便の量が少ない・細い!原因や注意したい病気を解説!

便の量が少ない・細い!原因や注意したい病気を解説!

ベルト


排便についての悩みは多いです。

下痢や便秘などは誰しもが一度は悩ませれたことがあるかと思います。

また、便が固い、コロコロした便が出る、細いなどの悩みから、出る量が少ない・多いなど悩みは尽きません。


正常な便は直径が2~3cmで、バナナくらいの太さと言われています。

これより太いということはあまりありませんが、鉛筆くらいの細い便が出てくる場合には大きな病気が隠れている場合もあります。

そこでこの記事では、特に便が細かったり量が少ない場合にスポットを当てて、これらの症状にどんな原因が考えられるかを3つほどご紹介させていただきます。

大腸ガン

最初からガンの話で「自分がガンかもしれない」と心配する方は多いかもしれません。

そんなことはない、と申し上げたいところですが、国立がんセンターの統計によると2012年の大腸ガン罹患数(病気にかかった患者の数)は男性で胃ガンに次いで第2位、女性では乳ガンに次いで第2位、男女を合わせると総合第1位になっており、決して他人事ではない病気です。


死亡数の統計でも猛威を奮っており、2014年では男性第3位、女性第1位、男女計第2位になっています。ですので、この病気をはじめにご紹介させていただきます。


大腸ガンはその名の通り大腸に発生するガンで、大腸の内側に向かって大きくなると便の通り道が狭くなるので便が細いという症状が出てきます。

また、大腸ガンは血液の流れに乗って肝臓や肺に転移をすることもあり、そちらの症状を併発することもあります。

治療は様々な検査を経て決定されますが、内視鏡を使った手術やお腹を開いて行う手術、抗ガン剤治療や放射線治療があります。

ステージ4でどうしようもない場合や他のステージでも痛み(ガン性疼痛)がひどい場合にはそれらの症状に対する治療も行われます。

また、大腸にできたポリープからガンが発生してくることもあり、この時点で発見できれば、大腸ガンになる可能性を少なからず、減らすことができるので定期的に健診を受けることが1番です。



関連記事:便が赤い原因は?塊が混じる女性が注意したい病気!

スポンサーリンク


過敏性腸症候群

排便をする際には交感神経と副交感神経(合わせて自律神経と呼ばれます)のバランスが非常に重要です。

交感神経は肛門の収縮に、副交感神経は腸のぜん動運動(便を出口へ送る動き)に関係しています。


交感神経が活発になるということは、身体が戦闘モードになっているということを示しており、用を足している暇はないので肛門(正確には内肛門括約筋)が収縮します。


肛門の穴の大きさはそのまま便の太さになるので、細い便になってしまいます。私たちがいきんで開閉することができるのは外肛門括約筋ですので、「なぜか便が細い」という症状になります。

さらに、身体が戦闘態勢だということはリラックスしているとはいえないので、副交感神経は活動が下がっています。

するとぜん動運動が弱くなってしまい、腸の中を便が行ったり来たりすることになってしまうので、便の量が少ないという症状が現れることになります。


また、神経の活動が絡んでいるので、いつも便が細いというよりは、時々便が細いというような症状の出方になります。

女性

それではなぜ自律神経のバランスが乱れてしまうかというと、ストレスが溜まってしまっていることが大きな要因になります。

さらに、過敏性腸症候群の他の症状に下痢がありますが、仕事のプレゼンや学校の授業中など所構わず症状が出るので、「ここで下痢になったらまずい」という緊張が生まれ、このことがストレスとなって症状が悪化するという悪循環に陥ってしまうこともあります。


このように、精神的なものが原因の大部分を占めますので、個人ができる対処法としてはストレスを定期的に発散することが最も大事です。

症状があるからといって、気分が沈んでしまうと先ほどの負のスパイラルにはまってしまうので、出来るだけ気に病まないことも良い効果を生み出します。

どうしても気になって仕方がない方は、病院を受診するだけでも症状が改善することがあります。



関連記事:自律神経がおかしい(乱れる)原因と整える4つのコツを解説!

スポンサーリンク


野菜不足

野菜が不足することによっても、便が細くなったり量が少なくなってしまいます。

病気ではありませんが食生活が乱れていることを示しています。

それでは野菜をたくさん食べればこの症状は改善するかというと、摂取する野菜によっては効果があるどころかいつまでたっても良くなりません。

野菜

野菜には食物繊維が含まれており、これが便秘の解消に効果があるというのはよく聞く話ですが、食物繊維には水溶性(水に溶けやすい)食物繊維と不溶性(水に溶けにくい)食物繊維があります。

水溶性食物繊維は昆布やわかめ、葉物野菜などに含まれており、腸内の水分を取り込むことで便を柔らかくする効果があります。


不溶性食物繊維はとうもろこしやさつまいも、きのこ類やかぼちゃに含まれていて、腸内で水分を吸収し便の量を増やす効果があります。

この効果が便秘の解消に一役買っているというわけです。


さて、野菜不足によって便が細い、量が少ない人は不溶性食物繊維が足りていないということなので意識して上に挙げた野菜を摂取するようにしましょう。

しかし、水溶性食物繊維が足りないと便が固くなってしまい、切れ痔を引き起こすこともあるのでバランス良く食べるようにしましょう。



関連記事:コロコロとした便が続くのは水分不足が原因?気になる病気も解説!

スポンサーリンク


まとめ

ここまで、3つの便が細くなる原因についてご紹介しました。

大腸ガンは命にかかわる重篤な病気です。最近、便が細い、量が少ないと感じている場合は一度大腸の検査を受けることを強くお勧めします。

検査の結果何事も無ければ安心ですし、仮に異常が見つかった場合も早期発見ができることはその後に大きく影響してきます。

便は病院の検査にも使われるほど体の状態を反映するものなので、なにかおかしいと感じたら一度、病院に行ってみましょう。


このページの先頭へ