腰の右側だけに痛みがつづく!気をつけたい6つの原因!
腰痛といえばほとんどの人が経験した事のある痛みかと思います。
しかし一口に腰痛と言ってもその痛み方や原因、種類はさまざまですし、背中の痛みを腰痛と勘違いする場合もあります。
そんなわけで今回は腰痛の中でも右側だけに痛みが続く腰痛について書いていきます。
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目次
腰の右側の痛み
右側だけに起こる場合も左側だけに起こる場合もある腰痛は色々あります。
例えば腎臓が原因の痛みの場合は、腎臓は左右1対の臓器なので患側の腎臓が痛みます。左側の腎臓に何かしらの病気があったら左側が、右側の腎臓に何かしらの病気があったら右側が痛くなりますので、左右どちらが痛いかで病気を特定することはかなり難しいかと思います。
また、神経圧迫が原因の痛みについても神経が圧迫されている方に痛みを生じるので、右側の腰が痛いから〇〇病だと言った感じで特定はできません。
しかし、片側だけに痛みが続くと不安になるかと思いますので、ここでは一応の目安になればと思い、右側の腰に痛みを伴う事は多い病気について、その他の症状なども含めて説明していきます。
腰の左側だけに痛みがある場合の記事はこちらです。
⇒【関連記事:腰の左側だけに痛みがつづく!考えられる8つの原因!】
➀ 筋肉痛、筋肉疲労
背中の右側で多いのが筋肉痛です。重い物を持ったり、激しい運動をした後などに起こります。
➁ 歪みなど
体の右側ばかりに負担がかかると、右側だけ腰痛になります。日本人は右利きが多いため、この歪みによる右側だけの腰痛が多いです。歪みによる腰痛の特徴として、体を動かしている時に生じる痛みがあります。安静にしているときには痛みはありません。
➂ 神経の圧迫によるもの
何らかの原因によって神経が圧迫されて生じる痛みです。神経を圧迫する原因として3つ挙げてみます。
・椎間板ヘルニア
椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役割をしています。その一部がでてきて神経を圧迫して症状がでます。椎間板が加齢などにより変形して起こります。また、悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなるといわれています。
症状は腰や臀部の痛みと下肢に痛みやしびれが放散したり、足に力が入りにくくなります。背骨が横に曲がり、動きにくくなり、重い物を持ったりすると痛みが強くなります。
・脊椎狭窄症
腰の違和感や張りがあり、また足の痺れがあり歩きにくいといった症状があります。・骨粗しょう症
骨折しやすくなる、腰が曲がる、身長が縮むなどの症状が現れます。スポンサーリンク
➂ 肝臓の病気
肝炎→肝硬変→肝ガンと症状が進行していきます。肝炎とは、肝臓に炎症が生じた状態です。炎症を起こす原因としてはウイルスによるものが8割を占めますが、その他に薬剤やアルコール、中毒やアレルギーがあります。
症状は主に食欲不振、吐き気、嘔吐、黄疸、黄疸が発症する数日前からの褐色尿などがあります。
急性肝炎では進行具合によって4期に分類されます。
<潜伏期>
症状は特に何もありません。
<前駆期>
黄疸に先行して風邪のような症状(全身倦怠感、発熱、頭痛、関節痛、悪心、食欲不振、右脇腹痛)が見られます。右側だけの腰痛を感じるのはこの時期です。
<黄疸期>
前駆期の症状が改善してくるころに黄疸が見られます。
<回復期>
ほとんどの自覚症状が消失しています。
➄ 胆のう炎
胆嚢に炎症を起こした状態です。症状は黄疸、右背部痛、吐き気・嘔吐、下腹部から右脇腹にかけての激しい痛みがあり、その痛みは右肩、右背中、右腰にまで響く痛みです。
➅ 子宮の病気
女性の場合気をつけたいのが子宮の病気です。一口に子宮の病気と言っても種類はいろいろありますが、代表的なものとして子宮筋腫の症状を書いてみます。
月経血の量が異常に増え、大きな血の塊が出る月経過多、生理時以外に出血する不正出血、下腹部痛、腰痛が挙げられます。
まとめ
ここまで6つの原因について挙げていきましたが、この他にも腎臓が原因の腰痛、卵巣が原因の腰痛など原因は様々です。腰痛に伴い他の症状がある場合や長引くようであれば、早めに病院にいき詳しい検査を受けることが必要となります。
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