男性が膀胱炎になる3つの原因!気になる症状も徹底解説!

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男性が膀胱炎になる3つの原因!気になる症状も徹底解説!

下腹部


「膀胱炎」はよく耳にする病名かと思います。

比較的女性がなりやすい病気ですが、男性は膀胱炎になる事が無いのかと言うとそんなことはありません。

排尿時に痛みが出たり、下腹部に違和感が出たり、頻尿、尿のにごり、残尿感などなど様々な症状を引き起こす膀胱炎はそのまま放置すると大変危険です。


そこで、この記事では男性が膀胱炎になる原因やその症状を解説していきたいと思います。

膀胱炎とは

尿を排泄するのに関わっている臓器に感染を起こすことを尿路感染症といい、その内で膀胱に生じた細菌感染症のことを膀胱炎と呼びます。


膀胱炎には尿道の長さが深く関わっており、外尿道口(尿が出てくる穴)から膀胱までの尿道は女性の方が短いので、外尿道口から尿道を伝わって膀胱に感染を起こしやすいのは女性だということになります。

男性は陰茎がある分だけ尿道が長くなりますし、排尿時に尿道に入ってしまった細菌を押し流しやすくなっているため、あまり膀胱炎を発症することはありません。


しかし、膀胱まで到達しづらいというだけで、その手前にある尿道や前立腺に細菌が感染する頻度は膀胱より高くなります。

膀胱炎の主な症状は頻尿、排尿時痛、尿のにごり、残尿感です。


治療としては原因となっている菌(主に大腸菌)に対する抗菌薬を内服することで治療をします。

この時、症状がおさまってきたからといって薬をやめてはいけません。


というのも、薬をやめることにより生き残ってしまった細菌が薬剤に対して抵抗性(薬剤耐性)を獲得してしまい、薬が効きづらい菌が発生してしまうからです。


薬が有効なうちに菌を撲滅してしまうのが重要です。

次に、男性の膀胱炎の原因となるものについて紹介していきましょう。



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尿道炎

尿道炎というと性病だと捉える方が少なくありませんが、実際には性行為が伴っているものの、性病特有の菌が原因となっているのは全体の約3分の2ほどになります。


性行為が尿道炎を起こしやすい原因としては、男性が射出する精液には精子はもちろんのこと、精子が数日間生きていけるだけのタンパク質を中心とした栄養素がたくさん含まれていて、細菌が生きていくのに不自由ない状態だからです。

ここでの細菌とは性病として代表的な淋菌に加え、陰部に誰しもが持っている可能性のある雑菌になります。

陰部は他の部位よりも蒸れやすく、湿度が高く保たれるため細菌は繁殖しやすい環境にあるので、なにかしらの菌がいても不思議ではありません。


下腹部


さて、このタイプの尿道炎はどちらかと言うと男性の方が感染を起こしやすいです。


女性の陰部にはデーデルライン桿菌という細菌が常在しています。


この菌は女性の膣内を酸性に保つ働きをしていますが、同時に雑菌が侵入してきたも「ここは我々の縄張りだ」と言わんばかりに追い返してしまいます。

ですので、女性がかかる可能性は比較的少なくなります。

男性では先ほども書いたように尿道が栄養豊富な状態になりやすいので細菌が生き延びていきやすいです。

治療としては抗菌薬などを用いることが多いです。



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前立腺炎

前立腺は男性のみにある臓器で、ゴルフボールほどの大きさです。

位置としては膀胱のすぐ前にあり、尿道を取り囲むようにして存在します。

前立腺炎は前立腺内に炎症が起こっている状態で、細菌が原因の「細菌性前立腺炎」と細菌が見られない「非細菌性前立腺炎」があります。


前立腺炎を起こす要因として、細菌性であれば疲労やストレスなどによって抵抗力が低下することが大きなリスクファクターとなります。

非細菌性では長時間のデスクワークや乗り物での移動、スポーツタイプの自転車(ロードバイクなど)によって前立腺が圧迫されることが要因となっていることが多いです。

前立腺炎では頻尿や残尿感、下腹部の痛みなどが現れてきます。



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尿道カテーテル

「カテーテル」というのは細い管のようなもので、様々な部位に通して膿を外に出したり、お腹に貯まった水を抜いたりするのに使われます。


尿道カテーテルは足の骨折などによってトイレにいくことが難しい患者さんが尿道にカテーテルを入れて排尿するというものです。

カテーテルを入れる際には必ず消毒をした上で行いますが、どうしても陰部は細菌が繁殖しやすい環境にあるのでカテーテルをつたって細菌が尿道に侵入していってしまいます。


ですので、尿道カテーテルには尿道感染のリスクが必ず伴います。

これに対しては抗菌薬が使われることがあります。

近頃では尿道カテーテルを入れっぱなしにするのではなく、排尿したいときに随時カテーテルを入れるという方法が選択されることもあります。



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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回紹介した3つの原因はそれぞれの部位から細菌が広がっていって膀胱に波及することで膀胱炎を引き起こしてきます。

特に尿道カテーテルは院内感染の約30%を占めるとも言われているので、主治医の先生とよく相談することが重要です。


また、尿道炎を予防するために日頃から陰部を清潔にするよう心がけましょう。

もし感染を起こしてしまった場合には自分だけ治療するのではなく、念のためパートナーも検査しておくことでその他の感染症も予防することが可能となります。


膀胱炎は長距離のドライブやツーリング、デスクワークが原因となることが多いので、適度に休憩を取りつつ行うようにしましょう。

いずれにしても今回紹介したような症状が見られた場合には泌尿器科を受診するようにしましょう。



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