腰をひねった後に痛みが続く!単なる捻挫ではない3つの症状!

女性


日常生活の中で、ちょっと脇のものを取ろうとした時に、腰に痛みを感じる方はいらっしゃるでしょうか。

腰は皆さんが思っている以上に多くの役割を果たしており、腰痛は生活の質を低下させてしまいます。

そこでこの記事では、腰をひねった際に痛みが出る疾患についてご紹介します。

腰骨の構造

我々が背骨や腰の骨と呼んでいるものは椎骨という骨がいくつも連なってできています。

頸部、胸部、腰部のそれぞれで頚椎(7~8個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)と呼ばれます。


そして、椎骨は前後で働きが異なり、前の方は椎体と呼ばれる構造が上下方向に連なっていることで首や上半身を支えています。

後ろの方は椎体に弓がくっついたような構造(椎弓)をしており、椎弓が上下方向に並んで中空の筒(脊柱管)を作っています。

この脊柱管の中には脳から伸びる脊髄が入っています。

脊髄からは種々の運動神経や感覚神経が出ているため、椎骨に異常が生じると腰椎であれば足のしびれや運動麻痺がみられることがあります。

背骨

腰椎分離症

小学校高学年から高校生くらいで、スポーツを習慣的に行っている子供に多く見られる疾患です。

特徴的な症状としてクラブ活動をしている最中に急激な痛みが発生し、腰を反らしたりひねったりすると痛みが強くなります。


また、授業中など長時間座っている時に姿勢を保つことが辛いというようなことがあります。

発症の多いスポーツとしてはバレーボールやサッカー、バスケットボール、野球、体操競技など腰を使った動作が多い競技が挙げられます。


この疾患では腰椎が椎弓の部分で折れてしまい、分離しています。

成長期には気づかれずに、大人になってから腰のレントゲンを取った際にたまたま発見されることも少なくありません。

治療としては成長期の場合骨の成長を期待して、数ヶ月から半年間コルセットをつけて安静にすることで折れた部分が癒合することを目的にします。

我慢すれば運動ができるからとスポーツを続けていると、他の部分にも負荷がかかってしまいさらに重症な状態になってしまうので、早めに整形外科を受診しましょう。


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腰椎変性すべり症

なにかしらの原因によって椎骨が前後にずれることにより、脊柱管が狭くなり対応する神経の障害症状が見られます。

多くは加齢に伴って発症します。

お尻から足までの感覚が鈍くなったり、しびれがある、足が動かしづらい、というような症状が主として現れてきます。

腰に痛みを感じることは比較的少ないです。


脊柱管が狭くなるという意味では腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症といったものも同じような症状を呈してきます。

検査としてはレントゲン検査によって腰椎がずれていることを確認し、MRI検査によって脊髄の圧迫の程度を評価します。


薬や腰椎の牽引等により症状の緩和を図りますが、それらでも症状が良くならない場合には手術が行われることがあります。


神経の圧迫の程度により圧迫を解除するだけのこともあれば、ずれている骨をもとに戻した上で固定するというような手術も行われます。


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変形性関節症

男性


こちらも多くは加齢に伴って椎骨に異常が生じてきます。

椎骨と椎骨の間には椎間板があり、クッションの役割を果たしていますが、年を取ってくると椎間板がどんどん薄くなってしまい、椎骨同士がぶつかるようになってしまいます。


すると椎骨に骨棘と呼ばれる「とげ」のようなものができてきます。

特に腰椎については椎骨の中でも最も負荷のかかる場所で、さらに前後や回転方向に運動をするので発症しやすいといえます。


進行が早期の場合は無症状のことも多く、さらにレントゲン写真上では非常に進行していても、特に痛みを感じていないこともあります。


症状がない場合には特別治療をすることはしませんが、痛みがある場合にはコルセットを巻いて固定をしたり、リハビリによって症状の改善を図ります。


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腫瘍の骨転移

腰をひねったときに限らず痛みが発生しうるものです。

骨では血液の成分である赤血球や白血球、リンパ球などが作られています。

すなわち、骨にも血管が通っています。

ですので、悪性腫瘍が血液の流れに乗って骨に転移してくることがあります。


基本的にはどの部位が原発巣(げんぱつそう)であっても、血流さえあれば転移を起こします。

悪性腫瘍の特徴として急激な体重減少をきたすことが多いです。


腫瘍は細胞増殖がコントロールできなくなってしまった状態で、エネルギーを大量に消費するので蓄積した脂肪を分解することでエネルギーを作り出しており、そのために体重が急激に落ちてしまいます。

女性などはダイエットが成功したと喜ぶかもしれませんが、特に激しい運動や食事制限をしていないのにも関わらず1ヶ月に5kgも減量していたら何かがおかしいと思うべきです。


また、骨転移を起こしている場合ほぼ例外なくステージ4となり、手術は行われず抗ガン剤による治療およびオピオイドによる痛みの除去などが行われます。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

腰を捻った時限定で痛みを感じるものは、やはり部分的に骨などの損傷が見られます。

痛みがなかなか引かない場合には、早めに整形外科を受診するようにしましょう。


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