手の爪に段差ができるのはナゼ?4つの原因と対処法を解説!

手の爪


女性であればマニキュアなどを施しておしゃれの一環として楽しむことも多い爪ですが、それゆえに異常が発生した場合には気づきやすいですし、なんとかしたいと思うのが自然です。

男性でも日常使う手ですので、気になって仕方がないという方も多いかと思います。


爪の異常では黒く変色してしまったり、縦線や横線が入る症状が多いですが、段差ができる症状はいったいどの様なことが原因となっているのでしょうか?

この記事では、手の爪に段差ができてくる4つの疾患と、それぞれに対する対処法について紹介していきたいと思います。

爪のでき方

病気をより理解するために、爪のでき方について簡単に説明しましょう。

爪はよく「伸びてきた」というように表現されますが、先端が伸びているのではなく爪の付け根にある「爪母(そうぼ)」というところで作られ、先端側の爪を押し出すようにして成長していきます。


爪を切る時は先を切っていますが、爪は根元から伸びているというイメージをまずは頭に入れておいて下さい。

言い方を変えると、爪に異常が見られる原因の多くは、爪母に異常がある可能性が高いとも言えます。

点状陥凹

手の爪


爪の表面に小さなへこみ(陥凹)ができるものです。

爪母に何かしらの異常が生じ、部分的に爪の発育が障害されることでその部分だけ爪があまり成長できないために、へこみとして現れてきます。


親指だけなど特定の爪のみに見られる場合には外傷が原因の場合がほとんどですが、他にも円形脱毛症や乾癬といった疾患でも見られることがあります。


円形脱毛症は男性に多く見られますが、爪に副腎皮質ステロイドを塗ったり、円形脱毛症の治療をしたりすることで爪の症状も治まってくることが多いです。

乾癬(かんせん)による点状陥凹はへこみと同じ部分に白い角質がついていることが特徴です。

乾癬自体は皮膚疾患で、多くの症例では皮膚が赤くなって盛り上がり、銀色や白色のフケのようなものが付着します。


副腎皮質ステロイドやビタミンD3が配合された塗り薬を使用したり、その他の薬を内服したりすることで治療をしていきますが、ストレスにも気をつけることが重要です。


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爪甲横溝

爪母は横に並んでいることから、爪母全体がダメージを受けると横方向の段差ができることになります。

爪甲横溝は爪母に炎症が起きることで爪に段差ができてくるものです。

他の疾患に続発して起こってくる場合と、爪自体に湿疹や乾癬が起こった場合やマニキュアなどによって起こる場合があります。


横方向の段差にも様々な種類があるので、ここでは「ボー線条」と「波板状爪」を紹介します。

ボー線条
ボー線条は「全ての爪の同じようなところ」に横筋が現れているもので、全身性の病気をした証拠となるものです。

波板状爪
波板状爪は横向きの溝が何本も波打っているような状態で、あたかも洗濯板のようになります。

爪母がダメージを受けることで正常に爪を作ることができなくなっていることが原因とされており、親指の爪に好発します。

症状としては他にも爪の付け根の皮膚が若干厚くなり、爪の根元の半月が大きくなっているのが観察されます。


これらは爪の付け根を圧迫する癖がある方や、仕事上爪母に刺激を与えやすい方に多く見られます。


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爪扁平苔癬

この疾患は初期と進行期に分けることができ、初期には爪の縦線や隆起が見られます。

症状が進行すると爪が縦に割れてきて爪の先端が欠損してしまいます。

扁平苔癬自体は爪というより皮膚・口腔疾患として知られており、扁平苔癬に爪の症状を伴うものはおよそ10%と言われています。


治療としては副腎皮質ステロイドを含む外用薬を使うことが基本ですが、症状がひどい場合は飲み薬も併用します。

初期で治療を済ませてしまえば良いですが、進行してしまった場合には爪がもとに戻らなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

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カンジダ性慢性爪囲炎

爪の横溝、でこぼこといった症状の他に爪の根元の皮膚が赤く腫れているという症状がある場合にはカンジダというカビの一種(真菌)が爪母付近に侵入している可能性があります。


カンジダというと性行為感染症を思い浮かべる方も多いと思いますが、実際には同様の真菌が足に感染して水虫を起こすこともあります。


カンジダ症は水仕事の多い方がかかりやすい病気です。

お風呂場などで乾燥が十分でなかったり洗浄が隅々まで行き届いていなかったりという場合にカビが発生しますが、これは真菌にとって湿度の高い環境が天国のように過ごしやすいためです。


これと同様にカンジダも水仕事の後に手をしっかり乾燥させないと発症しやすくなります。

幸い真菌に対しては細菌に対する抗菌薬(抗生物質)と同じように抗真菌薬があるため、それらを内服したり外用薬として指先に塗ったりすることで対処できます。

効果は人それぞれですが、およそ半年も治療をすれば大抵の方が快方に向かいます。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

爪は日常的に目にするところで、異常を発見しやすい部位になります。

今回は爪に段差ができるという症状について紹介しましたが、命にかかわるといったものはありませんでした。

しかし、爪の症状の中には重大な病気のサインであるものもあるので、注意しておく必要があります。

特に貧血が見られたり、軽い運動ですぐに息切れをするといった人は要注意です。


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