頭が回らないのは病気が原因か?緊張やストレスだけではない!
頭が回らない!なかなか仕事が思うように進まない。ひらめかない。
人との会話でスラスラと言葉が出てこない。と感じることは誰しもがあることですが、その頻度や度合いでは日常生活にも支障が出てきます。
生活する上で、やらなくてはいけないと判っていても辛いイヤだと感じてやりたくない事もありますが、重篤な場合はそれすらも困難になってしまいます。
感情的な部分と知的な部分のバランスが取れなくなり、脳が限界状態になってしまうからです。
頭が回らないのは 脳の疲れからくるものだと言われています。つまり緊張やストレスが原因となります。
しかし、緊張やストレス以外にも頭が回らない原因があります。
それでは、その様な場合どのような原因があるのかを見ていきましょう。
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目次
頭が回らないという症状が、緊張やストレス以外の原因からくると言われる2つの病気
うつ病
うつ病にかかると、何に対してもやる気がでない、興味が持てない。思うように言葉が出なくて会話がうまくいかない。物覚えが悪くなる。
といった症状がでてきます。つまり頭が回らなくなるのです。
うつ病の原因はまだ、はっきりとは判っていないようなのですが、ストレスや精神的な要因に加え、脳神経の伝達物質の働きが悪くなるからと考えられています。
原因となる環境要因
- 両親の不和
- 幼少期の厳しい体験
- 人間関係のトラブル
- 子供の非行問題
- 離婚
など
原因となる身体的要因
- 脳血管障害
- 感染症・癌・甲状腺機能の異常
- 更年期障害
- 生理前や出産後
- ホルモンのバランスの変化
など
このような遺伝的な要因を持った人が、例えば、会社での理不尽な扱いや、納得のいかない仕事で辞めたいと思っても家族を養っていくために辞めるわけにはいかない。
ママ友に苦手な人がいるが、子供の為に付き合っていかなくてはいけないとか。
最近は子供のうつ病も増えていると言われています。いじめ、不登校、両親の離婚などで 精神的な辛さからストレスを抱え、うつ病になってしまいます。
うつ病にかかりやすいタイプの人
まじめで几帳面・責任感が強い・人に仕事を任せられない・完璧主義・人に良く思われたい等このような人は、自分の許容範囲を超えてしまうような行動を起こす事で頑張りすぎて、ストレスを抱え、最悪うつ状態に陥ってしまうのです。
このような性格の人は、自分がうつになっている状態を人に知られないように、元気に振る舞ったり、笑顔を見せたりするので、なかなか周囲の方は気が付きにくい事が多いです。
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うつ病の対策
まずは、うつ病に陥る要因を取り除いてあげる事だと言われています。
安定した収入も大切ですが、健康あっての仕事ですから、しばらく休職してゆっくりするとか、思い切って転職をすることも一つの方法です。
子供なら、転校して友達環境を変える、可能であれば、しばらく、のんびりした田舎で暮らすというのも、いいのではないでしょうか??
うつ病の苦しさから少しでも解放出来るのなら、かなり思いっ切った考えですが、それも有りなのかなと思います。
また、うつ病には薬による治療も有効的だと言われています。
うつ病も脳の病で、脳内のセロトニンという成分が減少して脳が働かなくなります。そのため、他の病気と同じく投薬治療も必要と考えられます。
精神科・心療内科では抗うつ薬という薬を処方してくれます。心理的な治療も、うつ状態の繰り返しを防ぐのに有効だと言われています。
専門の医療機関で、精神科医や臨床心理士とマンツーマンの治療の他2〜3人のグループ治療もあるそうです。
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ADHD(注意欠陥・多動性障害)
ADHDの主な特徴は集中力がなく、じっとしていられない多動性がある。そして、何も考えずに行動してしまう衝動性がある症状です。
一般的に子供に多い病気だと言われていますが、最近では大人にも見られるようになったと言われています。
このような症状は、社会生活や学校生活が少し難しくなってくる病気です。
まとめ
ストレスや緊張から頭が回らない、そして、うつ病によって仕事や日常生活に支障をきたしてしまう。この様な症状はは本人はもちろん、家族や周囲の方も大変な思いをします。
家族、大事な人や友達がうつ状態で苦しんでいると気が付いたら、追い詰めるような事は言わないで、リラックスできる環境をつくってあげることが大切だと思います。
この症状で苦しんでいるのは本人で、本人が一番症状を改善したいと日々苦しんでいる事を理解して、温かい目で見守ってあげるようにして下さい。
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