尾てい骨をぶつけたら後遺症はある?排尿異常が出たら要注意!

尾てい骨をぶつけたら後遺症はある?排尿異常が出たら要注意!

お尻


転んで尾てい骨を強打して痛い思いをしたことはありませんか?

尾てい骨は背骨の一番下の骨で、仙骨の下に位置する逆三角形をした骨です。

この骨は人間にしっぽがあった時の名残であるともいわれています。


尾てい骨を強くぶつけると、骨折したり内側に曲がってしまったりすることもあります。

この記事では、ぶつけた後どのような症状が出るのか、また後遺症としてどのようなものがあるのかについて解説をしていきます。

尾てい骨とは

骨盤


尾骨は一般的に「尾てい骨」と言われています。尾てい骨は骨盤の骨の一部で、左右の寛骨の間に仙骨があります。

仙骨は腰からお尻にかけての骨です。仙骨の下に位置しているのが尾てい骨です。


尾てい骨には「恥骨尾骨筋」と「腸骨尾骨筋」が付着しています。


これらの筋肉は「骨盤底筋」と言われ、骨盤の底にありハンモックのように内臓を下から支える大切な筋肉です。

また、骨盤底筋は肛門や尿道の働きにも深くかかわっています。

尾てい骨の周りからは「尾骨神経」が出ており、肛門周囲の感覚をつかさどっています。



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尾てい骨の打撲

尾てい骨を物の角などにぶつけたり転倒した場合、打撲をおこすことがあります。

打撲は皮下組織や筋肉が損傷することを言い、場合によっては皮下出血をおこすこともあります。


打撲した部位は炎症をおこすため、腫れたり熱を持ち痛みを伴うこともあります。


打撲部位の炎症を最小限に抑えるため、「RICE処置」を行うことをお勧めします。

RICEとは、安静(Rest)、冷やす(Icing)、圧迫(Compression)、患部を心臓より上にあげる(Elevation)の頭文字をとったものです。


打撲したときは、なるべく早めに冷やし圧迫して安静にすることが炎症を抑えることにつながります。



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尾てい骨の骨折やひび

お尻


日常生活で転倒したり、スノーボードなどのスポーツをしている時に尻もちをついて尾てい骨を強打することがあります。


尾てい骨を骨折すると、歩行時の痛みは強くないが座ると痛みが増す、うつぶせになると痛みが増す、排泄時に痛みが増すなどの症状が現れます。


骨折の場合も「RICE処置」を行うことで骨折部周辺の炎症を抑えることができます。

骨折した場合、手術することはまれで、ほとんどの場合は安静にすることが治療となります。


数週間から数ヶ月で骨折は良くなることが多いのですが、中には長い時間かかる人もいます。

骨折が疑われる場合は、なるべく早めに受診するようにしましょう。



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尾てい骨を強打した場合の後遺症について

排泄障害について

尾てい骨の周りには尾骨神経があり、肛門周囲の知覚をつかさどっています。


そのため、尾てい骨を強打したことにより神経に障害がおこると、神経が麻痺したり鈍くなってしまうため、排泄障害がおこることがあります。

また、骨折した尾てい骨が肛門を圧迫してしまうことがあります。

すると、便のとおりが悪くなり便秘になってしまうのです。
 

神経障害について

尾てい骨の周りの尾骨神経に障害がおこると、尾てい骨の周りに麻痺が出ることにより感覚の異常や感覚が鈍くなることが生じる可能性があります。

さらに筋力が低下する場合もあります。

尾てい骨には骨盤底筋と言われる内臓を支える大切な筋肉があります。

その筋肉の力が低下すると、尿漏れをおこしやすくなったり、腹筋の力が弱くなり姿勢が悪くなることにもつながります。

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激しい痛みを抑えるために

尾てい骨を骨折すると、痛みが強くなる場合があります。

痛みを和らげるために、骨盤矯正ベルトなどを使用することをお勧めします。ベルトできつく固定することにより痛み和らぐ場合があります。


また、カルシウムやたんぱく質を積極的に取り入れ、骨の結合を促すと良いでしょう。

カルシウムなどが効率よく吸収されるためには、バランスの良い食事を心がける事も大切です。

座るときは、ドーナツ状の円座と言われるクッションを使用すると良いでしょう。

真ん中が開いていることにより、尾骨が椅子やクッションに直接触れないため痛みが和らぎます。



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まとめ

尾てい骨は、人間にしっぽがあった時の名残であると言われていますが、排泄に関わる神経や筋肉が付着する大切な骨です。


尻もちにより骨折や打撲がおこりやすく、排泄障害などにつながる恐れもあるため注意が必要です。

尾てい骨を強打した場合は、「RICE処置」を行い、患部の炎症を最小限に抑えることが大切です。

骨折した場合の治療も安静が基本ですが、後遺症を予防するためにもなるべく早めに整形外科を受診することをお勧めします。



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