづ痒いのが辛いですし赤い斑点や発疹が服で隠せない部分にできてしまうと目立ちます。
一時的なものであれば良いのですが、長引くのであれば何らかの病気である可能性もあります。
では、この様な症状を引き起こす病気とは一体どんな病気が考えられるのでしょうか??
ここでは、かゆみを伴う赤い斑点や発疹ができる原因や病気について、書いていきますので参考にしてください。
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乾癬(かんせん)
赤く、うろこ状のカサカサした斑点や平ら盛り上がりができるのが特徴です。この斑点は乾燥しているので、水ぶくれや、ただれをおこすことはありません。髪の毛の生え際や、ひざ、ひじ、腰などにあらわれることが多く、全身に広がり紅皮症になることもあります。
乾癬の原因としては、遺伝的なものに疲れ、ストレス、肥満、感冒などが重なり合って誘発されるのではないかとされています。
治療には、症状を抑えるステロイド軟膏などが用いられます。
慢性的ですし、人の目にふれることも多いので、精神的な負担となることがあります。精神的なストレスは皮膚症状を悪化させてしまいますので、結果的には悪循環を繰り返しがちです。
また、タバコや飲酒もよくありありません。
乾癬は徐々に広がっていくこともあれば、自然に小さくなったり完全に消えてなくなる人もいますので、希望を失わず気長に病気と付き合っていきましょう。
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水泡性類天疱瘡(すいほうせいるいてんぼうそう)
高齢者に多くみられる病気で、全身にかゆみを伴う、赤い斑点と大きい水ぶくれができます。皮膚と真皮の間のタンパク質に抗体が反応することでおこり、治療にはステロイド軟膏やレクジゾールと言う皮膚の組織を守る薬を服用したりします。
薬疹
薬疹、内服薬や注射薬などの薬によって、皮膚におこる発疹のことです。薬疹をおこしやすい薬としては抗生物質、鎮痛剤、かぜ薬などがあげられます。薬をいつから使い始めて、いつ、どのような皮疹が、どこにできたのかが診断の際に重要になります。特に数種類の薬を様々な期間にわたって服用している場合は特に重要となります。
また、皮疹をおこしやすいウイルス性の疾患にかかっていれば、薬剤による皮疹かを判断するのが難しくなります。
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蕁麻疹
強いかゆみと赤斑があると言えば、蕁麻疹もあげられます。しかし、蕁麻疹はどちらかと言えば、原因と言うより症状になります。
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多型滲出性紅斑(たけいしんしゅつせいこうはん)
真皮の血管が広がり、充血するためにできる赤い発疹で、手足の甲やひじ、ひざなどに、左右対称に現れることが特徴的な紅斑です。
小指くらいの大きさででき始めて、卵位の大きさになる事が一般的です。いくつかの紅斑がくっついて地図のような形になる事もあります。
症状は、かゆみ、発熱、関節痛、筋肉痛などがおきます。
原因として考えられるのは、アレルギー、薬剤の影響、内臓の病気などがあり、10~30歳代に多く春や秋といった季節の変わり目に多く発症しやすい病気です。
抗炎症薬や抗ヒスタミン薬で約2週間ほどで治るのが一般的な症状ですが、再発の可能性もありますので注意が必要です。
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痒疹(ようしん)
かゆくて赤いポツポツが体のあちこちにできる病気です。原因は、必ずしも一様ではなく、単に虫刺されのこともあれば、内臓疾患によるものもありますし、急性の場合も、慢性的な場合もあります。
一般的には、慢性化することが多く、激しいかゆみがあります。治療には副腎皮質ホルモン含有テープや軟膏が使用されます。
<虫さされについて補足>
日本では虫さされといえば、蚊やダニが多いですが最近ではペットの影響からノミに刺される人も多くなってきています。
また、毛虫の毒針毛が刺さると、いっぺんに多数の刺されかたをしますし、海や山にいくとブユに刺されることも多くなります。
シラミや、ナンキンムシは近年少なくなってきています。
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まとめ
今回は、赤い斑点や発疹ができて、かゆみがある病気を幾つかご紹介しました。今回は、かゆみがあるケースですがかゆみが無いケースで赤い斑点がでる病気もありますし、赤ではなく白い斑点がでる病気もあります。
皮膚病は人目につきますので、精神的な負担も大きい病気です。できるだけ早く専門医の受診をして正しい治療を心がけて下さい!!
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