登山をすると顔のむくみが酷い!3つの原因と対処法を解説!
「山ガール」という言葉が一時期話題になり、女性の登山者も増えてきました。
そんな女性の登山者の方々の大敵と呼んでもいいほど厄介な問題が「むくみ」です。
登山をしていて登山前と登山後では全くと言っていいほど顔の大きさが違う、と嘆く女性は少なくはありません。
このような顔のむくみは体内の水分やリンパ液などが正常に運搬されずに皮膚の下に溜まることで起こり、女性は特に皮下脂肪が多いため男性よりもむくみやすいと言われています。
また、手足にもむくみが現れることがあり、むくみで膨らんだ手足は靴やタイツによって痛いほどに締め付けられます。
この記事では、登山をすることで顔をはじめとする体中がむくんでしまう原因は一体何なのか、対処法とともに解説していきます。
原因と解決方法を知ることで、登山後の嫌なむくみにもう悩まされないようにしましょう。
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目次
原因1.長時間トイレに行かないため
登山中は汗をかくため意識して水分補給を行いますが、休憩所などがたくさんあるわけではなく行きたいときにトイレに行くことはできません。排出されるはずだった水分や毒素が体内に滞留してしまい、厄介な顔のむくみとなってしまいます。
登山を終えてトイレを済ませても、滞留している水分や毒素をすべて排出するということにはならないので登山後もしばらくむくみが続いてしまいます。
関連記事:登山後に体重が増加するのは【むくみ】が原因?予防法や対処法は?
原因2.筋肉硬化によるもの
登山はイメージや見た目よりもハードな動きをします。普段行わないような激しい運動をすることで筋肉が硬化し、血液やリンパの流れが悪くなってしまいます。
日ごろ使わない筋肉を酷使することにもなるので、むくみとともに手足の筋肉痛も引き起こされることでしょう。
関連記事:腰の筋肉痛が痛い!今すぐできる治し方を5つ徹底解説!
原因3.衣服などの締め付けによるもの
登山をするときの服装ですが、険しい山道を登っていくため服装も決して楽な格好では登れません。体に密着したタイツや登山靴などが体を締め付け、血流やリンパ液の流れを悪くすることで体中にむくみが生じます。
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登山後のむくみへの対処法
登山をした時のむくみの原因がはっきりしました。このむくみの厄介なところは登山中や登山直後だけではなく、2~3日もむくみが続いてしまうことがあるということです。
登山中はしょうがないと割り切ることができても、その後にデートなど大切な予定を入れている場合はなんとかしたいものです。
滞った血流やリンパ液の流れを良くし、登山によるむくみを撃退する方法を紹介します。
ハーブティー
セージやローズヒップ、ハイビスカス、タンポポなど、様々な花の香りを楽しめるハーブティーは実は利尿作用や血液の浄化、毒素の排出などむくみの解消に効果的な性能をたくさん持っています。暖かいハーブティーを飲むことでむくみの解消だけではなく香りによるリラックス効果も期待でき、登山で疲れている体にも効きます。
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カリウム豊富な食材
むくみの改善には、利尿作用のあるカリウムたっぷりの食材を食べると良いでしょう。むくみといえば「スイカ」というのを知っている人もいるかと思いますが、他にもフルーツですとキウイ、メロン、バナナはカリウムが豊富に含まれ、登山で日焼けした肌にも効くビタミンもたくさん摂取できるのでおすすめです。
フルーツ以外にもホウレンソウやひきわり納豆、アボカドなどがあります。
食べ過ぎに注意しながら自分の食べやすい食材でむくみを解消していきましょう。
疲労回復にも効果的なクエン酸
梅干しや柑橘系のフルーツなど、酸っぱい食べ物に多く含まれているクエン酸は顔のむくみに効くだけではなく、疲労回復の効果もあります。手軽に食べることもできるので登山中の行動食としても最適です。
関連記事:高山病になりやすい人の特徴は?原因や予防法も気になる!
まとめ
以上、登山による顔のむくみの原因3つと対処法でした。顔のむくみは高山病の一種でもあります。
むくみが続いて治らない場合や、つらいと感じる場合は無理をせず病院で一度診てもらうようにしましょう。
顔のむくみを気にせずに登山を心から楽しめるよう、対策をばっちり立てて挑みましょう。
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