カロナールの副作用は?長期服用は危険?子供に飲ませても大丈夫?
病院でカロナールという薬を処方された、
ドラッグストアーで鎮痛剤を選んでいる時にロキソニンやバファリン・イブなどの横に並んでいる「カロナール」鎮痛剤の一種らしいがこれはどの様な薬なのか??
ロキソニンやバファリンとは何が違って、どの様な効果・効能が期待でき、副作用や服用の際に気を付けたい事なども気になる所です。
また、子供に飲ませても大丈夫なのかも、親御さんにとっては確認しておきたいところだと思います。
今回の記事では、カロナールについて、書いていきますの参考にしてみて下さい。
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カロナール
「カロナール」は解熱消炎鎮痛剤です。皮膚の血管を広げて熱を拡散させる作用や、脳の痛みの感受性を低下させる作用があります。
カロナールは対症療法薬なので、熱や痛みの原因をそのものを治すことはできません。
効果は緩やかで副作用は少なく、長期服用も比較的安全です。海外では、各種疼痛の基本薬として、広く用いられています。
軽度から中等度の広範な痛みに適用可能です。開発が古く安価なのも利点です。
また整形外科の領域を含め鎮痛薬として処方される機会も増える薬です。
カロナールは、ステロイド性抗炎症薬です。
アセトアミノフェンという成分が含まれており、脳の中枢神経や体温調節に作用に解熱消炎鎮痛剤の効果を示します。
また、「ロキソニン」は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の部類に入ります。
他にアスピリン、イブプロフェンの成分の入った薬剤もNSAIDsですが、こちらは、体内の「痛み、炎症、発熱」などを引き起こす物質(プロスタグランジン)が作られるのを抑えることで腫れ、炎症、発熱などを和らげ熱を下げます。
NSAIDsの成分が入っている解熱消炎鎮痛剤は効果や強い痛みに効きますが、高齢の方や妊婦、15歳以下の子供は服用はできません。
一方、カロナールは、比較的安全と言われてますので、赤ちゃんから高齢の方まで幅広い年齢層の方に、処方できます。
関連記事:ロキソニンの効果や持続時間・副作用が知りたい!腰痛にも効く?
どのような症状に処方されるのか
- 発熱(インフルエンザ・風邪)
- 頭痛
- 歯痛
- 生理痛
- 変形関節症
赤ちゃんや子供には坐薬で処方されます。妊婦も服用できます。授乳婦も服用できます。
ただし、妊婦には医師の判断が必要となります。
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カロナールの効用
インフルエンザにおいては、他の解熱消炎鎮痛剤よりアセトアミノフェン成分の、カロナールが、インフルエンザ脳症がおこるリスクが少ないので、解熱消炎鎮痛剤として処方されます。最近では変形関節症で整形外科でも用いられるようになりました。
子供に解熱消炎鎮痛剤を処方する際はアセトアミノフェン成分のカロナールが、処方されます。
炎症が強い腫れ(リウマチ)など強い炎症の痛みをとるのは向かない薬です。
服用に注意のいる方
- 喘息やアレルギーのある人は医師に相談してください。
- 胃腸の弱い人、腎臓、肝臓の悪い人など持病の持っている人は、医師に相談してください。
- 市販薬や服用中の薬を服用中の人は医師に相談してください。
- 血液の病気の人は医師に相談してください。
- 心臓病の方は医師に相談してください。
アスピリン喘息(鎮痛剤や解熱剤で誘発され喘息発作が出る)方は服用できません。
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服用の際の注意点
- 市販の風邪薬や解熱消炎鎮痛剤の多くにアセトアミノフェンが配合されているため、重複するので避けてください。
- 血栓の薬(ワーファリン)の作用が増強するおそれがあります、他にも、併用に注意がいる薬があるので必ず服用中の薬は医師に伝えてください。
- 飲酒は控えてください。アルコールは胃腸や肝臓の副作用を出しやすくします。
- 多めの水で飲んでください。胃の負担が少なくなります。
- 発熱で服用する場合、目安は38.5°以上、熱が上がりきってから飲む方が良いです。
- 整形外科(変形関節症など)で慢性疾患で高用量を長期服用する際は、定期的に肝臓の検査をします。
関連記事:バファリンとイブの違い!鎮痛剤の成分について解説!
カロナールの副作用
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 嘔吐
- 肝臓の調子が悪くなる
- 発疹
- 蕁麻疹
整形外科で長期服用されてる方、栄養状態の悪い方、飲酒量の多い方は肝臓への副作用がでることもありますので注意が必要です。
まとめ
解熱消炎鎮痛剤にも様々な種類があります。今はドラッグストアで簡単に手に入ることが、できます。
カロナールは安全で副作用も少なく、幅広い年齢層、妊婦や授乳婦の方でも、服用できますが、持病を持っているや妊婦の方は自己判断せずに、医師に相談の上、服用するようにしましょう。
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