パブロンの眠気以外の副作用や種類について!子供も服用できるの?

パブロンの眠気以外の副作用や種類について!子供も服用できるの?

パブロン


「効いたよね早めのパブロン!!」のCMでもよく知られていて、のどの痛み、せき、鼻水、頭痛、発熱、寒気、関節の痛みなどの風邪全般の症状に対して、幅広く効果がある市販薬の「パブロン」。


ドラッグストアなどでも購入できる、市販薬として昔からよく使用されています。


そんなパブロンですが、薬である以上副作用や服用に注意が必要なこともあります。

ここでは、パブロンについて注意したいことなどを書いていきますので、服用の際に参考にしてみて下さい。

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パブロンの種類

まずは、パブロンの種類から見てみます。パブロンの種類は

<大人から子供まで飲める風邪薬>
  • パブロンSゴールドW微粒
  • パブロンSゴールドW錠
  • パブロンSα微粒
  • パブロンSα錠
  • パブロンゴールドA<微粒>
  • パブロンゴールドA<錠>
<大人専用の風邪薬>
  • パブロンエースAX微粒
  • パブロンエースAX錠
  • パブロン50顆粒
  • パブロン50錠
<子供専用の風邪薬>
  • パブロンキッズかぜシロップ
  • パブロンキッズかぜ微粒
  • パブロンキッズかぜ錠
  • こどもパブロン坐薬
<せき止め用の薬>
  • パブロンせき止め液
  • パブロンSせき止め
<うがい薬>
  • パブロンうがい薬AZ
と沢山の種類が発売されています。(2015年12月14日時点)

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それぞれの有効成分など

それでは、それぞれがどの様なタイプの薬なのかを見ていきたいと思います。

SゴールドW
まずは、SゴールドWシリーズですが、微粒タイプと錠剤タイプがあり、有効成分は同じです。SゴールドWシリーズは

せき・たんに有効である、アンブロキソール塩酸塩、L-カルボシステイン、ジヒドロコデインリン酸塩とのどの痛みや発熱に有効である、アセトアミノフェン。


そして、くしゃみ・鼻水に有効なクロルフェニラミンマレイン酸塩、ビタミン補給のリボフラビンといった成分からできています。


6種類の有効成分が配合されていて、どちらかというと、風邪の引き始めに有効な薬で、症状としては幅広い風邪全般の症状に作用することが期待できます。

8歳から服用することができます。

パブロンSα
こちらの薬も、風邪全般の症状に効果がある薬ですが、ブロムヘキシン塩酸塩というたんを出しやすくする成分が入っていて、8つの有効成分が配合されているなど、微妙ですがSゴールドWとの違いがありあります。


微粒タイプであれば1/4包みにして1歳から服用でき、その点もSゴールドWと違うところです。

パブロンゴールドA
こちらの薬も、風邪全般の症状に効果がある薬です。

グアイフェネシンといった成分が、のどに付着した原因物質の排出を助け、風邪の症状を和らげてくれます。

こちらのタイプも、1/4包にして1歳から服用可能です。

パブロンエースAX
これまで書いたシリーズとは違い、服用は15歳以上からとなります。

そしてパブロンエースAXは、数あるパブロンの種類の中でイブプロフェンという、発熱、頭痛、のどの痛みに作用する成分が唯一入ったシリーズでもあります。


大人で熱や痛みがひどいときは、選ばれる製品です。

パブロン50
こちらのシリーズも15歳以上からの服用となります。

このパブロン50は眠気や尿の出にくさの原因となる抗ヒスタミンや、便秘を起こしやすいジヒドロコデインリン酸塩などの代わりに、生薬エキスを配合した薬です。


これまで、パブロンを飲むと眠くなるといった方はこちらを選んでみるのも良いかと思います。

パブロンキッズかぜ
大人用のパブロンが続きましたが、子供用のパブロンもあります。

パブロンキッズかぜが子供用の薬です。子どもの眠りを妨げる原因となる、カフェイン、dl-メチルエフェドリン塩酸塩が配合されていないのが特徴のく薬です。


微粒タイプであれば、1/2包みにすることで1歳から服用可能です。

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副作用

さて、ここまではパブロンの種類(風邪薬)とそれぞれの違いについて書いてきましたが、副作用についても書いていきたいと思います。


パブロンを服用することで、おこるかもしれない副作用としては

<主なものは>
  • 眠気
  • 口の渇き
  • 便秘
  • 胃痛、腹痛
  • 食欲不振
  • 吐き気
  • 発疹
  • かゆみ
などがあり

<重篤なもととしては>
  • アナフィラキシーショック
  • 蕁麻疹
  • 息苦しさ
  • 動悸
  • 意識混濁
などがあります。


また、薬にアレルギーがある人、妊娠している人や心臓病、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍の人も服用には注意が必要となりますので、主治医の診断を受けて下さい。

中毒症状?
薬物依存には、風邪薬がメインの依存症もあり、1日に1瓶の風邪薬を服用したりする依存症の人もいます。

重症化すると2~3時間おきに服用していないと、禁断症状が出てきたりすることもあり、市販で販売されている薬でも、使用方法を間違うと大変危険です。


そして、大量にのみ続けると肝機能障害をおこすリスクもありますので、たかが風邪薬と甘くみるのはよくありません。

まとめ

少し風邪気味のときなどに、市販薬の風邪薬は大変便利でよく服用される方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、市販薬の中でも有名なパブロンについて書いてきました。


沢山のシリーズがありますが、それぞれの特徴をよく理解して購入することが大切です、ドラッグストアにいる薬剤師さんと相談して購入するとよいでしょう。


また、服用の際には用法・用量を守り、しばらく服用しても症状が改善されない場合は病院へ行くようにして下さい。

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