女性の下腹部の痛み!鈍痛や腰痛が続くのは排卵以外の原因も!
眠気、倦怠感、唾液や鼻水が増えたり、匂いに敏感になったり、胃がムカムカしたり、食事が変化したりなどは、
よくある妊娠初期症状でこれら以外にも様々考えられますが、中でも不安になるのが、下腹部痛です。
症状も軽いものから重篤なものまで度合いが違います。
今回は一般的に多くみられるケースの、下腹部痛をまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。
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目次
痛みの種類には個人差が
毎月の生理で下腹部痛を感じている女性も多いため、生理痛と勘違いしてしまうこともあります。チクチクしたり、ズキズキしたり、下腹部だけでなく足の付け根や腰にわたるまで、痛みの種類は個人差があります。
妊娠初期症状として、毎月の生理痛と比較し、いつもよりも重い、下腹部全体が痛い、腰痛があるか、などいつもと違う変化があれば気にしておきましょう。
危険な腹痛とは(痛みに伴う危険な症状)
生理の腹痛と原因
生理の腹痛は、子宮を収縮させ、経血と子宮内膜を体の外に排出するために起こる腹痛です。主に子宮内膜から分泌される「プロスタグランジン」が原因と言われています。
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妊娠初期症状の腹痛と原因
下腹部が張ったり、引っ張られる感覚があったり、生理痛に似た痛み、キュッと軽い痛みなら、妊娠初期症状かもしれません。妊娠することで子宮が大きくなろうとするため、起こる症状で、着床した胎芽を育てるのに必要な過程ですので、特に心配する必要はありません。
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流産など危険な腹痛と原因
ギュッとしめつけられたり継続した痛み、ズキズキと強い痛みが続くようであれば、流産の疑いがあるかもしれません。妊娠初期に起こる流産の原因は、胎児側の染色体異常が多く、妊娠初期に流産を発症する確率は約10%~15%で、お母さんが原因では無い場合もあるので、自分を責めすぎないようにしましょう。
関連記事:下腹部に違和感がある女性が注意したいこと!原因を解説!
便秘による腹痛
妊娠中は子宮が大きくなることで、便秘で悩む女性も多くいます。常備薬が使えず慢性的な便秘に悩む人も少なくありません。
腹痛を伴う辛い便秘になる前に、妊娠中も服薬可能な便秘薬を、産院で相談し、処方してもらうとよいでしょう。
また、水分や食物繊維の摂取、ヨーグルトやオリゴ糖の摂取など食生活の見直しも大切です。
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痛みに合わせて注意したほうがいい症状
痛みと併発した場合、注意が必要な症状としては- 出血
- 基礎体温の低下
- 他の妊娠初期症状がなくなった
- ひどい頭痛
などがあげられます。
妊娠初期は流産の可能性が高く、子宮外妊娠や絨毛膜下血腫で腹痛を伴うことがありますので 、不安になったら迷わず産院に相談・受診しましょう。
例えば切迫流産と診断されても、心拍・赤ちゃんの姿が確認されれば妊娠を継続することもできます。
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痛みはいつまで続くの?
痛みは、妊娠13週~14週頃、妊娠中期(安定期)に入ると収まってくる傾向があるようです。
しかし、妊娠中期以降もお腹が大きくなることで、子宮周りの筋肉が収縮することで腹痛が伴うこともあります。
痛みを感じた時の対処法
体を温める
子宮が大きくなることで筋肉が圧迫され、骨盤周りの筋肉が硬くなって血行が悪くなることがあります。体が冷えて腹痛につながることも。冷え対策を万全にしましょう。
体の負担を軽減する
日常動作をゆっくりと行い、重いものを持ったり激しい運動は避けましょう。安静にする
座ったり横になったり、できるだけ安静にし、気持ちを落ち着かせましょう。ストレスをためない
疲労やストレスが溜まると、お腹の赤ちゃんにも伝わってしまうものです。不安を感じると脳内のアドレナリンが分泌され、それを赤ちゃんが敏感に感じ取りますし、不安や緊張感が体にも影響します。
なるべく穏やかな気持ちを、心がけましょう。
まとめ
女性の下腹部痛には様々な痛みと原因が挙げられますが、まず妊娠が疑われる時はきちんと産院を受診し、不安なことがあれば医師に相談しましょう。はじめての妊娠であれば特に、皆心配や不安な気持ちを持つものです。
一人で悩まず、苦しまず、周りの協力を得ながら穏やかに過ごせる工夫が必要です。
また下腹部痛には妊娠以外にも様々な病気の可能性が潜んでいますので、痛みが続く場合は病院にて医師の診察が必要となりますので注意して下さい。
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