男性も理解しておいて!女性が貧血になりやすい原因や対処法!
貧血と聞くと女性がなりやすい病気というイメージがありますが、実際日本人の成人女性の約17%(約5人に1人)が貧血もしくは、貧血予備軍とされています。
貧血はなった事のない人には、その辛さはあまり理解できない部分もあるかと思いますが、貧血の症状を持っている人は本当につらい病気です。
以下に貧血について書いていきますので、参考にしてみて下さい。
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貧血の症状は?
まずは、貧血の症状から見てみたいと思います。貧血になると、体がだるくなったり寒さを人よりも感じやすくなります。
また、正常であれば何でもない運動である階段の上り下りや、坂道でも動悸や息切れを感じるようになります。
その他には、皮膚や粘膜の赤みが無くなり少し黄色っぽくなってきたり、脚がむくむ、微熱がある、ときには食欲がなく吐き気があるなどの症状も出てきたりします。
周囲からは、「顔色が悪い」「だるそうだ」などと言われることも多くなるかもしれません。
症状をまとめてみます
・体がだるい 疲れやすい
・寒さを人一倍感じる
・食欲不振 吐き気
・動悸 息切れ
・顔色が悪い
・脚のむくみ
・微熱
・めまいや立ちくらみ
・耳鳴り
・皮膚や粘膜が黄色っぽくなる
などの症状があげられますので、該当する症状がある人は貧血の可能性がありますので一度病院で診察を受けてみた方が良いと思います!!
貧血を起こしている人の中には、全く症状が無かったり、気付かない程度の症状の場合もあります。
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貧血の原因
貧血になる原因は一般的には、鉄分不足と言われています。鉄分はヘモグロビンを作るために必要で、ヘモグロビンは体内の隅々までに酸素を運ぶ働きをしてくれています。
ヘモグロビンが不足してしまうと、様々な組織が酸欠状態になりその結果、貧血の症状が現れてしまうのです。
ヘモグロビンが不足すると酸欠になるのですが、酸欠になる場所によってその症状に違いがあります。
・脳が酸欠になったら
この場合は、めまい・立ちくらみなどの症状がでます。
・心臓が酸欠になったら
動悸・息切れなどの症状がでます。
それ以外にも、貧血の症状にはだるい・疲れやすいなどがありますがこれは筋肉が酸欠になっている状態だと考えられます。
また、貧血になる原因については鉄分の不足に加えて、男性ホルモンの量も関係しています。
男性ホルモンが多いと貧血になりにくく、少ないと貧血になりやすいという事です、実際に女性の方が貧血になりやすいことから見ても納得できますよね。
貧血の予防
貧血の原因は、鉄分不足と男性ホルモンの量が関係していることが分かりましたが、男性ホルモンの量を増やすというのは日常生活での取り組みではなかなか難しいと思います。そこで、今回は鉄分不足を食事で補う方法について書いてみたいと思います。
鉄分が多く含まれている食材は
・レバー
・マグロ
・プルーン
・丸干し
・アサリ
・厚揚げ
・納豆
・小松菜
・ヒジキ
・切り干し大根
・ごま
などが上げられます
また、鉄分はタンパク質やビタミンCと一緒に摂取することにより、吸収率をアップさせることができますのでタンパク質やビタミンCの接種もしっかりとしたいですね(鉄分ばかりを食べていても効率が悪いという事です)
タンパク質の多い食べ物は
しらす干し・いわし・すじこ・いくら・牛肉・たらこ・あじ・生ハム・鶏のささみ・うなぎ
などがあり
ビタミンCが多い食べ物は
ピーマン(赤・黄色・緑)・ゆず・パセリ・レモン・柿・キウイフルーツ・いちご・のり
などがあります。
まとめ
たかが貧血とは思わずに、症状で悩んでいる方は病院に行ってみたり、食事療法を試してみるのもよいかもしれません。周りの人達も、貧血で悩んでいる人を見かけたときは女性は貧血になりやすいことなどを頭に入れつつ対応してあげることが必要になります。
鉄分をしっかりと摂取して、貧血に負けない体を作りましょう!!
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