おしっこが出にくい原因は？女性が気を付けたい4つの病気！

最近、尿意がある割に出ないことが多いと感じたり、トイレをした後の残尿感に悩まされたりしている女性の方が増えて来ました。


通常、トイレの後はスッキリと開放感を感じるものですが、まだ尿を出し切っていないような感覚がすることはないでしょうか。

これはその名の通り「残尿感」といい、この残尿感のため頻繁にお手洗いに行ってしまう「頻尿」の症状も同時に出てきてしまいます。

今回はこの「残尿感」「頻尿」について、特に女性に現れる症状の原因となる病気を解説します。

あまり他の人には相談しにくいデリケートな悩みをここで解決しましょう。

膀胱炎

尿のトラブルで一番多いのが膀胱炎です。

特に女性は男性に比べて尿道が短く、頻尿になりやすいです。

また、尿道口の近くに膣と肛門があるため細菌感染しやすい体の構造になっており、女性のほとんどが膀胱炎を経験すると言われています。


放っておくと慢性膀胱炎となり腎臓の病気に発展する恐れもあるので注意が必要です。

尿が出にくくなるほか、残尿感や血尿などの症状が現れる場合もあります。

治療法

膀胱炎の炎症は抗生剤によって抑えるのが普通ですが、日頃から行える簡単な予防法などもあります。

• トイレ後は前から後ろに拭く
• 水分をたくさんとる
• 疲れをためない

これらの対処法は細菌の侵入を防ぐとともに、免疫力を高めることや尿の排出によって細菌を殺したり流しだすことで膀胱炎になるのを防ぎます。

決して難しいことではないので膀胱炎に悩む方は試してください。



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神経因性膀胱

細菌が原因で起こりやすい膀胱炎と違い、神経因性膀胱はケガや病気が原因で膀胱を収縮する神経に障害が出ることで発症します。


膀胱が収縮されないことで尿が上手く排出されず溜まってしまい、やがて尿漏れなどを起こします。

神経因性膀胱による頻尿や尿失禁は様々な病気の場合に見られるので、疑いがある場合は早めに泌尿器科で診てもらいましょう。

治療法

薬物療法が一般的ですが、排尿訓練や尿道カテーテル、手術によって治療する事が出来ます。

また、原因となる疾患を治療することで神経因性膀胱の治療に繋がります。



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尿道狭窄

先天性のものもあれば後天性のものもあり、尿道カテーテルを元々している方で、尿道炎などの後遺症で起こりやすい病気です。

その名の通り尿道が狭くなる病気で尿が出にくくなり、時には尿漏れになったりもします。

先天性の場合、尿道の抵抗が増すことによって尿流れが乱流や逆流となりやすく、細菌の侵入にもつながり膀胱炎にもなりやすくなります。

後天性の場合、排尿困難になったり尿路感染症を併発したりします。

治療法

主な治療法は手術による尿道切開や尿道拡張です。



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尿道結石

尿道の長い男性に起こりやすいイメージの病気ですが、女性でも発症する恐れがあります。

無痛であることは少なく、ほとんどの人が激しい痛みとともに発症します。

発祥すると尿が出にくくなったり二股に分かれたりする他、血尿や下腹部痛を伴います。


更年期を過ぎた女性がかかりやすい病気ですが、最近では若い女性の患者も増加しています。

結石のできやすい人は生活習慣病予備軍と言われ、食生活の改善なども予防する上で大切なことです。

治療法

結石が自然と出てくるのを待つこともありますが、摘出手術を行う場合もあります。



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妊娠初期の頻尿

妊娠初期には様々な影響が女性の身体に現れますが、そのひとつに頻尿になることが挙げられます。

どうして妊娠すると頻尿になるのかというと、子宮と膀胱の位置が大きな理由となります。


膀胱は子宮のすぐ前にあり、妊娠することで大きくなっていく子宮に圧迫されて小さく変形してしまい、一度にたくさんの尿を溜めておけなくなることから、少ない量で何度もトイレに行きたくなってしまうのです。

これは病気ではなく妊娠による一時的な症状なので、早ければ妊娠中期ごろになると治る人もいます。



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まとめ

会社に勤めている人や学生で長く席を立てずにお手洗いを我慢する人も多いですが、そんな時にやっとトイレに行ったのに、なかなか尿が出てこずに疑問を持ったなら病気の可能性を疑ってください。

医者に行きにくいとためらう女性も中にはいますが、放っておくとどんどん症状が悪化する恐れがあるので注意が必要です。

排尿は身体の毒素を排出してくれる重大な役割もあるので、早めに対処するようにしましょう。



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