妊娠検査薬はいつから使うと確実?フライングしたら不正確!?

妊娠検査薬はいつから使うと確実?フライングしたら不正確!?

妊娠を望んでいる人も妊娠を心配している人も、可能性がある女性は一日も早く妊娠反応結果を知りたいと思うものですよね。


妊娠検査薬の使い方はとっても簡単です。ただ、使用のタイミングには正しい使用時期があります。正しいタイミングと注意点を解説していきますので参考にして下さい。

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妊娠検査薬の仕組みとは?

妊娠検査薬は、妊娠すると分泌される「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」というホルモンに反応することで妊娠の陽性、陰性が結果で表れます。


「hCG」は受精卵が子宮内膜に着床すると分泌量が増えます。市販の妊娠検査薬は尿中の「hCG」値が50mIU/ml以上になると陽性反応が出ます。


排卵後10日前後で尿中のhCG濃度が上昇します。排卵後14日頃には50mIU/ml以上に達します。

妊娠検査薬の正しい使用時期とは?

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この「hCG」値が50mIU/mlに達すること、また50mIU/mlに達するまでには個人差があると言うことを前提に「生理開始予定日の一週間後以降」がほぼ正しい陽性、陰性反応を確実に判定出来る妊娠検査可能時期としています。


さらに、もっと早く妊娠反応を知りたいという女性には「早期妊娠検査薬」があり、これは尿中のhCG濃度が25mIU/mlで陽性反応が出ます。


早期妊娠検査薬は「生理開始予定日2~3日前」から使用出来るのが一般的です。


いずれも、生理開始予定日よりも前に検査すると、妊娠陽性、陰性反応の正しい判定を確認することが難しくなりますので、必ず使用方法を読んで一般的な妊娠検査薬は「生理開始予定日の一週間後以降」に使用しましょう。


また、日頃から自分の生理開始予定日をしっかりと把握しておく必要があります。

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妊娠検査薬でよくある失敗反応

薄い陽性反応が出る

まれに薄い陽性反応が出る場合がありますが、これは蒸発線と呼ばれ数時間後にはっきりとした陽性反応が出てくることが多いです。


ただ、不鮮明の場合は一度で判断せずに正しい検査結果が出る生理開始予定日の一週間後以降にもう一度検査することをおすすめします。

妊娠しているのに陰性反応が出る

いち早く知りたい気持ちから、生理開始予定日よりも前に検査をしたり、生理開始予定日を間違えて計算すると正確な反応を得られずに妊娠していたのに陰性反応が出たりすることがあります。

妊娠していないのに陽性反応が出る

・着床したけれど妊娠が継続せずに流れてしまう化学流産の場合。

・子宮以外で妊娠が継続してしまう子宮外妊娠の場合。

・胎盤が作られる絨毛組織の異常による胞状奇胎の場合。

・子宮内に胎盤などが残っている流産の場合。

フライング検査とは?

フライング検査とは、正しい検査方法ではありませんが妊娠検査薬を予定よりも早く使用し検査することです。早い人では生理開始予定日の一週間前から陽性反応が出始めるようです。


一日でも早く知りたいと思う女性も多いかと思います。このフライング検査をするのは個人の判断になりますが、予定より早く検査をするわけですから反応しない場合が多く、次のような影響もありますのであまりおすすめしません。


・期待した陽性反応が出ずにがっかりしてしまう。

・知らなくて良かった化学流産を知ることになる。

・安価ではない妊娠検査薬を無駄に使用することになる。

など、妊娠を希望している女性には心的負担がかかることを知っておく必要があります。

先の化学流産とは、着床後も妊娠が続かずに流れてしまうことです。血の塊で体外に出てくることが多い為に気付かないことが多いのですが、フライング検査をすることで知らなくて良かった流産を指します。


女性にとっての心的負担になるのは間違いありません。

まとめ 妊娠を望む女性なら正しく検査を

妊娠を望む女性にとって、妊娠したかどうかは一日も早く知りたいことではありますが、毎日不安や心配でストレスを抱えてしまっては身体に良くありません。


妊娠検査薬を正しい時期に正しい方法で使用し、ご自身の心身の健康を守りましょう。


あくまでも、妊娠の可能性を判定するものですから何らかの反応、また体調の変化があれば必ず病院を受診しましょう。


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