爪が白くなる原因は?病気の可能性もあるので注意が必要!
爪が白くなる時ってみなさんはどういうことをご想像されますか?
健康な爪は薄いピンク色をしていますが、それが白くなるとあれ??といった感じになると思います。
爪の構成物質はタンパク質なので単なる栄養不足かなと考えてしまいがちです。
爪の色や状態は健康のバロメーターともいわれます。
異常があれば、即病気というわけでもないですが可能性はあります。
この記事では、爪が白くなってしまう原因について解説していきます。
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爪が白くなる原因
貧血
意外と多いのがこの貧血です。貧血はすでにご存知の通りの症状ですが、血液中の赤血球の総量が減少したり、赤血球中のヘモグロビンの濃度が減少したり、と原因もいろいろです。
先ほども申し上げましたが、健康な爪の色は薄いピンク色です。
貧血になるとこの爪の色が白っぽくなります。普段、貧血気味の方、貧血になって諸症状が出ている方は爪の色も変わっています。
注意してみてください。
また、なによりも貧血解消にまずは鉄分補給を加えた食生活などを中心とした、生活習慣を見直しましょう。重度の場合は医師の診察を受けましょう。
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爪水虫
爪白癬(つめはくせん)ともいいます。その名の通り爪の水虫です。水虫はみなさんは足の裏などにできるというイメージがあって、水虫の菌が感染して起こると考えます。
水虫の菌のことを白癬菌といいます。白癬菌が爪の間に侵入し感染して起こる病気です。
爪水虫になりますと爪が白く濁ったような色になります。
残念ながら、市販の薬ではもはや手遅れで効きません。
皮膚科の先生に診てもらってください。
足の裏の水虫はまだ足の裏だけとか、足の指の間だけとかなら初期症状ですが、爪水虫までになりますと相当、水虫が進行しています。
医師の診察を早急に受けるとともに、二次感染を防いでください。
素足での行動を極力控え、公衆浴場や温泉、プールなどの利用も状況を見ながら検討しましょう。
関連記事:足の爪が黄色くなった!原因や改善方法が気になる!
過労やストレス
過労やストレスが溜まっているときは白い斑点や横線が爪に出ます。身体を心身ともにゆっくりと休養させましょう。
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肝臓疾患
肝臓疾患にもいろいろあるのですが、肝硬変の患者には爪の白濁症状が見られる場合が大変おおいです。また慢性肝炎や肝臓がんの恐れもあります。医師の診察を受けましょう。
腎臓疾患
腎臓疾患のかたは帯状の白線が出現することがあります。尿のなかにたんぱく質が流れ出てしまう病気があり、ネフローゼ症候群といわれるのですがこうなると血液中のタンパク質の量が減少してしまいます。
それにともない爪が白く濁った状態になります。
また、生活習慣病の糖尿病による合併症の腎臓病など腎臓疾患が原因となって爪に異常をきたすことがあります。
糖尿病になり腎臓に異常をきたすとネフローゼ症候群になる可能性も高くなります。
いずれにせよ状況はかなり深刻なので早期に医師の診察を受けてください。
関連記事:尿が泡立つ原因は?これは病気の症状なの?何科に行けば良いの?
爪甲白斑
そうこうはくはん、と読みます。点状爪甲白斑・線上爪甲白斑などがあります。
何のことか言葉だけではあまりイメージできませんが、我々には一番なじみ深いものです。
よく、痛みもないのに爪の表面上に、真っ白な斑点や線みたいな筋が入っていたりする事があるかと思います。
子供や若年層に多いです。
白い斑点や線みたいな筋が異常に大きくなければ問題は特にありません。
爪が伸びるとともに爪先まで移動し、最後に爪切りで切られて終わりです。
なぜこういうのができるのかといいますと、爪が体内で作られるときに体調不良や体力、身体の抵抗力が低下している場合、もしくは作られるときに何らかの要因で空気が入った場合、こういった爪甲白斑が現れます。
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まとめ
いかがでしたか?爪の色が白くなるといえども内臓疾患など深刻な状況のものもあれば、気にする程度でもないものまで、まちまちです。
もし内臓疾患の場合は爪だけに症状が出ているわけでもないので、区別がつきます。
貧血も自覚症状がありますので対処も、困難を極めるものでもありません。
今回あげた事例はメジャーなものなので、機会あって皮膚科などを受診される際には専門医に詳しくヒアリングしてもよいかと思います。
日ごろから爪の色を観察し、健康生活をエンジョイしましょう!
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