女性が膀胱炎になる原因4つ!具体的な症状も徹底解説!

女性が膀胱炎になる原因4つ!具体的な症状も徹底解説!

女性


血尿、残尿感、頻尿、排尿時の痛み。

これらは全て膀胱炎の症状です。

習慣や体のつくりから女性に多いとされる膀胱炎ですが、どうして女性は膀胱炎になってしまうのでしょうか。

この記事では、女性特有の膀胱炎の原因や対処法を解説していきます。

膀胱炎になりやすい原因

冒頭でお話しした通り、女性の体は男性よりも膀胱炎になりやすい作りになっています。


それは、男性に比べて尿道が短いことや尿道口が膣や肛門と近いことなどが理由として挙げられます。

では、こういった体のつくりでは、どのような行動や習慣が女性を膀胱炎にしてしまうのでしょうか。

トイレを我慢してしまう

職場や学校で、女性は特に会議中や授業中にトイレで席を立つことを恥ずかしいと感じる人が多くいます。

そのため、無理にトイレを我慢し過ぎてしまい、膀胱炎になる人が多くいます。

抵抗力の低下

通常、尿道口に雑菌などが入り込んでも免疫力のおかげで病気になるには至らないのですが、過度なダイエットなどをしている女性は体の免疫が弱まり、雑菌などに対する抵抗力がなくなってしまいます。


また、妊娠中なども免疫力の低下から感染症にかかりやすくなっているため注意が必要です。

生理

出血のある生理中は性器の周りで菌が繁殖しやすくなります。

経血から尿道口に菌が侵入してしまうことがあるため、こまめに生理用品を変えるようにしましょう。

性行為

女性の体のつくりからすると、膣は肛門と尿道口のちょうど間に位置します。

性行為をした際は膣内や性器周りにある菌が尿道口から侵入しやすくなります。

また、性行為によって尿道口や性器周辺の粘膜が傷付くこともあり、さらに細菌などの感染の可能性が高まってしまします。



関連記事:下腹部に違和感がある女性が注意したいこと!原因を解説!

スポンサーリンク


膀胱炎の症状

膀胱炎は放っておくと腎臓の感染症へと悪化してしまうこともあるので注意が必要です。

膀胱炎かな、と思っても中々確信が持てなくて病院に行けない、という方はこれから紹介する膀胱炎の症状を確認してみましょう。

疑わしい症状がある場合には泌尿器科で一度診てもらうようにしましょう。


尿の濁り 白っぽく濁ることがあります。また、血の混じった血尿が出ることもあります。
頻尿 一度に排尿する量が少なくなり、1日10回以上トイレに行くようになったら要注意です。
残尿感 排尿後、出し切れていないような不快感があります。
排尿時の痛み 排尿時に焼けつくような痛みが伴います。



関連記事:おしっこがしみると感じたら危険?排尿時の違和感の原因!

スポンサーリンク


対処法

膀胱炎の治療は抗生物質の投与により自身の免疫力を高めて自然治癒させる場合がほとんどです。

ということは、日ごろから免疫力を高め、菌を尿道口に侵入させないようにすることが一番の予防になります。

具体的にどうすれば良いか、すぐに始めたい予防方法を見てみましょう。

下着を清潔に保つ

汚れた下着は衛生的にも良くなく、菌の繁殖を促してしまいます。

特に女性は生理やおりものなどで下着を汚してしまうこともあり、必要に応じておりものシートや大き目の生理用品などを使用しましょう。

こまめに交換することも大切です。

水分をしっかりとる

尿道口付近の菌は排尿することで一緒に流されていきます。

普段トイレに行く回数が少ない人は水分をしっかりとり、定期的に排尿できるようにしましょう。


性行為後に早めに排尿するのも効果的です。

また、コーヒーなど利尿作用のあるものを飲むのもいいでしょう。

スポンサーリンク


トイレの後の処理

排尿、排便後に後ろから前の方に紙で拭いている人はいないでしょうか。

女性の体は前から尿道口、膣、肛門となっています。

後ろから拭いてしまうと肛門や膣付近に付着していた菌が尿道口から侵入しやすくなってしまいます。

拭くときは前から後ろの方へと拭きましょう。

規則正しい生活で免疫力アップ

女性は特にダイエットで食事を抜いたりすることもありますが、必要な量のエネルギーや栄養素が摂取できないと体はその機能を十分に果たすことができません。

疲れやストレスが溜まりやすくなり、免疫力が下がって膀胱炎をはじめとする感染症や病気にかかりやすくなってしまいます。

栄養バランスの取れた食事をしっかりとり、良質の睡眠をとることで体の抵抗力を養い健康な体を維持しましょう。



関連記事:おしっこが出にくい原因は?女性が気を付けたい4つの病気!

まとめ

女性の5人に1人はかかるといわれている膀胱炎、自分は大丈夫だとは思わないでください。

妊娠や出産を機にかかってしまう人も多く、大事な時期だからこそ注意は必要です。

はじめは恥ずかしさや抵抗がある人も勇気を出して泌尿器科を受診しましょう。

早期発見、早期治療で不快な症状とさよならしましょう。



関連記事:尿が白く濁る4つの原因!今すぐにできる対処法も徹底解説!

このページの先頭へ