金パブ中毒に要注意!風邪薬の飲みすぎは依存症になる?

金パブ中毒に要注意!風邪薬の飲みすぎは依存症になる?

金パブの依存性


風邪をひいた時、風邪気味の時に病院に行かずに、市販の風邪薬を服用して済ませる方が多いともいます。

市販の風邪薬はドラックストアなどで手軽に購入できますので、非常に便利な薬です。


しかし、服用の仕方を間違うと思わぬ危険性もあります。

今回の記事では、風邪薬を服用する際に気をつけてほしい中毒性について書いていきます。

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パブロンの効果や副作用

まずは市販の風邪薬の中でも有名な「パブロン」について解説します。

「パブロン」は風邪薬と鼻炎のお薬があります。テレビのCMでおなじみのお薬は「パブロンゴールドA」というお薬で、細粒と錠剤があります。

鼻の炎症を抑え、痰を出しやすくする成分など、風邪の諸症状を和らげる成分やビタミンB1・B2などを含んでおり、せき・たん・のどなどの痛みなどの、風邪の諸症状に効果があります。


尿が黄色くなることがありますが、これはビタミンB2の成分によるもので心配はいりません。

1歳から服用することができます。

鼻炎の薬は、急性鼻炎・アレルギー性鼻炎の諸症状を緩和させますが、15歳以上からの服用になります。

同じパブロンシリーズでも、用法、用量、服用年齢など違ってきますので、注意をしましょう。



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期待できる効果

金パブの依存性


パブロンゴールドAの効用は風邪の諸症状の緩和で、せき、痰、喉の痛み、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、寒気、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛みなど一般的な風邪の症状全般に効果が期待できます。

服用に注意のいる方(パブロンゴールドA)

  • 1歳未満は服用できません
  • 妊婦は医師・薬剤師に相談のもとに服用してください
  • 授乳婦は服用できますが、授乳を避けるようにします
  • 医師または歯科医師の治療を受けている人
  • 高齢者
  • 薬などによってアレルギー症状を起こしたことがある人
  • 高熱や排尿困難の人
  • 甲状腺機能障害・糖尿病・心臓病・高血圧・肝臓病・腎臓病・胃・十二指腸潰瘍・緑内障の人

過去にパブロンゴールドAを服用し、または、成分、鶏卵によってアレルギー症状を起こした人は服用できません。

また、パブロンゴールドAや他の風邪薬、解熱鎮痛薬を服用して、喘息をおこしたことが、ある人も服用できません。



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副作用

パブロンゴールドAの副作用としては、便秘・口の乾き・眠気・発疹・発赤・かゆみ・吐き気・嘔吐・食欲不振・めまい・排尿困難・過度の体温低下・口内炎(AX錠)などがあります。

5・6回服用しても症状が改善しない場合は服用を中断しする、副作用が出たら、添付文書をもって医療機関を受診するなどの対処が必要です。

併用禁止
  • 他の風邪薬・解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬・乗り物酔い薬・アレルギー用薬)

  • 服用後、乗り物や機械類の運転操作をしないでください(眠気などがあらわれる可能性があります)

  • 授乳中の人は服用しないか、服用する場合は授乳を避けるようにしてください

  • 服用前後に飲酒しないこと

  • 長期連用しないこと



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中毒について(金パブ中毒)

金パブの依存性


パブロンゴールドA錠を頻繁に使用することで手放せなくなり、毎日大量摂取してしまう、依存者がいらっしゃいます。

パブロンゴールドA錠に入っている成分の、「ジヒドロコデインリン酸塩」は本来、せきを鎮める成分なのですが、せきは脳内の、「咳嗽中枢」(がいそうちゅうすう)という神経中枢がコントロールしています。


咳嗽中枢の働きを抑えることで「ふわっと気持ちが良い」という感覚に陥ってしまう人が、依存してしまいます。

コデイン類はアヘン由来の成分で「麻薬性中枢鎮咳薬」に分類されます。

これが依存性の原因とされていますが、ドラッグのように一生を棒に振るかもしれません。

箱や、添付書に書かれている用法用量は絶対に守るようにして下さい!特に多めに服用することは大変危険な行為です。


服用を続けても効果が得られない時は、服用をやめてすぐに病院に行って下さい。

パブロンゴールドA錠だけでなく薬は適切な量を服用しましょう。

市販で購入できる薬ですが、薬ですので正しい使い方をしないと大変危険です。



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まとめ

パブロンゴールドAを中心に説明してきました。

その背景には、「金パブ中毒」といわれる、依存者がおられるからです。

他の風邪薬や咳止めもそうなのですが、成分に少なからず、そういった成分が含まれています。

また、液体の咳止めなら、ドラッグストアで購入し添付書をよく読まずに、ドリンクのように飲んでしまわれる方もおられる状況です。(これも大変危険な飲み方です)

風邪薬はあくまで、風邪の諸症状を緩和させるためにあるので、誤った使い方をして、一生を棒に振ることはないようにしましょう。

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