舌に口内炎ができる原因や治し方は?繰り返す場合は注意して!
口内炎自体、出来る箇所にかかわらず非常に辛いものですが、中でも最悪なのが舌に出来てしまう場合です。
食事だったり会話だったり、とにかく口の中でよく動かす部位ですから、その分頻繁に口内炎がほかの部分やものに触れてしまい、辛い思いをしてしまいます。
しかも、とくに動かす場所だけに対処も難しいです。ほとんどの場合放っておいても治るとはいえ、辛い思いからは一日も早く解放されたいのは当然のことです。
正しい知識を持つことで、的確な対処で一日も早く治すとともに、原因を知って予防をすることで、再び苦しむことのないようにしましょう。
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口内炎の原因と対処法
そもそも口内炎というのは、「口の中の粘膜が炎症を起こしている状態」全てをひっくるめた呼び方です。舌も口の粘膜の一部ですから、舌に出来たものも口内炎と呼びます。
出来る場所が違うだけで症状は全て一緒ですから、原因や対処法も一緒です。
口内炎の原因にはそれなりに種類がありますが、中でも多い原因が「カルタ性口内炎」と「アフタ性口内炎」との二つです。
カルタ性口内炎
カルタ性口内炎は非常に分かりやすい原因で、そのものずばり舌や頬の内側を噛んでしまったりして傷つけてしまうと起きる口内炎です。あるいは、歯の矯正器具や入れ歯によって起こることもあるようですが、ともかくその傷ついたところから雑菌が入り、口内炎が起こってしまうわけです。
しかも、場合によっては同じ所を何度も噛んでしまったりするため、治りかけてはまた悪化、という繰り返しになってしまうことがありますから、細心の注意を払いましょう。
傷が治り次第口内炎も治りますから、軟膏などを塗って触れないようにするのが正解です。
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アフタ性口内炎
対して、「これ!」という特定の原因を挙げづらいのがアフタ性口内炎です。アフタ性口内炎は、ストレス、疲労、睡眠不足、ビタミン不足など、日常生活の様々な要因が複雑に絡み合っておこります。
逆に言えば、日常生活全般に気を配ることで、早期の回復はもちろん、口内炎の予防につなげることができます。
ところで、なぜこれらが口内炎へとつながるかというと、まずストレス疲労、寝不足などは体の免疫機能を下げてしまいます。
すると、本来退治できるはずの菌を退治しきれずに増殖を許してしまう結果となり、それが口内炎へとつながります。ビタミン不足も似たようなもので、ビタミン、特にビタミンBやビタミンCが不足してしまうと、粘膜を健康に持つことが出来なくなってしまうのです。
もちろんこれらは口内炎に限った話ではありませんが、もしアフタ性口内炎になったときは、ただ症状に対処するだけでなく「体が疲れているサイン」と受け取って、普段の生活を見直すことが必要となります。
口内炎を早く治すには
口内炎を早く治すために有効な手段はいくつかあります。もちろん、先ほどお話ししたことを踏まえていると言う前提がありますが、特に有効なのは口内の消毒と意識的な栄養摂取です。口内の消毒というと少し仰々しいですが、要するにイソジンなどでうがいをするということです。また、イソジンほどではないですが、塩水でも十分な殺菌効果が得られます。ただし、多少しみるのは我慢してください。
また、柑橘系を多く食べたり、ビタミン剤やサプリメントを摂取するのもいいでしょう。とはいえ、それだけでは当然体調を崩してしまいますから、全体的な栄養バランスを気にしつつ、それらを少し多めに取るくらいの気もちでいいでしょう。
まとめ
カルタ性口内炎はともかく、アフタ性口内炎については普段の生活を規則正しく健康に送っていれば無縁の生活を送ることが出来ますから、日頃の心がけは大切です。辛い場合は放っておかずに、適切な対処を取りましょう。また、半月以上も治らないようなら舌がんの可能性もありますので、おかしいと思ったらすぐ病院へ行くようにしてください。
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