妊娠初期に鼻血が頻繁に出るのが心配!原因を徹底解説!
妊娠2回目の時は、子供もいるので妊娠しているときの異変にも慣れていますし、一人目の子育てでそれどころではないのも本音です。
しかし、妊娠を初めて経験される方は、つわりから始まる体の異変に敏感です。
神経質になっていると、いつもはそれほど気にしない症状ですら気になってしまうものです。この記事ではそんな妊娠初期の気になる事について解説していきます。
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目次
妊娠初期症状
胸の張り、お腹の張りや下腹部痛、腰痛、頭痛、肌のトラブル、味覚や嗅覚の変化などが代表的なものです。さらに、唾液が増える、出血しやすくなる、鼻水が増える妊娠性鼻炎や頻尿、便秘、下痢。倦怠感や眠気。精神的不安や情緒不安定、胃の不快感やつわりなど妊娠に伴う体の異変はたくさんあります。
妊娠してお母さんになれるから頑張れ!とホルモンが活発になったり、2人分の血液や栄養素が必要となるために栄養が不足したり、子供を育てるための住処をつくり、赤ちゃんを10ヶ月間支えるしっかりした胎盤造りが始まるためです。
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妊娠初期に一番辛いのは「つわり」です
味覚、嗅覚、胃腸の機能が低下する、唾液が増えることや脳の嘔吐中枢の影響など、原因は色々ありすぎて、コレ!という物はありません。つわりは人それぞれ違うものです。
「吐いては食べ、また、吐いては食べ」ができる方は赤ちゃんを育てるくらいの母子栄養は食事で補えます。
しかし、つわりが酷くて食事をとれなくなった場合は、点滴やサプリメントを活用しましょう。
「つわりは妊娠すれば誰にでもあることだから我慢しなさい」そんなことを言う人がいても気にしてはいけません。
大切な事は、子供を守ることと、自身の体を守ることです。余計なストレスは極力遠ざけるようにしたいものです!!
逆に、食べすぎは高血圧や糖尿病の原因となりやすいので、食べ過ぎにも気をつけてください。
食事をとるということは、カロリーを摂取する→カロリーを消費しなければならない→機能が低下しているのに、今までの2倍働いている→身体的疲労になる→ホルモンのバランスがうまくいかず、不具合を生じてしまうというん流れを作りますので、妊娠中の食事には気を配る必要があります。
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気になるのは「出血しやすい」症状です
以前から鼻血が出やすい体質でなくても、妊娠したら鼻血が出やすくなります。「血が出る」と「流産」がどうしても結びついてしまいがちですが流産と鼻血は直接関係はありません。
ホルモンが赤ちゃんの体つくりを、頑張っているから分泌量が増えることで粘膜への血液が増加する事と、お赤ちゃんにも血液を送らなければならないので、母体の脳は血液量を増やします。
血液量が増えてくると、血液を止める作用がある血小板が減り鼻血が出やすくなります。
鼻血の他に歯肉からの出血も見られます。
妊娠とは関係なくても、鼻の入り口にある粘膜はとても薄く、毛細血管がたくさんあります。子供が鼻を擦っただけでも鼻血が出やすい部位があります。
鼻血が出た時の対処方法
- 「鼻血が出た時」に目の中央にある血管を抑える方がいらっしゃいますが、鼻血の場合、ティッシュを鼻の真ん中に押し当て、鼻の入り口をつまむ感じで抑えてください。
「臭い!」という時に鼻を抑えるあの抑え方が良いです。 - 姿勢はうつむく姿勢のまま椅子に・腰掛けて10分ほど圧迫してください。
- ティッシュを外す時に、鼻の入り口に紙が張り付きペラっと剥がれない場合、無理やり剥がしてしまうと、せっかく止まった血がまた出始めますので、このような時は、水でティッシュを少しだけ浸してからはがしてください。
注意点
- 仰向けにならない→仰向けは止まりづらく、血液が喉へ流れ込むため。
- 後頭部を叩かない→血が止まり難くなります。
- 鼻の中に紙を丸めて詰めない。→止血は手で十分です。紙を取る時また出血します。
- 慢性疾患をお持ちの方や30分以上止まらない時は産婦人科へすぐに相談してください。
鼻血が繰り返し起こる場合は、次回定期検診の際にでも相談してください。 - 鼻血が出ないように鼻を強く噛まない。触らない。
- タラっと流れる鼻血はよくある症状です。しかし、ドロッとレバーみたいな血の塊が出てきたら、怖くなります。このドロッとした血液が出るのは、かさぶたが取れたからです。
かさぶたは以前にできた傷の修復ができた証です。しかし、傷は完全に修復できていない状態です。
この修復の際にできた証であるかさぶたが、自然に皮膚から剥がれた時が完全に良くなった時です。鼻の中にあるかさぶたが気になって取りたい気持ちもわかりますが、完全ではない皮膚から、剥ぎ取ると良い粘膜や毛細血管まで傷つけてしまうので血液量が多くなります。
鼻血鼻の粘膜が乾燥しやすくなっているので、傷つきやすくなっている状態です。そして、少しの傷でも出血が止まらないこともあります。 - 入浴は止血後数時間すればシャワーなら良いのですが、無理に入る必要性もないので「体調に合わせて」でも良いと思います。
- 外傷性の鼻血ではないので動脈損傷などありません。慌てないようにしましょう。
- 血液病がなければ、多少鼻血が出てもショック死などしませんので、心配せずゆっくり止まるのを待ちましょう。
以上が鼻血が出た場合の対処法と注意点です、決して慌てずに冷静な対処をするようにしましょう。
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妊娠初期に欠かせない「葉酸」
葉酸は造血作用やDNA形成にかかせない栄養素です。
妊婦さんが食べない方が良い食品
- レバー、うなぎの肝に含まれる「脂溶性ビタミン」は水頭症や口蓋裂のリスクが高いです。
ただし、葉酸がたくさん含まれておりますので、美容効果も高く、生活習慣病予防効果もありますので、通常の成人男性や妊娠中でない方は摂取してください。 - 明太子や筋子などの魚の卵は感染原因となる「リステリア菌」がいることがあり、流産や早産のリスクが高いです。
- パセリやセロリに含まれているアピオールは、妊娠中絶および月経不順治療の目的で使用されてたこともありますので、妊娠中に口に入れることは避けたいです。
- カフェインは鉄分やカルシウム阻害と、発育障害の危険性があります。
妊娠中に食べても安心な葉酸
枝豆、モロヘイヤ、ブロッコリー、芽キャベツ、ほうれん草、菜の花、京菜、水菜、アスパラガス、いちご、アボカド、マンゴー、パパイヤ、ラズベリー、プラム、プルーン、キウイ、干し柿、納豆など。妊娠の周期で摂取量も異なり良いからといって、過剰摂取は喘息のリスクも高まりますので食べ過ぎには注意しましょう。
定期検診の際に必ず、産婦人科で食事指導や相談を受けましょう。
また、葉酸は加熱すると栄養価が下がるので、サプリメントの併用をオススメします。
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まとめ
妊娠初期は何かと不安だらけです。加工食品やインスタント食品はアレルギーの元です。
妊娠をお考えの方も、妊娠時の食事に関しては今から勉強して、良い母体を作ってください。母体がしっかりしていれば、流産や死産、奇形のリスクは減ります。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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