手に蕁麻疹ができて痛い!かゆくないが原因や治し方が気になる!
蕁麻疹とは、皮膚の一部に蚊に刺されたような赤い膨らみができてきます。
しばらくすると消えてきます。数分のこともあれば、1日続くこともあります。全身どこにでもできるのが特徴で、激しいかゆみを伴うので、大変なストレスとなり、ダメだと分かっていても、ついつい掻きすぎてしまいます。
この記事では、そんな蕁麻疹とはどの様なものかを解説していきます。
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目次
蕁麻疹の原因
皮膚の血管周辺にある細胞は化学伝達物質(ヒスタミンなど)の粒をたくさん抱えています。それがマスト細胞とよばれています。蕁麻疹はそのマスト細胞が活性化することで、血管が拡張したりすることで起こるといわれています。
刺激を受けることで、マスト細胞にあるヒスタミンが皮膚組織に放出されることで、皮膚の毛細血管や神経に作用をおよぼし、発疹(膨疹)やかゆみを引き起こされます。
刺激をあたえるものに、疲労・ストレス・感染・アレルギー・薬剤・温熱・日光などがあります。また原因が不明な場合もあります。
体にできる症状
- 赤い発疹が皮膚に突然でてきます
- 大きさは小さなものから、手のひら大まで色々あります
- 円形や地図のような形ができます
- 強いかゆみがあります
- チクチクしたり、焼けた感じがすします
- 全身どこにでもできます
- 消える時は跡もなくなります
- 数分から一日程度で消えますが、同じ場所にずっとできるわけではないです
- 重度の場合、気道内にむくみができて呼吸困難になります
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手だけにできる症状
蕁麻疹は手にもできますが、全身どこにでもできるのが特徴です。別の疾患でよく似ているものに「主婦湿疹」という疾患があります。
主婦湿疹とは、女性に多く、水仕事に携わっていたりしている人におこる、刺激物による湿疹です。かゆみも起きます。
肌がカサカサする、ひび割れがおこる、また指に小さな発疹や水ぶくれなどができます。
刺激物とは石鹸や洗剤などといわれています。
関連記事:手に赤い斑点ができるのは病気?かゆい原因は?
治療法
症状がひどい場合は皮膚科を受診します。
ステロイド外用薬を処方されます。掻きすぎでできた傷にも亜鉛化軟膏を塗ります。
水仕事や手を洗ったあとに、こまめにハンドクリーム(尿素含有が良いです)や、ワセリンなどの保湿外用剤をマメに塗ります。
そのことで、失われた油分や水分を補います。
また血液の循環が悪くなると、肌の再生機能も低下して、ひび割れやあかぎれを悪化させる、原因となります。
適度にマッサージや適度な運動もして、血液の流れを良くするようにしましょう。
関連記事:顔に蕁麻疹ができる原因は?跡が残らない対処法を解説!
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予防法
これまで蕁麻疹になる原因や治療法などを見てきましたが、そもそも蕁麻疹にならない様にすることが大切ですし、ならない方が良いことは間違いありません。以下に、簡単に出来る予防法をいくつかご紹介しますので参考にして下さい。
水仕事はゴム手袋を使用しましょう
炊事や洗濯など水仕事をするときは、ゴム手袋をつけて、皮膚を刺激から守り、傷ができた患部などに水がかからないようにしましょう。お湯も手に刺激を与える要因です。
手の洗いすぎに注意しましょう
手を洗うことは良いのですが、石鹸やハンドソープは量を少なくして使いましょう。そして、敏感肌向けのものを使用するようにしましょう。
手を洗った後は、すぐに水分を拭き取って自然乾燥で、角質層の水分まで蒸発させないようにしましょう。
寝る時は、薬やクリームを塗って靴下や手袋で保護しましょう
寝る時は、保湿や血行促進の効果がある薬やクリームを塗り、靴下や手袋でしっかりと、保護して眠るといいでしょう。暖房がきいた部屋では加湿器をつけましょう
冬場は空気が乾燥しているうえに、暖房をつけると余計に乾燥してしまいます。加湿器を使って乾燥しすぎを防ぎます。乾燥はかゆみを感じさせるので注意です。
関連記事:お腹にかゆみがある湿疹ができた!原因となる病気は?
まとめ
蕁麻疹は色々な原因があり、また特徴も決まっています。アレルギーが原因なら、アレルゲンも調べてもらう必要があります。放置せず、医療機関を受診しましょう。
かゆみでストレスや掻きすぎで傷になってしまう前にもおかしいと思ったら、医療機関を受診しましょう。
手に湿疹ができるのは、主婦湿疹を紹介しましたが、他の疾患もありますので、ハンドクリームで治らない、どんどんひどくなる場合は、医療機関を受診しましょう。
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