腰の下の方が痛い4つの原因!いつもと違う痛みの対策はコレ!

腰の下の方が痛い4つの原因!いつもと違う痛みの対策はコレ!

腰


腰痛が起こると、ぎっくり腰かな?腰を使用しすぎた筋肉痛かな?と考える方も多いと思います。

しかし、それとは異なり安静にしていても痛みがある、痺れや下腹部の痛みもあるなどいつもと違う症状が起こる場合もあります。

そこには、腰だけの原因ではなく、神経や内臓の病気が隠れている可能性があります。

そこでこの記事では、普段と何か違う腰の痛みの原因と対策についてご紹介します。

神経障害による痛み

坐骨神経痛

坐骨神経という腰から足先にかけて伸びている神経に、何らかの原因で圧迫・刺激が加わることで痛みや痺れなどの症状を起こします。


症状が現れやすい部位として、腰回り、臀部や太ももの外側から後面にかけて、すね、足先までに及びます。

痛みや痺れの特徴は、鋭い痛み、冷感や灼熱感、圧迫感などがあります。

安静にしていても足が痛み眠れない、痛みにより途中で歩けなくなる(間欠跛行)など様々な場面で症状が起こります。



関連記事:腰がしびれるのはなぜ?痛くない場合は普通の腰痛と何が違う?

スポンサーリンク


坐骨神経痛への対策
まずは自身の体の状況を知ることが大切です。

整形外科のある医療機関で医師の診察、画像診断などを受けることをお勧めします。

日常生活においては

  • 崩れた姿勢を取らない
  • 体を冷やさない
  • 適度な運動、ストレッチを行う
ことを意識してみましょう。


左右どちらかの足に体重が偏って乗っている、座るときは足を組んでいる、など崩れた姿勢をとると、背骨の位置が崩れやすくなり神経に負担がかかります。

また、腰や足を冷やすと坐骨神経痛の症状を引き起こしやすくなるため、靴下や膝掛けなどの冷え対策も重要になります。

さらに、肥満傾向の方の場合、体重により腰への負担が増加します。

ウォーキング、体重の負担が軽減できる水泳など運動習慣を取り入れることも重要です。


坐骨神経痛がある場合、筋肉のこわばりも生じている可能性があります。

運動に加え、柔軟体操を取り入れることで筋肉をほぐし、神経への負担を軽減できます。

また、血行促進の効果もあり冷え対策にもなります。


しかし、痛みや痺れの症状が強い時は安静にする必要がありますので、無理な運動やストレッチは逆効果となるため注意が必要です。

症状がある程度落ち着いている時に予防的に行いましょう。



関連記事:あぐらをかくと腰や膝が痛いのはなぜ?3つの原因と対処法を解説!

スポンサーリンク


女性特有の病気

子宮筋腫

子宮筋腫は子宮壁にコブ状の塊ができる状態をいいます。

女性ホルモンが過剰に作用したことが要因とされています。

このコブができると、子宮内膜を排出する際に通路が邪魔され、腰痛や下腹部痛を起こします。

また、不正出血、生理の際に出血量が増える、貧血などの症状も伴い、不妊の原因にもなります。



関連記事:子宮筋腫で痛みが起こる場所は?チクチクする原因や対処法はコレ!

子宮内膜症

子宮内膜とは受精卵の着床に備え、子宮内に作られる組織です。

受精卵の着床がなければ、生理の際に排出されます。

子宮内膜以外の部分で子宮内膜の組織が増殖し炎症を起こすことを子宮内膜症といいます。

月経痛が重くなり、痛みが下腹部から腰まで及びます。痛みは刺されるような痛みの場合もあります。

スポンサーリンク


子宮下垂・子宮脱

子宮下垂とは子宮が正常な位置から下に下がった状態をいい、これが進行し膣から子宮が出てしまうと子宮脱となります。

症状には腰痛や便秘、尿漏れや頻尿などがあります。


原因としては、加齢による骨盤周囲の筋肉の衰え出産による強い力が子宮を支える骨盤や骨盤底筋群という筋肉の集まりの位置関係を崩すことで起こります。



関連記事:下腹部に違和感がある女性が注意したいこと!原因を解説!

女性特有の病気への対策
婦人科の病気を診てもらう事に始めは抵抗があるかもしれません。

しかし、女性にとって大事な器官であるため、怖いかもしれませんが、気になる症状があれば早めに受診する事をお勧めします。

また、今回紹介した疾患以外にも婦人科系の病気は多々あります。

自身の生理周期や出血量、貧血、体温など日々の体の変化を調べておく事も体の異変に気付く手段となります。



関連記事:女性が膀胱炎になる原因4つ!具体的な症状も徹底解説!

まとめ

今回は腰やお尻、下腹部、足にかけての痛みや症状について解説していきました。

ただの腰の痛みではなく、なんだかいつもと違う感覚に気付く事が病気を見つける近道となります。


特に女性は腰の下のあたりに子宮などの重要な器官があります。

何か嫌な感じがする症状があれば、早急に病院で診てもらう事が不安を取り除き、自分の体を守る方法となります。

スポンサーリンク


このページの先頭へ